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健康であることに感謝「平均寿命と健康寿命 」都道府県別ランキング


出典:厚生労働省 第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料

平均寿命と健康寿命の違いはご存知ですか? 前者は、0歳の時 何歳まで生きられるか「平均余命」のことです。後者は、人の手を借ることなく日常生活を自立して過ごせる期間。令和元年(2019年)において、平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳となっています。

これら調査は3年毎に行われていますが、男女別においても、平均寿命および健康寿命は、年を追うごとに延びています。平均寿命と健康寿命の差(男性8.73年 女性12.06年)は、不健康な期間と言えますが、僅かではあるものの年々短く良い傾向で推移しています。

都道府県別にみる平均寿命と以下の通りです。新しいデータを厚労省ホームページにて探したのですが、直近データは平成27年度のものになります。


出典:厚生労働省 平成27年度都道府県別生命表の概況(2015年)

男性平均寿命トップ3は、1位:滋賀県81.78歳、2位:長野県81.75歳、3位:京都81.40歳。女性平均寿命トップ3は、1位:長野県87.67歳、2位:岡山県:87.67歳、島根県:87.64歳であります。
ちなみに、平成27年度の全国平均寿命は男性:80.77歳、女性:87.01歳です。

私の住む広島県は、男性81.08歳(9位)、女性87.33歳(10位)となっています。男女ともトップ10入りであります(^^♪ 私めも、今年あともう少しで80歳になりますが、至って元気であります。週3回のランニング練習と筋トレをやっています。特にランニングは健康法として継続していますが、スポーツジムでは若い人も含めて走っている人は意外に少ないです。やはりウォーキングが圧倒的に多いです。

コロナ禍対策で、ジム内ではマスクをしないといけないので、マスクが汗でベチャベチャになります。息も苦しい中走りますので、高齢者の割には、けっこうハードな状況でやっていますが、これらが功を奏して体調もよく足腰も問題ありません。

なので、私の健康寿命は80歳を前に目下進行中なので、先は分かりませんがまだまだ伸びそうです。直近の全国男性健康寿命72.68歳はとうに越しており、健康であることに感謝です。昔から今も就寝は午前2時で起床7時(睡眠時間5時間)です。お酒は何でも飲みますが、毎日ビールとワインで晩酌しています。趣味と世代を越えた交流は長生きの秘訣です。生涯学習は私の基本スタンスですが、ボケ防止にもなる新しいことへのチャレンジ精神も外せません(笑)

【新型コロナウイルス】アプリにて4回目接種証明書を発行(手順)

7月14日、4回目の新型コロナウイルス接種しましたが、翌日には「新型コロナウイルス接種証明書アプリ」に反映していました。 接種後数時間以内には入力されていると思います。アプリは、「デジタル庁」より入手できます。但し、接種証明書アプリを利用する場合、マイナンバーカードが必要です。7月15日(バージョン1.4.0)より、接種証明書を画像データとして保存できるようになりました。

また、接種後アプリには反映はされますが、接種証明書発行は自動的に行われる訳ではありませんので、自らアプリ上より発行手続きを行います。手順は以下の通りです。iPhoneの事例ですが、アンドロイドも基本的には同じです。

  新型コロナウイルス接種証明書発行手順(iPhoneの場合)

1. 画面右上にある「再発行」をタップ
又は、右下メニューをタップ ⇒ 接種証明書発行をタップ

2. 「日本国内用」ボタンを右にフリック(オン)

3. 4桁の暗証番号(マイナンバーカード登録時 設定したもの)を入力

4. iPhone上部にマイナンバーカード(ICチップ側を表にして)を、図のようにぴったり密着をさせて、読み取り開始ボタンをタップ

5. 密着数秒後に「マイナンバーカード読み取りました」とメッセージが表示される。次へ進むボタンをタップ

6. 市区町村を選択、2回接種以上はすでに表示されていますので、「そのままワクチン接種記録を検索する」をタップ

7. 検索後、ワクチン接種記録が表示されますので、内容に間違いがなければ、発行ボタンをタップします

8. 「接種証明書が発行されました」と表示されたら、終了するボタンをタップ

新型コロナウイルスワクチン4回目接種に行ってきました 副反応は無し(広島市)

7月14日午前10時30分に予約をしていた4回目の新型コロナワクチン接種に行ってきました2回目まではファイザー製ワクチンの接種でしたが、3回目からはモデルナ製ワクチンにしましたので交互接種となります。接種後、約9時間後(当日)と24時間後(翌日)の体温を測定しましたが、発熱もなくワクチン接種した箇所の筋肉痛が若干あるだけで、3回目接種同様 副反応は全くありませんでした。

