中秋の名月というと今年は10月6日(旧暦8月15日)、毎年変わります。
日本には古くからお月見を楽しむ習慣がありましたが、今はそれも風化しつつあります。
月の明暗がウサギの餅つきのように言われたのも昔の話〜。今は宇宙ロケットを月や火星に着陸させる事が出来る時代〜。
火星にはタコのオバケのような宇宙人がいるかもしれないと幼少の頃は信じたものです。月にまつわるおとぎ話もたくさんありました。
アポロ11号が月面着陸した36年後同じ日である2005年7月20日に
NASAは宇宙船が着陸した「静かな海」を公開しました。
http://moon.google.com/
また今年2006年3月13日には火星の映像を公開。 グーグルアース
(GoogleEarth)を先の日記で紹介しましたが、同じくグーグルのインターフェースを使って「GooleMoon」、「GooleMars」として公開されました。
火星は標高別に色分けしたもの/通常写真/赤外写真(暖かいほど明るく冷たい場所ほど暗く写る)の3種類の表示切替が出来ます。2万メートル級の山がたくさんあるのが判ります。
http://www.google.com/mars/
科学の進歩は、現実を無機質にさらけ出してしまう訳で、子供心に信じていたメルヘンの世界が遠のいてしまうのは寂しいものがあります。
左の月面は2003年9月9日火星が大接近した時の写真です。下側の小さな米粒の星が火星です。月は自転/公転が同じ周期なので、地球側からは常に同じ月面しか見れない事はご存知ですよね。