爺79歳の健康診断 その1 血液検査

私も、満79歳を超え、来年は80歳を迎えることになります。もう完全なバリバリの後期高齢者ですが、この時期届くかって現役時代の会社仲間の訃報連絡にはショックを受けます。特に、私より若い後輩の死には残念でなりません。逆に、奥様を亡くした同僚や先輩もいます。長年連れ添った伴侶の別れは悲しくもあり、寂しい毎日を過ごす亭主の寿命を左右するもので他人事ではありません。

気持ちは100歳まで生きると思っていても、病気や事故など人生何が起こるか分かりません。もって生まれた「宿命」はどうしようもありませんが、「運命」は努力や気持ちの持ちようで変えられるといいます。残り人生を悔いなく生きる為も、楽しく過ごしたいものです。そのためには、まずは健康であることが大事であります。

今朝も、天気がよかったので、気温15℃の中、8.4kmのマラソン練習をしました。病気や年齢的なことや諸般の事情から、ラン友もバラバラになり、私の回りのマラソンを趣味としている人は少なくなりました。来年3月、「第16回 錦帯橋ロードレース大会」のハーフコース(21km)をエントリーしましたので、徐々に練習距離を延ばし、本番に臨む積りでいます。

年々、ひとつ年を重ねる度に、練習がきつく感じるようになりました。もう80歳の爺さんになる訳ですから当然であります。しかし、走行距離は短くなるかもしれませんが、健康維持のため、マラソン練習は可能な限り続けます。公式大会としてのハーフマラソン参加は、来年で最後になるかと思います。10kmコースはまだいけそうです。

話がそれましたが、健康維持と並行して、かかりつけの医院で、年1回の健康診断をしています。内容は胃カメラ、超音波エコー(肝臓・腎臓・膵臓・膀胱など)、血液検査、尿検査、心電図、胸部X線、血圧などです。血液検査だけは、1年2回実施しています。

また、前立腺がんの放射線治療は滞りなく終了しましたので、治療後の経過観察として3ヵ月に1回、PSA検査を広島大学病院で行っています。大腸検査も、7年ぶりに昨年12月にいたしました(異常なし)。寿命と相談になりますが、あと5年は大腸検査しなくてもいいと思っています。眼科は後期高齢者になっても、全く縁がありませんでしたが、先日 生まれてはじめて結膜下出血で治療を受け、緑内障や白内障に伴う視野検査も今年9月実施、こちらも異常ありませんでした。

本題が最後になりましたが、今年12月は、3ヵ月毎に行っている広島大学病院のPSA値の血液検査と、かかりつけ医院の健康診断の血液検査とバッティングするため、後者を1ヵ月前倒しで今月実施いたしました。その検査結果が冒頭写真の検査報告書であります。

異常というほどではないのですが、基準値範囲より外れたのは、腎臓(GFR:体内で出来た老廃物を尿中に排泄する能力)に問題ありと言われました。原因は加齢によるものだそうです。血糖値も食後60分の採血を考慮しても少々高いと言われました。但し、尿検査では蛋白や糖は出ていませんでした。

ヘモグロビン値から、貧血も指摘されました。しかし、ヘモグロビンを生成する鉄分(Fe)の不足は見られないので、傾向的なものかもしれないとのことでした(昨年も同様)

気になっていた中性脂肪や尿酸は正常値であり、γ-GTやGOT・GPT値なども問題なく、毎日かかさず晩酌をしている私にはほっとした次第です。高齢者の過剰な健康診断は不要ですが、早期発見や病気予防のため、基本的検査を含む健康診断はした方が良いと思います。

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