4ヵ月前、Youtubeにアップしていた二つの動画が、著作権侵害で削除されました!! 削除対象になった映像は、1990年4月22日フジ系TVで放映されたミュージックフェアという番組で、今は亡き本田美奈子さんの「北の宿から」歌唱映像でした。別番組の都はるみさんの歌唱映像と対比して編集アップしたものです。映像元のフジテレビの番組名、放映日など明記していたのにアップ後 約1年で削除されました。Tubeには同じ映像を複数の人がアップしているのに問題なく公開されており、毎度の事ながら削除基準がよくわかりません。
もう一つは、竹内まりやさん歌唱の「人生の扉」でした。私の大好きな曲で、自分で撮った四季折々の映像と共に、BGMとして彼女の曲を背景に流し、歌詞(字幕)も挿入して編集したものです。アップ後3週間で10万回以上の再生があったものの、その時点で削除されました。実は10年前にもアップ後3年経ってころ削除された経緯があります。
削除された同じ曲を何故と思いでしょうが、昔削除された楽曲であっても、最近では著作権元への収益化でOKとなるケースがあります。あれから10年も経つのでアップしたのですが、やはりだめでした。
削除されると90日間過ぎないとペナルティは消えません。3回削除されると一瞬にしてすべての動画削除と共にアカウント停止されます。 5月18日 1回目の映像削除(北の宿から)、6月1日 2回目の映像削除(人生の扉)があり、残り1回でアカウント停止になるのでまさに背水の陣。
1回目のペナルティがクリアする前に、2回目の映像削除があったため、その時点からさらに90日間が加算されます。私の場合、6月1日から90日後の8月31日にペナルティがクリアされます。
※ Youtubeダッシュボード(6/1現在)
※ Youtubeダッシュボード(8/27現在)5/18削除映像のペナルティクリアしたため残り一つ
2012年10月以降、著作権法改正で著作権のある動画のアップロードやダウンロードは私的利用であっても違法になります。YouTubeにアップしている動画の多くが、私を含めて著作権に触れるものばかりです。しかし、広告が貼られたり、動画の著作権者の収益化で、違法なアップロードであっても合法的に扱われています。
削除された二つの映像は、いずれも複数の著作権元へ収益化され広告も貼られていました。なのに、全く別の著作権管理団体からの申し立てなのです。つまり、いずれも著作権元ではなく委任を受けている著作権管理団体からというのが微妙なところです。一つの映像コンテンツに対する著作権は複数の権利が色々と絡むと言う訳です。
不満はあるものの、第三者に著作権のある映像の違法アップなので、他人がどうであれ苦情の申し立てはできません。2回目の削除があると、私の7回のアカウント停止を受けた経験から、1ヵ月以内に必ず3回目の削除があります。防御策はあるのか?
危なそうな映像を非公開にして削除されるリスクを少なくするしかありません。 約170本アップした映像の半分を非公開としました。過去にも二つの映像を削除され、この方法で乗り切りました。今回も約半分の映像を非公開としたものの、クリアされるまでは戦々恐々でしたが、無事ペナルティをクリアできました。現在、映像を吟味しながら、徐々に非公開映像を公開に切り替えています。