2004年6月全米で上映され「マディソン郡の橋」の興行収入をも越えたという、原作も400万部のベストセラーになった作品です。日本には今年の2月封切りされましたが、封切前から噂は聞いていたので映画館にぜひ行こうと思っていたけれど行けなかったいきさつあり。
原題は"THE NOTEBOOK"、封切された後も"あなたは「きみに読む物語」を観ましたか”というフレーズで映画好きの人のブログにも取り上げられいろいろな年代層から感動コメントが載せられました。ご存知の人もいると思いますが要は泣かされる映画、感動する映画として注目されました。
私も一気に観ました。人間はどんな情熱的な恋をしても老いていくと愛情は多少薄すらいでゆくもの〜。夫婦愛とは何か、愛する人と共に生きてゆく尊さを教えてくれます。
老年の男性が老婦人に若い男女の恋物語を読み聞かせてゆくところから始まり、過去と現在が交差しながら物語が展開してゆきます。泣ける映画というより感動という方が適切かもしれません。恋人同士、夫婦で見る映画としてお勧めです。「セカチュー」が若者向けとすればこちらは大人向のラブストーリといったところです。
映画の中で読んでいる恋物語はひょっとして〜と多くの観ておられる方は途中から気がつくかもしれません。(ネタばれすると面白くないのでこれ以上いいませんが・・)最後はさすがうるうる〜ジーンと来ました。
まさに宣伝コピーにもある「想い出が少しずつ君からこぼれてゆく」〜うまいこと考えるなとコピーライターに感心!
ジェームスガーナとジーナローランズがいい味を出しています。ジーナはこの映画の監督の実母です。