接種後2日後の7/16(48時間以上経過)、当ブログの記事を投稿していますが、注射箇所の痛みもなくなり、体調の異常も副反応もありません。接種翌日(7/15)のランニング練習は、体力消耗もあるのでさすがに控えましたが、本日7/16は、スポーツジムでしっかりランニング練習をしてきました。

集団接種会場は、3回目(2022年2月)と同じく「広島マリーナホップ」にしました。この時は1時間前に来ましたが、接種予約時間15分前から受付であったため、30分以上車の中で待たされました。4回目の今回は予約時間30分前に着くよう自宅を出ました。広島マリーナホップ駐車場は広いので、前回の接種会場の近くに止めたのですが、4回目のワクチン接種会場は、3回目のときと真反対に位置していたため、一旦駐車場を出て再度接種会場の近くに移動しました。

結局、予約時間20分前でしたが、会場の中で待機するのですぐ受付してくれました。予診票の記載内容確認と自動車免許証による本人確認 ⇒ 医者による予診 ⇒ 看士士によるワクチン接種 ⇒ 別室での15分待機後 異常なければそのまま退出という流れでした。接種時間は午前10時29分でしたが、接種後に体に不調はなかったので、15分後接種会場より退出しました。

 

下記写真は、接種から24時間後(7/15:10時45分頃)の体温です。左下のウィンドウは、体温を測定したとき体温計写真のプロパティです。そこまでする必要があるのかと言われそうですが、体温測定日時の証明ができますので・・・ネタです(笑)

ワクチン接種後、接種券にシールが貼られ、4回目を接種した「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」となります。今後、店などから提示を求められたとき、ワクチン接種証明書になりますので要保管です。尚、「デジタル庁」の接種証明書アプリを利用している人はスマホによる提示も可能です。

【2022年7月】新型コロナウイルスワクチン4回目接種のお知らせが届いた(広島市)

先月末(6/27)、広島市より新型コロナワクチン4回目接種のお知らせが来ました。3回目同様、接種券・予診票・接種可能な医療機関や集団接種会場リスト・ワクチン接種時の手順や注意事項などの冊子が同封されていました。

 

1~2回目はファイザー製、3回目はモデルナ製を接種しましたが、4回目もモデルナ製の予定です。注射をした箇所の軽い痛みが1日程度あっただけで、3回接種のいずれも副反応はほとんどありませんでした。また、コロナ禍は収束しているような傾向ありますが、ウイルスがいなくなった訳ではないので、寒さに強いウイルスが冬場に活発になり第六波到来の可能性もあります。高齢者は感染すると重篤な状況や死に繋がる可能性があり4回目接種も必要かなと思っています。

ファイザー製は医療機関(個人開業医)の全数が採用、モデルナ製共に採用しているところもかなりあります。集団接種会場ではファイザー製かモデルナ製のいずれかのみですが、後者を採用している会場が多いです。

医療機関は電話による予約のみで、接種状況はかけてみないと分かりせんし、接種日は1~2ヵ月先になるケースが多いようです。集団接種会場は新型コロナワクチンコールセンターへの電話、またはインターネット予約が出来ます。ネット予約の場合、接種予約状況も一目で分かり、空いているところであれば、接種予約日も自由で早くとれます。

早速インターネット上より手続きをして、4回目接種予約日7月14日(木)に決定です。予約完了すると件名「広島市 予約確認のお知らせ」のメールが届きます。3回目接種のときは、土曜日を接種予約日としましたが、会場の広島マリーナホップは、水族館や遊技場を併設したショッピングモールのため、土日は一般客も多かったので、4回目接種の今回は来客の少ない平日にしました。

 

私の場合、3回目接種日は2022年2月5日でしたが、4回目の接種は、3回目接種を終了した日から5ヵ月を経過する必要があり、接種券にはその該当日の7月5日が印字されていました。また接種後は接種券が予防接種済証になっていますので要保管です。

ご存知の方も多いと思いますが、「コロナ接種証明書」アプリもありスマホによる証明も可能です。アプリはデジテル庁から入手できます。

放射線治療後1年3ヵ月(経過観察)PSA値0.098で順調に推移

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、昨年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。治療終了後から3ヵ月毎に、腫瘍マーカー検査であるPSA検査による経過観察を受けています。

