2023年1月度、今年最初のスタート月ですが、月間走行距離は67.3km(屋内練習11回、屋外練習1回)でした。数年前まで月間100km以上走っていたのに、年齢と共に体力は徐々に失われますが、ランニングは私の健康法なので可能な限り週3回の練習は続けてゆくつもりです。走行中は1000曲近く入れたiPhoneの音楽を聴きながら走っていますのでけっこう楽しいです。
今年は寒波襲来で最高気温10℃以下の寒い日が続いています。あまり寒いと以前のように仲間がいれば別ですが、一人で走る屋外練習はおっくうになります。今月の屋外練習は1回だけでしたが、気温5℃の中 走った日です。防寒対策をしっかり施し走りましたが、気温が低くても汗はびっしょりかきます。
私のような高齢者でスピードが遅い(7分/km)素人ランナーは、体感的には気温15℃くらいがベストであります。冬場でも日差しのある天気の良い日であれば、気温5℃~10℃でも最初は少し寒いですが、時間と共に快適に走れます。時間にして1時間少々ですから、体も程よく温まり丁度いい感じです。
フルマラソンを3時間以内で走るランナーの場合、ベストな気温は10℃以下(6℃~8℃)だそうです。気温による発汗量が多いとミネラルなどを失い記録に大きく影響するからです。当然ながら夏場より冬場の方が走り易いです。
元気な高齢者をウリにしている訳ではありませんが、私のような80歳を超えた高齢者でも日々トレーニング次第では、10kmくらいは走れるということを知ってほしいからです。75歳の頃は、6分/km(1kmを6分で走る)でしたので、10kmを60分で走っていました。
現在、7分/kmに落ちましたので、10kmを走るのに70分かかります。それでも10kmをそこそこのスピードで完走する高齢者は多くないと思います。76歳のとき「第13回錦帯橋ロードレース」(2019年3月3日)の私の走行タイム2時間21分58秒でした。
このタイムは、2019年1月~12月全国の公式ハーフマラソン大会ランキング「男性76歳の部」タイムで96位でした。ベスト100人中にギリギリでしたが入っていました。
全国の76歳ランナーを同列に並べて国内順位が100位以内というのは、思いのほか励みになりました。あれから5年~私は走り続けていますが、23台あるスポーツジムのトレッドミル(ランニングマシン)で走っている人は、老若男女を含めて2~3人と少ないです。時間帯にもよりますが、そのうちドレッドミルから誰もいなくなり、最後 私一人だけ走っていることも珍しくありません。
公表された2022年版「高齢社会白書」によると、日常生活に制限のない健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳だそうですが、私の健康寿命は80歳を進行中であります。食べたいものを食べ、毎日の晩酌もかかさずしています。良き事例として同世代の人たちの励みになればとランニングは続けてゆきたいと思います。