ネット上には秀逸なフリーソフトが多数あり重宝している人もいるかと思います。
無料とは思えない、使い勝手の良いフリーソフトもあり、私も愛用しているものがけっこうあります。
“imgburn”(イメージバーン)というフリーの人気ライティングソフトがあります。
最新Verは“imgburn2.5.8.0” なのですが、現在はスパイウェア扱いになっており、市販アンチウィルスではダウンロードできないようになっています。
なので、ひとつ前の“imgburn2.5.7.0” をあえて利用しようとする人が出ても不思議ではありません。そこで、実験的にダウンロードを試みたところ、アンチウィルスのスキャンにもひっかからずPCに取り込むことが出来ました。
ところが、別のウィルスソフト(複数)でチェックするとマルウェアが5個もぞろぞろ検出されたのです! 調べてみるとアドウェアやトロイの木馬のマルウェアでした~ 私が利用しているウィルスバスターではダウンロード時、スキャンされますが素通りでした。つまりマルウェアはなし!という判定だったのに~ 総合セキュリティソフトはウィルスには強いですが、アドウェア/スパイウェアに弱いと言われる所以です。
実は、私が重宝している40種類以上のアンチウィルスでチェックしてくれる「phrozen virustotal uploader」というフリーソフトがあります(削除機能はなし)。 リストの中にはシマンテック社(ノートンセキュリティ)やトレンドマイクロ社(ウィルスバスター)の有名どころも入っていますが、こちらはパスしたのに他のアンチウィルスでひっかかったという訳です。
アドウェアやスパイウェアは、OSやシステムに直接影響を与えるものではなく、又 すべてが悪質なのものとは言い切れませんが、簡単に削除ができないツールバーが突如挿入されたり、PC内の特定情報などが外部に転送されたり、知らないところでやりとりされるのはあまり気持ちのよいものでありません。 メジャーなウィルス対策ソフトをインストールしているからといって決して過信はできません。
ソフトに埋め込まれたマルウェアはダウンロードだけでは感染はしないので、事前に判った場合はインストールをせず削除しましょう。 ちなみに昔入手した“imgburn2.5.5.0” はマルウェアもなくクリーンでした。
リッピングソフト「DVDFabPasskey」は、51種アンチウィルスソフトでのチェックはゼロ
ライティングソフト「imgburn2.5.7.0」は、51種中5種のアンチウィルスソフトの網にひっかかった。
X印の左からアンチウィルスソフト、マルウェア、ソフトVer、LastUpdate(西暦)
51種中5種のアンチウィルスソフトの網にひっかかった。ではなくて5種が過剰反応して誤判断した、ということでは?
おれおれ 様
コメントありがとうございます。
何しろアドウェア・スパイウェア・ワームにそれぞれ特化したソフト群が網羅されているので、過剰に反応し誤判断したかどうかについては正直なんとも言えません・・^^;
定評あるスパイウェアやアドウェアに特化したSpybotやAd_Awareは、メジャーなアンチウィルスソフトでもひっかからないアドウェアやスパイウェアなど抽出されることが知られていますが、昔はよく併用していたものです。(最近は総合セキュリティ化されていますが・・)
ソフトにより特化する対象や抽出するアルゴリズムは違うので、個人的にはそういう事があっても不思議ではないとは思っています。
いろいろフリーソフトを試した限りではクリアなものもけっこうあります。また同じフリーソフトであっても、開発元のオフィシャルサイトからのDLはOKであっても、ダウンロード専門サイトよっては数種のアドウウェアなど仕込まれているケースもあります。
アドウェア・スパイウェアのすべて悪い訳ではなく仕込側の活用に問題があるので、見極めて使うか、あとは有料ソフトにするしかありません。一般的にメジャーなフリーソフトについては、「Vector」や「窓の栞」などからDLすれば、悪質な仕込みはありません。