「カローラツーリング」トヨタ純正ドライブレコーダーとディスプレイオーディオの連携は超便利

上記写真は、今年3月に納車されたカローラツーリングに搭載されているトヨタ純正ドライブレコーダーの録画映像をディスプレイオーデオで再生しているところです。市販品ドラレコの画質と比べると満足している訳ではありませんが、モニターで見る限り思ったより画質はよかったです。純正品ドラレコの耐久性については未知数ですが、画質は許容範囲かなと思います。兼ねてよりトヨタの純正ドライブレコーダーの画質の悪さにびっくりしていたので、市販品の後付けになっても困るなと思っていましたが、その必要はなさそうです。

前の乗っていた30系プリウスには市販品(ケンウッド製)のドライブレコーダーをつけていました。最初は、ケンウッド製フルHDドライブレコーダーでしたが、2万円近い価格なのに、屋外駐車ということもあるのか、本体が1年半しかもちませんでした(途中トランセンド製USBメモリが壊れ、サンディスク製に交換した経緯あり)。2回目も画質の良さとリーズナブルな価格でケンウッド製にしたのですが、こちらは約5年持ちました。フルHD再生映像の解像度(1920×1080P)は申し分ありませんでした。

いずれもドライブレコーダーのカメラ角度を決める可変部(ジョイント部)が、1年以上経つとゆるくなり、固定できなくなりました。価格からして最低3年持てばいいと思っていますが、ブラケットの可変部の耐久性は問題ありですね。2台目も同症状になったとき、可変部を動かないようボンドで固定しました(カメラ本体の脱着は可能)。

カローラツーリングには、メーカーオプションですが、10.5インチのディスプレイオーディオ(T- Connect対応)およびフロントとリアにドライブレコーダーが搭載されています。フロントカメラ映像は解像度200万画素(1920×1080P)です。リアカメラ映像は解像度100万画素(1280×720P)です。再生映像は上下に黒い帯が入り、縦方向の画素が少なくなるので、実際の解像度は若干落ちます。

録画映像はディスプレイ―オーディオと連動しており、スマホにも転送可能。一つの映像(1分間)の転送スピードは10秒以内です。あっという間に終了します。まとめて転送する場合、映像の複数分かかります。

ドライブレコーダーの前方(フロント)と後方(リア)の映像は、一覧表示され選択すればモニター上で再生できます。スマホに転送された映像は、マップ上で位置情報や走行スピードもリアルに表示されます。事前にスマホへアプリ「My Drive Recorder Viewer」のインストールが必要です。

 ディスプレイオーディオに表示された録画映像一覧(フロント&リア)

 スマホに転送した録画映像 

純正品はフロントガラス上部中央にカメラが取り付けてあります。ドライブレコーダー本体はディスプレイオーディオ内にある思われます。後付けの市販品と違いとてもすっきりしています。純正ドライブレコーダーの録画映像のフレームレートは10fps(1秒間に10枚の画像表示)です。市販のドライブレコーダーのフレームレートは30fps(1秒間に30枚の画像表示)です。ちなみにテレビのフレームレートは(60fps)です。この数字が大きいほど再生映像は滑らかになり、少ないとカクカク感が出ます。

 フロントカメラ録画映像(1920×1080P 10fps)

 リアカメラ録画映像(1280×720P  10fps)

以前に見たトヨタ純正ドラレコ映像が画質が悪かったのは、解像度1280×720P(100万画素)だったからかもしれません。最近の純正ドライブレコーダーは、解像度1920×1080p(200万画素)ですので、画質が良くなった可能性もあります。ただ、純正のフロントカメラは、さまざまなシチュエーションの中、すばやいレスポンスが求められる運転支援システム用とドライブレコーダー用を兼用しています。

特に、カメラがとらえた映像による運転支援とドライブレコーダーの映像処理をマルチタスクで処理するためには、内臓メモリの有効活用およびスピードアップが必要なのでフレームレート10fpsなのか?・・・

知る由もありませんが、解像度1920×1080Pなのに、同じ200万画素の市販品ドライブレコーダーと比べると画質が今イチであることは否めません。満足できるものではありませんが、フロントガラスに余分なものがなく見た目はとてもスマート、またディスプレイオーディオとの連携はトヨタ純正のドライブレコーダーならではのメリット、若干の不満はあるものの総合的にみてとても満足しています。

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