「僕は君に喪主をやってほしい。 名古屋で葬式をやりたい。
だから正式に籍を入れてほしい。 息子には僕から手紙を書くから。
あなたは商売柄、僕と結婚すると迷惑になるかもしれないけど、
僕は、ぜひ君と結婚したいんだ。」
亡くなる2週間前にある女性に告げたプロポーズの言葉だそうです。
最高視聴率40%を越えたこともあった「ザ・ガードマン」や山口百恵さんと共演した「赤いシリーズ」、最近では「渡る世間は鬼ばかり」など数々のテレビドラマで活躍した俳優宇津井健さん(82才)が、14日慢性呼吸不全で亡くなった。
プロポーズの言葉を告げられたお相手の女性とは、名古屋で高級クラブ「なつめ」オーナ加瀬文恵さん(80才)ということが報じられています。政界・官界・財界のトップが集うところで著名人で知らない人はないそうで、他にも日本料理店・スポーツクラブなども経営している実業家であり、女優としての顔をもつマルチな女性です。
出会いは40年前で、彼女が宇津井健さんのファンだったことから写真を一緒に撮ったのがきっかけだそうです。 9年前の再会を機に奥さんが亡くなって1年経った頃から内縁の妻のようなおつきあいをされていたようです。
宇津井健さんの再婚には、長男夫婦や親族も賛成だったそうですが、死期を悟った82才の男性が80才の女性にプロポーズ! 亡くなる数時間前に入籍を果たし、妻になったことを確認し静かに息を引きとったと言う・・・まるで映画を地でゆくような情景に涙がでてしまいます。 なんと素晴しい恋なのか! きっと支えてくれた彼女へのけじめだったのでしょうね。
昨今、自分の子供の年齢くらいの若い女性と結婚した芸能人を同世代の男性から羨望の眼で見られたりするが、宇津井健さんの凛としたスタイルはまさに大人の恋~かっこ良すぎます。 もう手遅れだけどこういう恋にあやかりたいものです(笑)