iPhone Lightningケーブル、純正品と格安品は何が違う?

iPhoneの充電やパソコンへのデータ転送・同期は、appleの独自規格で作られた「ライトニングケーブル」を使うことは、iPhoneユーザであればご存知の通り~

iPhoneを購入すると、1mのライトニングケーブルが付属していますが、予備など別用途で純正品を買うとなると、約2300円と少々高額な支払いが必要になります^^;
そこで、同等品が安く入手できればそれに越したことはありません。

非純正品のライトニングケーブルには2種類あり、一つはあまり馴染みのないメーカが製作・販売しているものと、appleの定める規格に準じて作られたMFi(made for iphone)認証製品があります。私は車中充電用としてMFi認証製品のロジテックの0.5mケーブルを1200円で購入しました。

※左:ロジテック製品0.5m、右:アップル製品1m(ケーブルの太さはロジ製の方がやや太い)
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アマゾン通販サイトなどで、1000円以下のサードパーティ製品が格安で入手できますが、純正品と何が違うのでしょうか? 安いものは素材の点で剛性に欠け、使っている間に端子破損や断線の可能性はあるかもしれませんが・・・電気的なものはどうなのかと気になっていました。

毎月読んでいる雑誌の「家電批評」(普遊舎)の3月号に、lightningケーブルの特集がありまして、各社ケーブル全55本のテスト記事によれば、激安品の最大の弱点は電流の弱さにあるようです。

つまり、充電時の電流値(公称値5V1A:実測値0.8A前後)が、純正品の6~7割(0.4A~0.6A)程度しかありません。 ひどいものになると3割くらい。言い換えれば、格安品は電流値が少ないので、充電時間が長くなります。

※「家電批評」3月号掲載記事
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しかし、MFi認証のライトニングケーブルは、アップル純正品とほぼ同じ電流値であり遜色ない結果がでていますので非純正品を買う上でMFi認証製品を基準にすると良いと思います。

簡易的には、バッテリアプリなどを使い純正ケーブルで100%充電までの時間を基準として判断できます。(充電電流から算出しているので) ちなみにバッテリ容量34%時、アップル製およびロジテック製ケーブルを同じ環境でテスト~満充電(100%)までの要する時間はいずれも1時間25分と表示~実測タイムも大差ありませんでした。

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