いつも利用しているFreemake Video Downloader(フリーメイクビデオダウンローダー)の更新案内があったので、開発元サイトよりアップデートしようと思ったら、アンチセキュリティソフトにより、安全でないWebサイトであると警告がありました。
他にも人気の高いフリーソフトであるOrbit Downloader(オービットダウンローダ)やImgBurn(イメージバーン)の最新バージョンも、最近ではDDos攻撃機能を含むものや「トロイの木馬」などのマルウェアが仕込まれ危険ソフト扱いになっています。 Imgburnはアンチウィルスソフトにひっかかるので、関連本などでは最新Verより一つ前のものを紹介しています。
※Freemake Video Downloaderの更新案内
※安全でないWebサイトであると警告あり(ウィルスバスタークラウド)
7月時点のFreemake Video Downloader(Ver3.8.0.13)では、アンチウィルスソフトにはひっかからず、50種類以上のアンチウィルスソフトでのオンラインスキャナー「VirusTotal」でチェックしても、危険度の低い?Open Candy(アドウェア)などは目につきましたが、悪質なマルウェア「トロイの木馬」はありませんでした。
※56個のアンチウィルスソフトでスキャン、12個のマルウェアがヒット(重複あり)
ところが、Freemake Video Downloaderを最新Ver3.8.0.19に更新しようとしたところ警告がでたので、「VirusTotal」でチェックしたところ、複数のアンチウィルスソフトで「トロイの木馬」が検出された次第。
Freemake Video Downnloaderは、YouTubeはじめニコニコ動画、Dailymotion,Youku、FC2動画、Ustream、などダウンロードできないものはなくOrbit Downloaderと併せ、DLスピードも速くこの二つのフリーソフトはとても重宝していますので、更新をせず使用中のVerで活用。
マルウェアの中には、広告やツールバーを挿入するアドウェアや、入力情報やアクセスから客層や訪問回数を調べたりするスパイウェアなどは、一般企業のサイトでも使用しておりすべてが悪質なものばかりではありません。 PCに保存されるCookie(クッキー)もスパイウェア的な働きをするのでアンチウィルスソフトに引っかかる場合があります。(悪質なものは削除してくれます)
致命的なダメージを与える「トロイの木馬」やDDos攻撃を含むマルウェアなどが仕込まれているフリーソフトは特に危険です。メジャーなものであってもVerによっても仕込まれるマルウェアは違いますので、VirusTotalなど使い見極めた上でインストールするのがベストと思います。 フリーソフトはマルウェアの宝庫みたいなものですがら、推奨ソフトであっても個人責任で使用してください。
フリーソフトは開発元とダウンロード専門サイトでも仕込まれるマルウェアは違います。
フリーソフトは「ベクター」や「窓の杜」からダウンロードすれば一応安心ですが、スパイウェアやアドウェアはゼロではありません。 タダより高いものはないと言うことかも・・・(笑)