うちのお墓~立地環境がガラリと変わった!

今や日本人口の約25%が、65才以上で占められています。
4人に一人が、ジジババということに~(笑)
高齢化社会に伴い、お墓の話もあちこちで話題になり、メディアに取り上げられることも少なくありません。少子化・核家族化による墓守りの問題や墓不要論なども論議されています。 

お墓も新規購入となると、都市部では1㎡(畳の半分)くらいの小さな墓地でも250万~300万円位かかると言う。一般的に墓地は借りものなので、永代供養料や墓地代金を払って入手しても、墓守りがいなくなり、管理料がストップすれば墓を没収されます。 

実は、我が家の祖先の墓は、近郊の山中にあります。小学生のころ、お盆になるとまだ元気だったオヤジに連れられ墓参りに電車で一時間~周りは田んぼで、夕暮れになると赤とんぼが飛びまわり、蛙や鈴虫の鳴き声が聞こえる里山でした。墓参りの帰りに、必ず親戚の家に寄って親父が叔父と一緒にビールを飲んでいたのを覚えています。

あれから、60余年~墓地を取り巻く環境は一新しました。1981年(昭和56年)両親が墓を新しくしましたが、目の前にショッピングセンターが出来たり、田んぼは次々造成され多くの住宅が墓地のある山のふもとまで建つようになりました。

また、山が急傾斜地法の対象になり、墓地周辺の樹木が伐採されてのり面になり、お墓への参道は立派な階段がつけられました。3年がかりの工事が今年2月終了。

墓地は3坪(10㎡)ありますが、市に周辺部をきっちと整備して貰ったので、代々伝えてゆくにふさわしい環境になりました。説明会で市担当者と意見の衝突もありましたが・・・終わり良ければすべて良しです^^ 

墓地は曽祖父時代に登記されていますので、正真正銘の我が家の墓地であり、管理料も必要ありません。 現在は車で20分くらいでゆけるし、周りは利便性のよい住宅地で願ってもない環境になりました。 感謝あるのみ。

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