日別アーカイブ: 2024年9月2日

納車後5ヵ月カローラーツーリング 走行レビュー2340km 乗って楽しい車

今年3月30日に納車されたカローラーツーリング(G)に毎日乗っていますが、はや5ヵ月が経過しました。毎日乗るものの、カミさんの買い物等による街乗りが多いので、まだ2300km少々で、車格からすれば、少々もったいない乗り方をしています。買い物だけならアクアかヤリスでもよかったかもしれませんが、やはり 車に乗ることが好きなので、トータルで判断しこのモデルになりました。

今月の半年点検では3000キロに満たないかもしれません。写真も趣味の一つなので、若いときは一人でも撮影スポットに遠出していましたが、81歳を超えるとフットワークが重たくなるのは否めませんw

最近の車は、国交省からアクセルとブレーキの踏み間違いによる自動ブレーキの義務化もあり、安全運転をサポートする先進機能を持った車が、一般的になりつつあります。

カローラツーリングも例外ではなく、2022年10月のビッグマイナーチェンジで、Toyota Safety Sense(トヨタセフティセンス)の刷新、改良されたパワートレインや最新の電動モジュール(ハイブリッド車)を装備しています。

冒頭の写真は、メーター内に運転支援のアイコンが並んでいますが、カロツーGの設定画面一部です。私の場合、感度は3段階の真ん中で、すべてオンにしております。こんなもの最初は不要と思っていましたが、一度体験すると高齢者には必要な運転支援だと感じました。

何も知らない人が、もしこの車に乗ったと仮定したら以下のような体験をすることになります。

運転席に座り、ブレーキペタルを踏みながら「スタート」釦オンでシステムが起動(パーキングブレーキはかかったまま)、スタンバイ状態なので、ウンともスンともいいません。安全ベルトを装着後、Dドライブに入れ、アクセルペタルを踏み込むと、パーキングブレーキ解除(電動パーキングブレーキ:サイドブレーキや足踏み式のブレーキはありません)と共に車が動きはじめます。アクセルペタルの踏み具合に応じてエンジンがかかりパワーアップ~大きく車が前進。走行中は状況によりエンジンがオン・オフします(タコメーターやエンジン音でわかりま)。

毎回バッテリー走行比率は、全走行の70%以上です。比率が高いほど燃費が良くなります。エンジンオフ時にその割合やリッター当りの距離などをメーター内に表示してくれます。

走行中に、前を走る車に近づくと(一定の距離以下になると)自動ブレーキがかかり減速します。万一わき見していても追突することがありません。自動ブレーキが働くとドライバーにもすぐ分かるので追突未然防止になります。そのまま突っ込んだとしても、緊急自動ブレーキがかかります(アクセルとブレーキの踏み間違いを含む)。

走行中、左側にバイクや歩行者など一定以上近づくと、ハンドルが勝手に右側に少し切られ避けてくれます。一般道でもセンターラインからずれるとアイコンにて警告表示(警告音は出ない)と共に、ハンドルが勝手に戻すように働きます。

道路標識(一時停止や最高速度・車両進入禁止など)をメーター内とナビの地図上に表示、一時停止がある場合、事前に音声で知らせてくれます。

信号待ちで、「ブレーキホールド」をオンにするとブレーキペタルから足を離しても一時停止を保持します。その間ストップランプも点灯。

信号機のあるところで赤から青に変わったのに、うっかり前に進まない場合、警告してくれます。
また、目的地検索はもちろんのこと、エアコンの温度設定や窓の開閉など音声で操作可能。

目的地に着き、駐車場に駐車する場合、フロント側、リア側に障害物があると距離に応じて、違う警告音になります。必要以上に近づくと緊急ブレーキが作動します。駐車を終えてチェンジレバーをPにすると、自動で電動パーキングブレーキが作動します。

運転支援(安全機能)システムが必要に応じて作動し、時に警告音や警告表示で注意喚起したり、システムを作動させるので、ぶつからない車になっているのです。走行中、さまざまなシチュエーションで運転支援が作動し、車の賢さに楽しくなるのです。

高速道路では、レーダークルージングアシストにより、速度設定・車間距離を設定すれば、前車に追従して走行、前の車の速度に応じて追従。前車が停止すれば自車も停車。アクセルを踏むと再開。ブレーキを踏んだり、キャンセル釦で解除されます。これらを体験すると安全機能が装備されていない車には乗れなくなります。疲労感が全然違います。

車にはミリ波レーダーと単眼カメラが装備され、さらにフロント部とリア部には各4つのセンサーがついています。これらセンサーを利用してトヨタセーフセンスは、以下の安全機能支援を標準装備しています(詳細は省略)。名称は、自動車業界で統一されていないみたいです。

PDA プロアクティブドライブアシスタント
PCS プリクラッシュセーフティ
LTA レーントレーシングアシスト
LDA レーンディーパーチャアラート
AHB オートマティックハイビーム
RSA ロードサインアシスト
TMN 発進遅れ告知機能
PKSB パーキングサポートブレーキ
レーダークルーズコントロール

その他、10.5インチモニター装着(メーカーオプション)で前方(1920×1080)・後方(1280×720)のドライブレコーダーを標準装備。録画映像はモニターに表示させたり、スマホに転送もできます。

離れたところからスマホで車の状態をチェックできます。例えば、ドアロックや窓の開閉を忘れたりするとスマホに連絡してくれます。先進機能を装備した車は一味違います。人生最後の車になりますが、乗り換えて良かったと思っています。