先日6/3 広島大学病院泌尿器科へPSA検査に行ってきました。治療後  5回目のPSA検査になります。大学病院の待合室は、毎回 患者で溢れています。採血まで待機30分、採血後 検査結果が判明するまで1時間、診察待ちで30分、大学病院に着いてから約2時間は待たされます。

今回の検査結果は、PSA値0.098 (ng/ml)でした。順調に推移しており、ほっとしています。2020年7月PSA値13.0の時、針生検実施の結果 前立腺がんと判明~治療方針が決まり、放射線治療5ヵ月前からホルモン治療を開始。7ヵ月間のホルモン治療と2ヵ月間(39回)放射線治療を受けました。

 治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療&ホルモン治療終了
*2021/06/11 PSA値 0.147
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098

放射線治療の場合 、2回の検査で連続して最低値からPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で、再発と判断されます。前立腺がんの手術(全摘)または放射線治療後は、PSA検査による定期的な経過観察は必須となります。

私の場合、かかりつけの医院の勧めで、67歳(2010年)からPSA検査を半年に1回のペースで始めました。当初はPSA値3.2でしたが、70歳のとき、PSA値4.2(正常値4.0以下)を機にかかりつ医院の紹介で、2013年7月より、中電病院(中国電力)にて検査と経過観察、その間、MRI検査5回、針生検も3回(内2回は連携先の広島大学病院にて実施)しました。7年目(77歳)にして3回目の針生検で前立腺がんが発覚。その後、治療は、広島大学病院泌尿器科と放射線治療科 (HIPRAC)の連携で行うことになり、前立腺がん治療は昨年3月を以て終了~今日に至っています。

長寿による高齢化・食事の欧米化・PSA検査向上により前立腺がん罹患率が増えています。国立がん研修センターによる「2021度がん罹患数予測」では、男性の部 1位:前立腺 2位:胃がん 3位:大腸がん 4位:肺がん 5位:肝臓がん。ちなみに、女性の部 1位:乳がん 2位:大腸がん 3位:肺がん 4位:胃がん 5位:子宮がん となっています。

ネット上には前立腺がん手術(全摘)による治療(闘病)経過は、患者さん自らのブログや投稿記事がネット上にたくさん紹介されています。私も同病者として参考になる内容が色々とありました。しかし、放射線治療方法については、病院などのホームページで詳しく紹介されているものの、放射線治療を受けたご本人による治療・闘病などの具体的なブログや投稿記事は意外に見当たりません。

「前立腺がん治療日記」はNo15を以て終了させて頂きましたが、今後は放射線治療後の経過観察状況を、折にふれ紹介して、同世代の方、前立腺がんを罹患している方への参考になればと情報発信をしてゆく積りです。前立腺がんは早期発見し適切な治療を受ければ完治を望めるがんです。

放射線治療は照射技術が向上し、前立腺がんに対する効果が高く、手術による治療成績と同等と言われています。高齢の罹患者の方は、生活の質(QOL)を落とさないためにも、放射線治療をお勧めします。また、60代を過ぎてPSA検査を一度も受けていない方はぜひ検査を受けてください。私もそうでしたが、前立腺がんが発覚しても自覚症状は一切ありません。

前立腺がんは外線に発生する悪性腫瘍で、隣接のリンパ腺や臓器に転移します。内線に発生する良性腫瘍の前立腺肥大は、転移することはありません。前立腺がんは進行の遅いので、ほっておいても大丈夫とよく言われますが、自覚症状が出た時は手遅れになります。

【広島市】高齢者いきいき活動ポイントで1万円ゲット(2回目)

広島市の「高齢者いきいきポイント」で1万円をゲットしました。まだ4月28日に申請(郵送)したばかりですが、昨年の事例から、口座への入金は2ヵ月半後(7月半ば)になると思います。

高齢者いきいきポイント事業」とは、広島市独自が行っているポイント事業です。広島市内在住の65歳以上の高齢者に対して、自らの健康づくりや地域支援のために行う活動(いきいき活動)を奨励する為のもので、活動実績に基づき付与されるポイント数に応じて、奨励金を支給する事業です。ポイント付与期間は、毎年9月1日から翌年8月31日まで。

広島市から送られるポイント手帳に、市の登録団体の活動に参加して、1日1回スタンプを貰い、ポイント数に応じた奨励金がもらえるということであります。獲得ポイントは活動内容により、1ポイント、2ポイント、4ポイント別に登録団体が決まっています。

