マラソン大会のグロスタイムとネットタイムの違い

 

今月3日、チャレンジコース(約10km)出場した「第39回ひろしま国際平和マラソン」も無事終了し、次の「錦帯橋ロードレース大会」(ハーフコース)に向かって、週3日のマラソン練習をかかさずやっています。いつもの練習コース10.5kmを、本日は女性を含むジム友と一緒に走りました。

マラソン大会に出場した記事で、完走時の走行タイムについて「ネットタイム」「グロスタイム」二通りをいつも紹介していますが、予備知識として改めてその違いと理由を説明しておきたいと思います。

 

下記の「ひろしま平和マラソン」の記録証にもグロスタイムとネットタイムが併記してあります。

 

*「グロスタイム」:スタートの号砲がなってからフィニッシュラインまでの実測タイム
*「ネットタイム」:スタートラインからフィニッシュラインまでの実測タイム

 

グロスタイムとネットタイムの違いは、計測を開始するタイミングにあります。
グロスタイムの場合は、号砲が計測開始のタイミングであり、ネットタイムの場合は、号砲後ではなくスタートラインの通過が計測開始のタイミングになります。

参加者が多い大規模マラソンになると列は長くなり、スタートラインまでの距離が遠くなります。列の後ろにいるランナーほど号砲後、スタートラインを通過するまでに時間がかかることになり、グロスタイムとネットタイムとの差は大きくなります。

一方、最前列にいるランナーは、号砲とスタートラインを通過するタイミングが同じなので、グロスタイムとネットタイムは同じになります。

後ろの列にいるランナーにとって、グロスタイムは本当の実力を反映したタイムとは言えず、生まれたのがネットタイムなのであります。

ところが、日本陸上競技連盟の規定では「グロスタイム」が公式記録としています。
ネットタイムは、あくまで参考記録となります。

 

東京マラソンの場合、参加ランナーは3万人を越えますので、後ろの列や最後尾にいるランナーは数十分以上の差がでても不思議ではありません。ネットタイムがサブ3であっても、正式タイム(グロスタイム)はサブ4ということもあり得ることになります。
スタートラインまでの走りに関係ない時間が、公式タイムには含まれるので、後ろの列にいるランナーほどやりきれないものがあります。

東京マランソンの招待選手や競技選手は、当然ながら最前列に並びます。
海外の大会では、ボストンマラソンやシカゴマラソンなど市民ランナーに限ってネットタイムを公式にしているところもあるようです。

 

なぜグロスタイムを公式タイムにするのでしょうか?

グロスタイムは、開始時間が全員同じなので、ゴールした人から順に順位が決定できることが一番のメリットです。記録証(完走証)も完走後すぐに発行することも出来ます。
ネットタイムの場合、全員がゴールするまで順位を確定することができません。

 

昨年の「第38回ひろしま国際平和マラソン」では、グロスとネットタイムの差を少なくするために、エントリー受付開始と同時に申し込んでいます。ゼッケン番号は、受付順および事前の予想タイム申告で決まります。本番ではゼッケン番号順のグループごとに並んでスタートラインへ移動します。

昨年は最前列から7列目にいたので、グロスとネットタイムの差がほとんどありませんでした。
今年も15列目前後で、おなじくグロスとネットタイムの差は極小でした。
もっとも私ごときの記録では、何の影響もなく、タダの自己満足に過ぎませんが・・・^^;

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