冬季オリンピックが来月10日から開催されますが、競技の華はなんと言ってもシングルのフィギアが注目ですね。真央ちゃんが出場できなかったのは残念ですが、安藤美姫、荒川静香、村主章枝に期待したいところです。
実は私も若い頃、スピードスケートにハマっていましてずいぶんスケートリンクに通ったものです。 当時貸し出すスケート靴はフィギアタイプしかなく私はマイシューズをもっていました。競技の為に練習するのではなくもちろん遊びの為です〜♪
私達の時代はダンスホールやスケート場はデートスポットでしたので女性の目前でターンしてピッと止めたりすごくかっこよかったのです(笑) ダンスやスケートの手ほどきにまぎれて自然に手を握ったり体にさわることが出来ましたから〜^^; 今思えばバカみたいですが我が青春時代の一ページです。
スケート靴は大きく分けて3種類あります。スピード用はエッジ(靴の下のついている金具)が靴より非常に長いのが特徴です。フィギア用のエッジは複雑な動きが出来るよう先端にギザギザがあり、ホッケー用は敏捷に動く為にギザギザはなく氷上に対し丸みがついており前後が少し浮いています。
来月トリノ で行われる注目のフィギア競技は「芸術点」と「技術点」の合計評価で争われますが新採点方式になって「技術点」のウエイトが高くなりました。昔は審査員の心証で「芸術点」さえ高ければ「技術点」が悪くても上位進出が可能でした。ところが今は通用しません。美しい演技より勝てる演技をしなければならない訳です。
フィギア競技で高得点をとる為には次の4つ技に限定されすべてレベル4(姿勢を保つ時間や姿勢を変更する回数など一番高い基準)とらなければなりません。6点満点で各審査員の点数を合計します。
※ジャンプ(空中で回転を行う・・・一番難易度が高く点数も高い)
※スピン(氷上で回転を行う)
※ステップ(スケートのエッジを使いながら複雑なターンを行う)
※スパイラル(足を腰の上より高く上げてすべる)
世界で唯一安藤美姫だけが出来る4回転ジャンプをすればメタル確実ですが、失敗して転倒したら新採点方式では致命的な減点になるのでそのリスクが大きすぎて冒険できないのです。
昨年12月に行われたグランプリファイナルでジャンプの得意な真央ちゃんはこの4つの技術点がパーフェクトに近かったのです。
フィギア競技をそういう視点でみるとなかなか興味深く見れますよ〜♪
たまに書く日記なのでまたまた長くなりました〜。読んで頂きありがとうございます〜<(_ _)>