1950年代後半から1960年代は、フランスやイタリア映画全盛の時代でした。
映画や音楽、映画主題歌・シャンソンやフランス・ポップスなどずいぶんとヒットしました。
美女がフランス語で唄う歌が、当時とてもお洒落でキュンと感じたものです。
この頃、シルヴィ・ヴァルタンが出演した映画「アイドルを探せ(Cherchez l’idole)」の主題歌 ”La plus Belle pour Aller Danser” もそのひとつで、日本だけで100万枚以上も売れた大ヒット曲です。直訳すると「踊りに行くためにもっとも美しく」なのですが、日本では映画タイトルと同じ「アイドルを探せ」の曲名で大ヒットしました。
実は、9年前(2010年6月)に「アイドルを探せ」を編集して主題歌と共に動画をアップしたのですが、音楽はSME(ソニー・ミュージック・エンターテーメント)に著作権があるものの、収益化が著作元になることで(コマーシャルが流れる)OKだったのですが、映像に著作権をもっている映画会社の申立てでブロックがかかりました。
そこで映像は静止画でスライドショーに仕立て、BGMとして彼女の歌を流す形をとりました。
音楽に対してSMEに著作権はあるものの収益無効化(著作権元が収益化)でOKとなりました。
このスタイルで9年6ヶ月間は問題なかったのに、先日突然「すべての国でブロック」がかかりました。
※ ブロックはメール連絡がある訳ではないので、自分でチャンネル内の動画をチェックする必要があります(動画削除はメール連絡あり)
YouTubeで突然のブロックは驚くこともないのですが、当初問題なくてもアクセス数が増えるとブロック(「一部の国」と「すべての国(全世界ブロック)」の二通りあり)されたり、音声ミュートがかかったりすることは珍しくありません。アクセス数もそれほど増える訳でもなく問題ないと思っていたのに・・・ダメでした。アップから最長で5年経過した動画がブロックされたことはありますが、9年以上経過したもののブロックははじめてです。
4年間で450万回以上のアクセス数があった動画を突然ブロックされたこともあります。
動画削除はもちろんのこと複数回のアカウント停止、一部の国またはすべての国のブロック(全世界ブロック)、音声ミュートなどすべての洗礼は経験しております^^;
著作権元の意向だと思われますが、稀にブロックや音声ミュートは、数年経って解除されることもあります。
削除の場合は、ペナルティがあり、3回削除があると全動画の削除共にアカウントが停止されます。それを考えると、ブロックの場合は、ペナルティの対象にはなりません。
動画ブロックは、対象国の視聴者に対して見れないだけで、提供者のアカウント停止に繋がることはないので、その点はマシかもしれません。
第三者に著作権のあるコンテンツを使っているのでやもえないとはいえ、収益化している訳でもなく当時をなつかしく思って貰うために紹介しているのに、50年以上前の歌にきびしく対応することはいかがなものかと思ってしまいます。
いつも思うのですが、国内において削除された同じ音楽はほかにもアップされているのに、削除されていないものがあるから不思議です。何が基準になっているのよく判りません。