うちのカミさんと「Shall We ダンス?」を観てきた。9年前の日本アカデミー賞13部門を取った周防正行監督脚本 役所広司主演のものをリメイクしたものである。当時オリジナル版も翌年アメリカで公開されたが外国映画賞を8部門も獲得し邦画としてアニメ以外では興行収入一位にヒットした映画作品である。
ハリウッド版は(倦怠期を迎えた)夫婦のラブストーリで最後はお互いを再認識し夫婦愛に目覚めるというオリジナル版のラブコメディタッチとは筋書きは同じ展開だがニュアンスはずいぶん違っている。
でも「愛と青春の旅立ち」以来のファンであるリチャードギアが渋いしかっこいい〜相手役のジェニファロペスと競技前日に二人でタンゴを踊るシーンがあるが情熱的ですごい迫力〜圧倒! アメリカ文化のフィルターをかけた映画といえるがどちらもそれぞれ持ち味があり私にとってはどちらも良かった。
私も若いころジルバやマンボを覚えたくて社交ダンス教室に通ったことがあるので青春時代とオーバラップする。
翌日、レンタルショップで韓国映画「僕の彼女を紹介します」を借りて観た。主演は韓国のトレンド女優チョン・ジヒョンである。「猟奇的な彼女」で評判の女優である。もうベタベタのラブストーリで男の私が言うのもなんだがほんと泣ける。韓国映画定番であるバックに流れる音楽がまたイイ。
韓国映画はアクションもラブストーリも理屈ぬきででおもしろい。