中古車買取り台数6年連続日本一と宣伝している中古車販売大手のビッグモーターが、ユーザー無視の不正な車検、データ改ざんや修理代の水増しによる不正な保険請求などでメディアを賑わしています。さらに会社前の除草剤に散布により、街路樹が枯れて伐採され、会社のモラルも問われています。諸悪の根源は、バカ息子の副社長が月一度の環境整備という名のもとに、社員の恫喝行脚の影響が大きいと思います。
社員は降格人事や転勤を恐れて、環境整備がある前日は、社員は午前さま過ぎてもその対処をすべく仕事をしていたという。環境整備と言うならば、本来お客に対して配慮すべきものですが、過剰な要求をする整備内容は、社員へのパラハラ以外何ものでもなく、目的がとんでしまい本末転倒。
しかも、不祥事が明らかになったとたん、社長と副社長親子がそろって辞職、表向きは不祥事の責任をとって今後一切経営には拘わらないというものの、辞職で幕引きをしようとしたのは明らかです。警察からの取り調べを避けるためと思われても致し方ない。不祥事の実態を明らかにし、メドを付けた上で辞職すべき筈なのに。
不祥事のきっかけを作った副社長は雲隠れをし記者会見を欠席。井の中の蛙で外敵に弱いことをさらけだした。もっとも出席すれば記者からの質問が殺到し、とてもじゃないが中身のない30代のアホな副社長ではボロがでて対応できないでしょうね。それが分かっているから、社長が息子可愛さに出さなかったのでしょう。
兼重社長から引き継いだ元専務の和泉新社長の初仕事が、全社員のLINEアカウントの削除であります。不正の証拠になり得たかもしれない幹部と社員間のLINE内容を隠蔽するためなのか、会社の再出発である筈なのに、隠蔽体質が見え見えです。これでは組織改革できる筈がありません。
アカウント削除について、再出発といいながら、証拠隠滅ではないのかと問い詰めれても否定しない新副社長~明らかに兼重前社長の意志が働いているように思います。社長のイキがかかっていないと専務までに上り詰めるはずがありませんから。初仕事がLINEアカウント削除では、この会社に未来はないと思いました。経営陣としての改革の意志が感じられず、今後も隠蔽体質は変わないかも。抜本的な副社長の取り巻きを含む経営陣の刷新を計らない限り、この会社は「終りだな」って感じです。
社員は転職したくても前職がビッグモーターだと採用されないかもしれないし、残るも地獄去るも地獄です。社員の皆さんが一番かわいそうです。
記事内で紹介しているビッグモーターの写真は、広島市内にある某支店のものです。買い物の際、会社の道路前をよく通るのですが、以前はそこそこお客がいましたが、今ではフロアには客が一人もいませんでした。以前は午後8時過ぎでも照明が明々とついていましたが、不祥事があって以来、現在同じ時間帯で照明は消えていて真っ暗です。