数日前のお話です。間の抜けた爺の財布紛失?のお恥ずかしい顛末記ですww
スポーツクラブには、ランニングを主に週3回 (午前中)通っているのですが、スマートフォン、財布、車のスマートキーは、所持品としていつも携行して行きます。
ワークアウト中は、スマホを除き財布とスマートキーは、スポーツバッグに入れています。その後 入浴して帰宅しますので、自宅に着くころは午後1時ごろになります。スポーツクラブから自宅まで10分もかかりませんが、車移動中はスマホはバッグに、財布とスマートキーはズボンの左右のポケットにそれぞれ入れています。
帰宅後は、決まった行動が知らず知らずのうちにルーチン化されていて、玄関に入るとスポーツ用ソックスを脱ぎ、うがい・手洗いをし、スポーツバッグの底をアルコール液で噴霧消毒。クラブ更衣室では、不特定多数が裸足で出入りする足元にバッグを置いて着替えするので、正しくこわがって安心のためにやっています。
その後 バッグをリビングのソファに置き、ワークアウト時 使っているスマホ(音楽鑑賞)やGPSウォッチ、ワイヤレスイヤホンなどを取り出し所定場所に。ズボンのポケットに入れた財布とスマートキーも然り。空になったスポーツ飲料ペットボトルはキッチンに、汗のかいたユニフォーム・タオルは洗濯かごにと、帰宅すると毎回同じ流れで行動をしています。
たまに、「車のドアロックしたっけ?」 「ガスの元栓しめたかな?」 「家の鍵かけた?」 等々、気になって再確認することがありますが、大抵の場合、記憶になくても日ごろから習慣化している無意識のルーチンで、やるべき行動をとっていることが多いです。
ところが、今回は違いました。昼食をすまし、ソファでテレビを見ながらひと休みしたとき、唐突に 「財布はいつものところに置いたっけ?」と思い出し、いつも置いている場所を確認したところ、財布と車のスマートキーがないではありませんか!!
どうせ自宅のどこかに無意識に置いたのだろうと・・・気軽に構えて広くもない家の中を、探したのですが、どこにも見当たりません。スマートキーには、自宅玄関の鍵もつけています。当日、美容院に行く予定だったカミさんも、予約時間を延ばして一緒に探したのですがどうしても見つかりません。
カミさんが美容院に行った後も、私一人で目ぼしいところを探しましたがやはり見つかりません。バッグから取り出しとき、又はズボンのポケットに入れるとき、入れた積りが、手から外れて下に落としたのか? でも普通は気がつく筈だが・・・いろいろな考えが走馬灯のように頭をぐるぐる回ります。
財布と車のスマートキーは、ズボンの左右のポケットにそれぞれ入れるので、同時に落とす可能性は少く、自宅のとんでもないところに置いたのではないかという考えも捨てきれません。財布には、使用頻度の多いクレジットカード2枚と運転免許証や複数のポイントカード・会員カード・電話カードなどが入っていました。ならびに大枚も少々w いずれにせよ、数時間かけて家の中から見つからない以上、紛失を前提に対処するしかないと行動を起こしました。
まず、スポーツクラブに、施設内での拾得物の届出がが有ったら連絡してほしい旨伝える。次に2枚のクレジットカードは、各カード会社に電話を入れ、不正使用がないことを確認し、無効手続きを取りました。再発行は約2週間かかるそうで手数料もとられます。
自宅の鍵も紛失していますので、一応予備の鍵で施錠し、美容院にいるカミさんに遺失届を出すため、警察署(交番所)に行く旨電話。免許証がないので交番所まで車で行くことも出来ず、15分かけて歩いてゆきました。ところが、警ら中でおまわりさんは不在でした。しばらく待ちましたが帰ってくる様子がなく、一旦帰宅の途につく。これがあとで幸いすることになろうとは。
美容院から帰宅したカミさんと、無駄とは知りつつ改めて二人で家の中を探す。運転免許証がないので再交付まで、車による毎日の外出が叶わなくなりました。自宅玄関の鍵も替えなくてはいけないし、マンションエントランスの鍵と兼用しているので、入替後は二つの鍵が必要になるなとか、紛失によるダメージが次から次へと沸いて意気消沈してきます。でも腹を括るしかないと・・・自分に言い聞かせる。
カミさんが、突然「これじゃぁないの?」三面鏡の裏にあった大小二つの黒いものを発見!!
「よかったぁ」思わず叫ぶ。なんでこんなところに。あれだけ二人で探したのに三面鏡の左側裏にあった財布に気がつかなかったとは。カミさんも三面鏡サイドに財布をおくことがあるので、三面鏡を閉じたとき偶然目に止まったようです。置いた瞬間は覚えていても、時間がたつとすっかり忘れていました。年なのかも。
いずれにせよ、見つかってほっとしました。毎日の決まった習慣は無意識に行動していますが、クレジットカードや運転免許証の入った財布や車のスマートキーの紛失のリスクを考えると、何気に置くのではなく、確実に記憶に留めるようしっかり意識をもった行動に心掛けたいと思います。結果的に、警察にも迷惑かけずに済みました。
一件落着です。ジジイのつまらない顛末記に、終わりまで読んで頂きありがとうございます。