前立腺がん治療日記04 広島がん高度放射線治療センターにて検査始まる

《 諸般の事情で一部記事が消滅しましたが、シリーズとしている記事のため、1月15日付記事を一部編集の上 再投稿したものです》

本日は、膀胱の尿量や直腸の便・ガスの状態を調べるためにCT撮影を行います。併せて、ホルモン治療中の前立腺がんの状態をMIR検査をするため、広島がん高度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)に行ってきました。

放射線照射する場合、周りの臓器へのリスクを少なくするためには、膀胱に適度な尿量と、直腸には便・ガス等がないことがベストだそうです。本日はその状態をチェックするために、CT撮影の始まる1時間前に排尿をし、1時間分溜まった尿量と直腸内の便・ガスなどの状態を調べます。

CT撮影は10分位で終了。続けてMRI検査も行いました。こちらは30分位かかりました。かなり派手な検査音がするのでヘッドフォンを装着します。

 

放射線治療は、1日1回、2Gy(グレイ)、週5日(平日のみ)行い、計39回行うと担当医D先生から説明がありました。放射線治療開始は、2月1日より毎回午後3時と決定。予定通り進めば、治療終了は3月25日ごろになります。

放射線治療は、IMRT(強度変調放射線治療)で行われますが、専用のコンピュータを用いて照射野の形状を変化させたビームを複数用いて、病変部(がん)の形に適した放射線治療を行う新しい照射方法です。しかし、治療はのりしろをつけて放射するので、周りの膀胱や直腸に全く当たらない訳ではありません。

放射線治療によって生じる副作用について

(1)急性期(治療中~終了後数週間まで)
治療後開始後、2~3週ほどすると排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)、排尿回数の増加、排尿時痛、排便時の痛みや出血(痔の一時的悪化)などの症状がおきることがあります。

(2)晩期(放射線治療後3ヵ月以降)
膀胱炎(膀胱出血など)、尿道狭窄、直腸出血などが起きる可能性があります。

承諾書は、あくまで最悪の状態を想定し、患者から苦情や賠償を求められないよう、保険をかけている面もありますが、程度の差はあれ副作用は避けて通れないのでその心構えと覚悟は必要です。

副作用は、最小限に抑えられることに越したことはありませんが、放射線治療(放射線照射)の副作用を左右するのが、照射時の膀胱の尿量と直腸の便・ガスの有無が大事だという事であります。

 

担当医D先生から、CT撮影の診断結果の説明がありました。直腸に便・ガスはなく、毎日便通があるので、下剤や投薬による便・ガス調整は行わず、放射線治療を行うことになりました。
膀胱の尿量については、1時間分の尿量では少ないので、次回は CT撮影の始まる1時間30分前の排尿で臨むことになりました。

飲料回数を増やす調整もありますが、高齢になると喉の渇きがないと、飲料水は飲めない傾向があり、日常飲水で排尿後の時間を増やすことで適切な尿量になれば、治療期間中は、毎回1時間30分の尿量を溜めて臨むことになります。

MRI検査のほうは、まだデータが出揃っていなかったのか、説明はありませんでした。

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