基本的にはスタンドアロン(ネット遮断)での使用を原則にしていますが、 サポート終了のXPを条件つきでインターネットに接続してみました。 接続先は、契約しているレンタルサーバのドメイン(主にホームページ)に限定。 接続理由は ネットがらみのアプリがXPでないと使えないものがあるためです。
知る人ぞ知る「BlackJumboDog」というサーバーソフトを使い、XP内にプロキシサーバをたてました。アクセスしても安全なサイトだけを登録し、それ以外は(お気に入りからアクセスしても)接続できないようにしました。
プロキシサーバーとは、インターネットとパソコンの間に入り、パソコンからネットに接続するときにデータの橋渡しをする門番の役目をします。 そこにはファイアウォールと呼ばれる通り道を塞ぐことのできる壁があり、ポート(ポート番号:8080)という通り道を管理しています。 ポート番号はソフトを特定するために利用されます。
プロキシを使うために、ローカルホスト(手元のPC)の設定が必要ですが、自分自身のIPアドレス(IPv4)を表す「127.0.0.1」と設定します。 ツール→ インターネットオプション→ 接続→ LANの設定
レンタルサーバにアップしたHPコンテンツは、パーミッション(アクセス権)も正しく設定し外部から書き換えできないようにしていますし、サーバ側も WAFというウェブアプリのやりとりによる不正侵入を防止するファイアウォールで対処~ レンタルサーバとXPのやりとりに関してはなんら問題ありません。
セキュリティソフトのライセンス4台分はすべて引き当て済みで、 今更XPに金をかける必要もなくサポート終了前に無料で使えるマイクロソフト・セキュリティ・エッセンシャルズ(MSE)をインストールしていますが、来年の7月までサポート(パターン更新)されます。 ネット切断後は必ずウィルススキャンを実施、トレンドマイクロオンラインスキャン(無料:ウィルス削除機能なし)も併せて活用しています。
サポート終了のXPですが、巷にはまだ500万台前後は残っているようです。 マイクロソフト社より 4/8以降もXPのアップデートは二度行われています。 これからも月一度のアップデートがあると文面から読み取れますが、いずれにせよ不特定多数のネット接続でのXP使用は危険であることには違いありません。