奨励金(獲得ポイント数)の上限は1万円(1ポイント=100円)です。要支援・要介護高齢者や障害者は、外出支援の「交通費助成金」と「奨励金(獲得ポイント数)」の併用が可能となっています。こちらも、併用の合計が上限1万円となっています。

私の通っているスポーツクラブが、市の登録団体になっているのでスタンプが貰えます。1日1回(1ポイント)なので、100ポイントを獲得するには延べ100日必要です。週3回行っていますので、昨年9月1日から今年4月27日まで8カ月かかりました。

ポイント手帳には、スタンプ押印と日付記入が必要で、日付が記入されていなかったり、スタンプ番号が読み取れなかった場合は無効になるそうで、1ポイントとしてカウントして貰えません。昨年はきっかり100ポイント分のスンタンプ押印したものを送りましたが、中にはスタンプが無効になった人もいたみたいです。

なので、100ポイント+数個余分にスタンプ押印した方がよいと聞きましたので、チェックした限り不具合なスタンプはなかったものの、今年は余分に2つのスタンプ追加(102ポイント)したものを送りました。

前立腺がん治療日記15 放射線治療後12カ月(経過観察)排尿回数が正常に戻る【完】

7ヵ月間のホルモン治療の後、「広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)」にて、昨年2月1日から3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。治療終了後は、広島大学病院泌尿器科で、前立腺がん腫瘍マーカー検査(PSA検査:ng/ml)による経過観察が3ヵ月毎に実施されます。

本日は、広島大学病院放射線治療科(HIPRAC外来)に行ってきました。広島大学病院泌尿器科と放射線治療科が連携をとっていますので、治療終了後は二つの各診療科に3ヵ月毎に通っています。但し、今年から放射線科は4ヵ月毎で良いことになりました。

放射線治療の場合 、2回の検査で連続して最低値からPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で、再発と判断されます。なので、治療後の定期的な経過観察はかかせません。

広大泌尿器科で、今年3月4日にPSA検査を行い、当ブログの治療日記にて紹介しましたが、PSA値0.147でした。放射線治療終了後のPSA値推移は、0.147 ⇒ 0.092 ⇒ 0.160 ⇒ 0.147と順調に推移しています。

放射線科担当医は、治療を受けたハイプラックの担当医と同じD先生です。放射線治療は副作用を生じる可能性があるので、治療期間中、毎週2回の経過観察を受けていました。

*放射線治療によって生じる可能性のある副作用
(1)急性期(治療中~終了後数週間まで)
治療開始後2~3週間ほどすると排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)、排尿回数の増加、残尿感、排尿時痛、排便時の痛み出血(痔の一時的悪化)などの症状が起きることある。
(2)晩期(放射線治療終了後、3ヵ月以降~)
膀胱炎(膀胱出血など)、尿道狭窄、直腸出血など起きる可能性がある。

放射線治療の場合、急性期と晩期の副作用があります。特に、晩期副作用は数年後に生じる場合もあります。治療中は排尿障害や残尿感、排便時出血などはありませんでしたが、排尿回数は確実に増えました。下記シートは、病院側の指示で毎日記録していた治療後半(2021/3/10以降)のものですが、排尿回数1日8回以上が当たり前でした。2、3時間に1回のペース。治療前は1日5~6回程度でした。

睡眠時間5時間なので、夜間排尿で起きることはありませんでしたが、それでも起床時はいつも漏れそうでした(笑)治療後、半年間以上は頻尿状態(1日7回以上)が続きました。今年に入って徐々に、排尿時間の間隔が長くなり、現在1日6回でおさまるようになりました。

問題の晩期副作用による直腸出血は、放射線科担当医のD先生のお話によると、放射線治療を受けた前立腺がん患者全体の1~2%だと言われました。なので、治療を受けた多くの人は、晩期の直腸出血はないようです。また、出血がある場合も、痔のようにポタポタではなく、便に血がついているという感じだそうです。

前立腺のみにピンポイントで放射線を当てるIMRT(強度変調放射線治療)に負うところも大きいと思います。直腸や膀胱にダメージを与えないよう、毎日の排便(直腸を空にする)と膀胱に適度に尿を溜めた状態で治療を受けていましたので、急性期・晩期副作用も劇的に少なくなったようです。

放射線治療中も、週3回のマラソン(ジョギング)練習は続けていました。現在も健康法として6.5km~9km(45分~1時間)を走っています。

前立腺がん治療日記は、本日の投稿を以て終了させていただきます。2020年8月30日より、前立腺がん発覚から治療終了および1年間の経過観察状況を備忘録を兼ねた治療日記として、1年7カ月に渡りブログ投稿をさせていただきました。放射線治療をする方の参考になればと思っています。

