車のスピードメーターに誤差があるのをご存知ですか?

車のスピードメーターは、実測スピードとメーター表示にけっこうな誤差があるのをご存知ですか。

例えば、スピードメーター40km/hで走行していた場合、保安基準では実測30.9km/h~42.55km/hの範囲内にあれば良い事になっています。(平成19年1月1日以降の生産自動車)
※H18.12.31以前の生産車は上限が44km/h

車検時には40km/hで検査をしますが、メーカーでは実際のスピードより高めにメーター表示されるよう設定されています。 つまり、メーター表示50km/hであっても実際のスピードは45kmしか出ていないのです。 スピードメーター本体の精度は規格できっちとしたものになっていますが、安全性の面であえてメーター表示をずらせている訳です。但し、実際のスピードより、メータ表示が低く表示されることはありません(車検を通りません)。

ちなみに、私が乗っているプリウスは、スピードメータ60Km/hで走行していても実際のスピードは55km/hです。 誤差は5kmということになります。

スピードメータ表示の実測との誤差は‐5km/hと思っていたところ、スピードが上がるに従って大きくなることが分かりました。 特に100km/hを越えると徐々に誤差が大きくなりました。
つまり、120km/h~130km/hで走ると実際は110km/h~120km/hであり、誤差は-10kmもありました。  

実は、一年前にGPS内臓ドライブレコーダーをつけているのですが、撮ったドライブ動画を指定ソフトで再生すると、刻々と変化する実測スピードが表示されます。 動画ではかなりのスピードで走っているように見えても、GPSによる実測スピードはメータより低く表示されます。 スマホアプリでも分かります。

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また、今年レーダー探知機の買い替えたのですが、GPS内臓で設定でスピード表示できるものを購入したので、リアルに実際のスピードが分かるようになりました。

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タイヤが磨耗して径は少しづつ小さくなると、僅かではありますがスピードは遅くなります。
また径の大きいタイヤを入れかえるとスピード早くなる方へずれますが、まず車検に通りません^^

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