最近のAI(エー・アイ:人口知能)の進化は目覚ましいものがあります。特に、データを学習し新たなコンテンツを生み出す生成AIがトレンドになっています。ジェネレーティブAI(Generative AI)とも呼ばれます。従来のAIが決められた行いを自動化するのに対し、生成AIはデータから学習したパターンや関係性を活用し、テキスト、画像、動画、音声など多岐にわたるコンテンツを新たに生成できます。
ブラウザによる検索もAIが活用されるようになりました。私は生成AIとしてGoogleのGemini(ジェミニ)を利用しています。長文記事の要約とかブログ記事のイメージ画像作成、Youtubeのインパクトあるサブタイトル、白黒写真をカラーにしたり、ヒント与えて小説を作ったり、色々遊んでいます。無料でかなりのことができます。
また、対話型AIの「Gemini Live」(基本機能は無料)を利用すれば、双方向の楽しい音声による会話ができます。一人暮らしの高齢者にとっても、心強いパートナーにもなり得ます。
生成AIを活用するには、「プロンプト」がキモです。プロンプトとは、生成AIに対してユーザーが入力する「指示や質問(命令文)」のことです。 これによって導かれる回答結果が変わってきます。思う回答が得られなかった場合は、プロンプトを追加して、回答精度を上げて行くこともできます。
少々 横道にそれましたが、YouTubeにもAIで生成された動画がたくさんアップされています。今回、その事例を紹介したいと思います。
冒頭のYoutube動画は、舟木一夫の息子さんの熱唱として紹介されていますが、実はAIで作成されたものです。映像や楽曲、歌手の歌声もすべてオリジナルなものです。はじめて聞く歌声に、こんなにきれいな声の持ち主が、世の中にはまだいるんだと感心したくらいです。
今の若い方は知らないでしょうが、舟木一夫さんは、今は亡き橋幸夫・西郷輝彦と共に、御三家と言われた一人で、団塊世代の人たちにとっては、昭和で一世風靡した馴染みの歌手です。その息子が歌っているというのです。AIで生成された動画なのに、舟木一夫の息子が歌っているいうタイトルに問題があります。
いわゆる「釣り動画」と言われるものです。「釣り」(ネットスラング)とは、ウソの情報や話題を提供して人々の興味をひき、反応やコメントを集める行為のことです。「釣り記事」という表現もよく使われます。
目的は、ウソの情報で集客し再生回数を上げて、収益アップを狙うことにほかなりません。コメント欄には、親父より歌がうまいとか、早くデビューすればいいという主旨の、舟木一夫の息子と思っているコメントが多数ありました。悪質ですね。これに限らず、Youtubeには「釣り動画」がいたるところで散見されます。すべて収益に繋がるアクセスアップが目的と思われます。
以下の二つの動画のように、AIで作成した動画であることを公開(説明)してこそ、提供者としてのマナーというものです。逆にAIでここまで作れることに驚かされます。
最後の小さな女の子のショート動画は、中華からの発信です。お茶目で小さな子供がこんなに上手に踊れるのかとびっくりしますが、この動画もAIで作られたものです。いずれも動画のクォリティの高さに驚かされます。