私の場合、早期発見ということもあり、治療後の経過は現在のところ順調に推移しています。これからも定期的なPSA値の経過観察は欠かせませんが、今後は必要に応じて単発でご報告できればいいかなと思っています。与えられた寿命に感謝しながら、残り人生を思いっきりエンジョイしたいと思います。

前立腺がん治療日記14 放射線治療後11ヵ月(経過観察)PSA値0.14

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、昨年2月1日から3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。治療後は、前立腺がん腫瘍マーカー検査(PSA検査:ng/ml)による経過観察が3ヵ月毎に実施されます。放射線治療の場合 、2回の検査で連続して最低値からPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で、再発と判断されます。なので、治療後の定期的な経過観察はかかせません。

3月4日、放射線治療終了から11ヵ月経過しましたが、 広島大学病院でのPSA値は、0.147でした。治療終了後のPSA値推移は、PSA 0.147 ⇒ 0.092 ⇒ 0160 ⇒ 0.147 なので、このまま低値で推移してゆくことを願っています。今後5年、10年とこの状態が続けば、残り人生との兼ね合いになりますが(笑)、完治したことになります(寛解という表現を使います)。

振り返れば、67歳(2010年)の時、かかりつけの医院で始めたPSA検査で、当初はPSA値3.2でしたが、70歳の時、PSA値4.28となり、異常なし規定値4.0以下を超えたため、2013年7月より、中電病院にてPSA検査による経過観察を開始。そこで7年目にして3回目の針生検で前立腺がん発覚その間、MRI検査5回、針生検も3回(内2回は連携先の広島大学病院にて実施)しました。

前立腺がんと判明した2020年7月より、広島大学病院で治療することになり、今日に至っています。もちろん、PSA値13.0になっても、頻尿や痛みなどがある訳でもなく自覚症状は一切ありませんでしたので、PSA検査をしていなければ、どうなっていたかわかりません。前立腺がんは、進行も遅いので、自覚症状がでたときは手遅れになるケースが多いのはそのためです。

  PSA値および治療の推移(冒頭グラフ推移参照)

*2018/01/10 PSA値 8.1 MRI画像所見「前立腺がんの疑い有」針生検実施 前立腺がん見つからず
*2020/07/17 PSA値13.0 針生検実施 組織片採取の1カ所から前立腺がん見つかる GS7 (4+3)
*2020/08/27 ホルモン治療開始 ゾラテックス3.6mg (4週間持続型製剤) 腹部皮下注射>
*2020/09/28 PSA値 9.050<ゾラテックスLA10.8mg(12~13週間持続型製剤)腹部皮下注射>
*2020/12/18 PSA値 2.360<ゾラテックスLA10.8mg(12~13週間持続型製剤)腹部皮下注射>
*2021/02/01 放射線治療開始
*2020/03/12 PSA値 0.566
*2021/03/29 放射線治療&ホルモン治療終了
*2021/06/11 PSA値 0.147
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147

①高齢化 ②食生活の欧米化 ③PSA検査の普及 などにより、2021年罹患数予測では、男性が罹患するがんとして、胃がん・肺がんを抜いて第一位になると言われています。前立腺がんになった著名人もいます。

西郷輝彦さんが、治療先のオーストラリアから治療状況を、立ち上げたYouTube(西郷輝彦公式チャンネル)で発信、「まだやるべことがたくさんあるんだよ」「願いはただひとつ、何とかもう少しだけ好きな仕事をさせてほしい」と言い残し~2021年5月第4弾の映像を最後に、今年2月帰らぬ人となりました。もっと長生きしてほしかったですね。

他には、三波春夫、小沢昭一、守屋浩、米長邦雄、昭和こいるさんたちが前立腺がんで命を落としています。高倉健さんは、前立腺がんは寛解していたものの、悪性リンパ腫により亡くなりました。そうそう昭和天皇も前立腺がんでした。前立腺がん治療後、健在な著名人は、間寛平、西川きよし、北村総一郎、宮本亜門、角盈男、稲川淳二、森喜朗さんなどです。

前立腺がんは、早期発見であれば100%完治するがんです。放射線治療は照射技術が向上し、前立腺がんに対する効果が高く、手術による治療成績と同等と言われています。

私の健康法は週3回のマラソン(ジョギング)ですが、治療前・治療中・治療後も、途切れることなく続けていました。有酸素運動は前立腺がん治療後のケアにもつながりますので、体力がある限り継続したいと思っています。

