高齢者講習(認知機能検査)に行ってきました これで運転免許更新手続きが可能に

先日(8/4)、高齢者講習に行ってきました。おかげさまで講習は無事終了し、今秋 運転免許更新手続きが出来るようになりました。所要時間2時間半、講習会費用は7500円也、3年前は5100円でしたので、費用は更新毎に上がっているようです。

高齢者講習は、70歳以上のドライバーが運転免許を更新する場合必要な講習です。また75歳以上のドライバーは、「高齢者講習」と併せて記憶力や判断力をチェックする「認知機能検査」を受けなければなりません。

冒頭紹介の「認定認知機能検査結果通知書」が認知機能検査の合格になります。二枚綴りになっており、もう一枚は実車指導を含む「運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)終了証明書」になっています。

つまり、70歳~74歳の高齢者は「高齢者講習」の受講、75歳以上の高齢者は「高齢者講習」および「認知機能検査」を受けて、高齢者講習の終了証明書と認知機能検査を合格した通知書を運転免許更新時に提出し手続きをします。

70歳以上の運転免許取得者に対し、1998年より免許証を更新する前に「高齢者講習」を受講することが義務化されました。2017年には高齢者講習制度が改正され、75歳以上のドライバーの「認知機能検査」が強化されました。さらに、2022年には75歳以上の一定の該当者(交通違反者)に「運転技能検査」が課されることになりました。

「高齢者講習」の内容は座学(DVD)、運転適性検査(視野・静止視力・動体視力など)、運転講習(実技)などで構成されています。私が受講した自動車教習所では、先に「認知機能検査」が行われ、その後に「高齢者講習」がありました。

高齢者講習の案内ハガキは、運転免許更新日の約6ヵ月前に届きます。免許更新日までに任意に受講すればよいことになっています。私の場合、運転免許更新にあたり視力低下のため、眼科で視力検査をしたところ、両眼共 白内障にかかっていることが判明。メガネでは改善できないことが分かり、両眼の白内障手術を7月上旬にしました。

白内障治療後、1ヵ月経ったころ電話にて8月4日午後の高齢者講習の予約をとりました。75歳以降、高齢者講習および認知機能検査は今回で3回目になります。

当日午後の受講者は私を入れて4名でした(男性3名、女性1名)。男性二人は免許更新日に84歳、私は81歳を迎えます。女性は訊くことはできませんでしたが、78歳くらいに見えました。休憩室で待機中、みなさん元気いっぱいの方ばかりでいろいろ話が盛り上がりました。なんと全員が白内障手術経験者だったのはびっくり(笑)

手術のおかげではっきり見え、視力検査は両眼共1.2でした。3年前の視力検査では0.7でしたのでこの差は驚きでした。認知機能検査には、①時間の見当識 ②手がかり再生 ③時計描画 がありますが、特に「手がかり再生」はこの検査のキモです。

検査員が説明する16枚のイラストを記憶し、別の検査(記憶とは関係ない介入問題)の後、記憶したイラスト16枚をヒントなしで回答(ひらがな・カタカナOK・順不同OK)します。次にヒントを基に回答します。

イラストパターン(16枚)は、全部で4パターン(パターンA~パターンD)あります。イラストパターンは、警視庁Webサイトに紹介されています。上記はパターンAです。私が75歳時の1回目の認知機能検査の際に使われました。78歳2回目検査時にはパターンBでした。

今回3回目になる認知機能検査は、パターンCでしたので、更新毎にパターンAから順番に行われています。次回 3年後更新時の認知機能検査はパターンDになると思われます。認知能検査の「手がかり再生」についてYoutube上で攻略法が紹介されています。結論は、事前に全パターン64枚(4✖16枚)のイラストすべてを覚えれば問題解決です(笑)

私も毎回、64枚すべて覚えて検査に臨んでいます。今回の高齢者講習は、電話申込みから3日後の予約日でしたが、手がかり再生は100%クリアしました。認知症であれば 64枚のイラストを覚えることはできません。短時間で記憶できることは認知症でない証しにもなりますので納得しています。

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