日立電子レンジ(HMR-FT183)前面ドアの中に混入する筈もない異物が?

今年1月、地元の家電量販店にて日立製電子レンジHMR-FT183を購入。4台目の電子レンジになりますが、それまでの3台はシャープ製オーブン機能付きの電子レンジ(オープンレンジ)でした。毎日利用しているのに故障もなく、いずれのオーブンレンジもすべて10年以上使えました。

購入当初の商品は10万円以上もしていましたが、現在では高機能商品は一部高価なものはあるものの、技術の進歩で価格もこなれ、オーブンレンジの標準仕様のものであれば、3万円前後で購入できます。単機能電子レンジであれば、もっと格安で購入できます。オープンレンジを歴代使ってきたものの、カミさんが利用するのは、主に解凍や温め機能が殆どで、ハードな使い方はしていなかったため、長く利用できたのかもしれません^^

高機能であっても宝の持ち腐れ感がありましたので、今回はオーブン機能なしの単機能電子レンジにしました。商品の見た目は、おしゃれな白を基調にしたスクウェアカット~食器棚兼調理棚にベストマッチ。操作ボタンもシンプルで取説がなくても出来そうです。ターンテーブルレスで、庫内もフラットで清掃も楽そう。庫内を照らす照明も明るく動作音も静かです。我が家においては単機能電子レンジで十分です。

いつもの事ながら、少々前置きが長くなりました<(_ _)> カミさんにはとても気に入った商品でしたが、電子レンジドアの中に異物が突然発生したものです。目に見えて分かるようになったのは、3月入ってからで、電子レンジ ドアの前面ガラス内側の上部に、糸くずのようなものが垂れさがり、日を追って徐々に螺旋状に伸び、現在は2cm少々になりました(写真参照)。

※ 写り込みで見ずらいですが、黒マスク面と透明ガラスの境目から出ています。

電子レンジのドアは二重ガラスで空気の壁を作り、二枚のガラスの間に穴の開いた金属製シートで構成されています。二枚のガラスと金属シートが、四角いフレームを挟んで張り合わせられて、物理的強度が確保されています。

ドア表側ガラスは、透明な部分と黒くマスクされた部分とがありますが、この境界線位置の裏側にぐるりとフレーム枠があります。(金属シートはマイクロ波遮断のためですが、庫内が見れるよう無数に穴が開いています。穴が開いていても、マイクロ波は飛び出さない設計になっています)。

糸くずのような白いものは、前面ガラスと白いフレームの間に隙間はないのに、張り合わせた境界線からにじみ出ている感じです。接着剤?で張り付けた溶剤が、庫内の熱で溶け出して出てきたのであれば、品質や安全性の面において問題ありです。

購入後2ヵ月目から生じたことですが、様子を見ていたとは言えすでに購入後3ヵ月経過~購入1ヵ月以内であれば初期不良として商品交換は可能と思いますが、かって業界にいた人間として、ケースバイケースではあるものの、商品交換はきびしかなと思いました。ごり押しすれば通るかもしれないが、それではただのクレーマーにしかならない。その為に保証期間があるのだから。

出張修理対応の商品ですが、毎日利用するため引き取り修理はしてほしくないので、前面ドア一式(アセンブリ)を交換すれば済む話。家電量販店のサービスセンターに、症状を伝えた上で事前にパーツを準備し、メーカーのサービスマンに来て貰うよう依頼。メーカーから私に電話をしてもらうことで話がつく。

翌日メーカーコールセンターより電話があり、いきなり商品交換対応で話が進んでいる由。現在商品手配中なので、しばらくお待ちくださいとの事。エッ、商品交換してくれるんだ! 願ってもないことなので電話を聴いてびっくり。

告知(リコール)するほどではないが、メーカーに修理依頼があったとき、店やお客に内緒で改修することがあります。今回はその案件なのかは不明ですが(カミさんは商品交換を望んでいました)私は前面ドア一式を交換すればいいと思っていましたので、得した気持ちであります。メーカーはすでに把握しているのかもしれませんが、接着剤の溶け出しは問題ありですね。メーカーにて商品交換して貰えるので、詮索はやめます(笑)

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