本日、予約を入れていた「認知機能検査」の会場である自動車学校へ行ってきました。
認知機能検査は2回目になります。
集合は12:50でしたが、ペーパー試験(検査)の始まる13:15までに、手数料750円の支払いや免許証提出による本人確認、免許証内容印字済の書面(申込書)に記名する手続きがありました。
参加者は12名でした。内女性は一人。
対象年齢は76歳以上になりますが、見た目では80歳代と思われる人はいませんでした。
つまり、76歳~80歳?までの高齢者が集まったという印象でした。
私が言うのもなんですが、まさにジジババの集まりで、あくまで見た目ですが、本当に運転大丈夫かなと思われるような人もいました。シャキッとした方も見受けられましたが、気持ちだけは若いつもりでも、若い人から見れば、私も高齢者の括りで見られているのだろうなと思います。
凛としたシルバーに見られたら言うことないのですが・・・(^^)
検査(試験)の始まる前に、注意事項の説明があったのに、案の定 守らない掟やぶりの人たちが数人いました。何を聴いていたのかと思ってしまいます。
「認知機能検査」の内容は、以下の通りすべてペーパー試験で行われます。
①検査を受ける日の日付・曜日・時刻を答えます(時計描写)
②絵を記憶し、あとでその名称を答えます(手がかり再生)
③指定した時刻の時計の絵を描きます(時間の見当識)
②は、試験官が示す16枚の絵を記憶するのですが、最初はヒントなしで覚えている絵(順不同OK)を書き出します。次に、「介入課題」としてランダムに並んだ数字に対して、試験官から指示された数字に鉛筆で斜線を入れるものがあります。今回は「2」と「3」の数字に斜線を入れるよう指示がありました。前回は1回目の指示で終わりましたが、今回は、さらに「1」「6」「9」の3数字に斜線を入れるよう2回目の指示がありました。その後に、ヒントありで記憶した絵の名前を書き出してゆきます。
要するに、かく乱戦法であります。別な作業で頭を使っても、支障なく絵を覚えているかということです。私の場合、ヒントなし、ヒントありも、同じ16枚の絵を漏れなく書き出しました。
勘違いが、絶対ないとは言えませんが、正しくは総合判定を待つしかありません。ちなみに前回の「認知機能検査」の総合点は98点でした。一枚だけヒントなしの絵が思いだせないのが減点となりました。
総合判定は10日~2週間後に公安委員会から講習等連絡書が送られてきます。
総合点により高齢者講習の受講時間や費用が違います。総合点76点以上は2時間講習(5,100円)、76点未満(7,950円)は3時間講習となります。
連絡書を受け取ったら、内容を確認し、次の高齢者講習(実技あり)の予約を近隣の自動車学校に入れます。講習を受けた自動車学校から「高齢者講習修了証明書」が交付されます。
誕生日前に免許センターから送られてくる「運転免許証更新連絡書」と公安委員会交付の「高齢者講習修了証明書」をもって、免許更新の手続きを行います。
つまり、76歳以上の運転免許更新には「高齢者講習」に「認知機能検査」が加わります(70歳~75歳までは「高齢者講習」のみ)。
認知機能検査詳細は「高齢運転者支援サイト」を参照してください。