「新型コロナワクチン」アプリによる追加接種(3回目)の接種証明書を発行

2月5日新型コロナワクチンの追加接種(3回目)については、当ブログにも紹介させていただきましたが、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」にも反映されていました。このアプリはデジタル庁ホームページより入手できます。Apple store又はGoogle Playからでも「接種証明書アプリ」と検索すればヒットします。但し、接種証明書発行には、マイナンバーカード(要暗証番号)が必須になります。

すでに、2回目接種をこの接種証明書アプリで発行されている方も、3回目接種内容が自動で更新される訳ではありませんので、再度 本アプリで3回目の接種証明書の発行を行う必要があります。

3回目の接種証明書の発行は、「接種証明書アプリ」画面の下部にある「+」ボタンをタップ。手順は、2回目の接種証明書発行の場合と同じです。紹介画面はAppleの事例ですが、アンドロイドもほぼ同じ画面です。

① 日本国内用を選択

② 4桁の暗証番号を入力(マイナンバーカード登録時設定したもの)
③マイナンバーカードとスマホを図のように密着させて「読み取り開始」をタップ

④マイナンバーカードの読み取りが終了すると「次に進む」をタップ

⑤ 「終了する」タップで、マイナンバーカードとリンクされた接種情報から、冒頭の新型コロナワクチン接種証明書が発行されます

新型コロナワクチン3回目交互接種に行ってきました 副反応は殆どなし(広島市)

昨日2/5、新型コロナワクチンの3回目接種(追加接種)に行ってきました。1回目、2回目接種はファイザーで、3回目はモデルナの交互接種です。接種 24時間経過後も、副反応は接種部位の軽い痛みだけで、発熱や倦怠感、筋肉痛、悪寒など一切ありません。

もっとも、私の場合、ファイザー製ワクチン2回の接種も、副反応はほとんどなく、この時も 接種部位の痛みのみでした。しかし、モデルナの方が、痛みも若干軽い感じがします。注意事項に、接種当日の激しい運動や過度な飲酒はしないようにとありました。昨日は、いつもの晩酌はビール(350ml)だけにし、続けて飲んでいるワインはやめにしました(笑)接種部位は擦らないよう入浴はOKです。

2月5日午前11時15分の予約でしたが、予約前日に件名「広島市 予約前日のお知らせ」の確認メールが届きました(1回、2回目接種のときも前日に確認のメールがありました)。

集団接種会場である「広島マリーナホップ」の駐車場には、接種1時間前に来ました。「広島マリーナホップ」の営業は、通常通り行われているので、万一駐車できなかったらと早めにきたのですが、杞憂に終わりました。上の写真は。メインゲート(正面)より、海岸寄りにあるキッズゲートですが、ここをまっすぐ行くと接種会場になります。ゲート前が駐車場なので、この付近に駐車すると便利かもしれません。

当日の気温3℃でしたので、接種会場へ歩いて行くまでがとても寒かったです。予約時刻15分前から受付されます。それまでは会場には入れません。

11時15分の予約組は40人位いましたが、全員椅子に座り順次 係員の案内により、接種券・予診表の持参や本人確認(自動車免許証・間にナンバーカードなど)が行われました。その後 医師の面談があり、問題なければ、個別部屋に入ってワクチン接種が行われます。別ルームで15分待機し異常なれば退場します。

ちなみに1回目・2回目接種の時は、15人位が縦列に椅子に座って、後ろから前に看護師が移動しながら、順次接種をしてゆきました。その場でそのまま15分待機して異常なければ退場するという形でした。

追加接種(3回目)のモデルナについては、副反応を懸念して、交互接種をしたくないという人が多いようです。ファイザー製が準備できるまで接種時期を延期すると言うことらしいです。

ファイザーで1回目、2回目で副反応が軽かった方は、交互接種しても体験から問題ないと思います。副反応のあった方でも、モデルナの3回目接種は、1回・2回目の半分の接種量ですので、前よりひどくはならないと言われています。新型コロナのオミクロン株感染による重症化を考えれば、打たない方のリスクが高く、交互接種(モデルナ)であっても早い接種をお勧めします。

追加接種1時間後(2/5 12:30)、24時間後(2/6 11:30)、34時間後(2/6 21:30)いずれも体温は36.5℃で発熱もありませんでした。今日一日は、激しい運動はさけましたが、明日からマラソン練習をいつもの通り開始の予定です(^^♪