本買取サービス~書店への持込はもう時代遅れ?


 

最近購入した700円~800円前後の文庫本6冊を、広島では有名な複合書店「フタバ図書」の買取サービスに出しました。 6冊~10冊くらいたまると買取に出しています。

本を預けて番号札を貰いますが、査定時間は短く店内を歩いていると5分位で構内放送で呼ばれます。 買取価格は書店のデータベースに入っていて、装丁とか汚れなどのチェックだけを店員がしているのだと思われます。

今回はトータルで金774円でした。文庫本の買取額としては高いほうだと思います。
今までは点数(冊数)と合計金額のみでしたが、最近は内訳の分かる買取書なるレシートをくれるようになりました。

 

今回は買取価格20%アップキャンペーン期間中で、買取価格が2段に表記されています。
上段が本来の買取価格、下段がその20%アップ分です。
キャンペーンがない場合、現買取価格から△129円安となります。

 

 

高杉良著「最強の経営者」など4冊は、初版は30年以上前の企業小説ですが、思いのほか内容は新鮮でした。表紙カバーや帯などを新しくしたリニューアル発刊されたものです。
リニューアル時期は同じなのに、買取10円~200円巾の基準は何なのか分かりません。

東野圭吾著「人魚の眠る家」は、単行本から文庫本になって日が浅く、流行作家ということもあって、ほぼ半額に近い買取でした。仮面病棟」の著者は現役の医者ですが、75万部というベストセラーにもかかわらず買取はたったの5円! 何だこの差は!と思ってしまう。

 

同じ書店持込でも「BOOKOFF(ブックオフ)」は最悪です。
昔、新刊書籍の持込だったのにあまりの安さに持ち帰ったことがありました。
今もメチャ安いみたいですね。
売り場を構えスタッフの多いところはコストもかかるので買取は安いです。
これからはコストのかからないネット系の業者がいいかもしれません。

現在ではたくさんの本買取業者がいますが、家にいてすべて完結する買取サービスが楽チンですね。 有名どころのそのひとつは「アマゾン」~

一冊でも集荷してくれるそうで、事前に買取価格も分かるようになっています。
買取価格が高いという紹介記事もありますが実際のところはどうなんでしょうね。
価格テーブルのサンプルを見ると3円~6円で、本によるのでしょうが安い感が強いです。
また、お金ではなくギフトカードなので、アマゾン通販を利用しない人にとってはデメリットになります。

 

本に特化したフリマアプリ「ブクマ!」の買取サービスも注目されています。
UIは「メルカリ」と似ています。メルカリはご存知のように売却額の10%の手数料がとられますが、ブクマは手数料無料(但し送料負担あり)

本の裏表紙にあるバーコードを読み込み、希望する価格と郵送方法,発送元,本の状態などを入力~ あとは買い手がつくのを待つだけです。
本の写真を自分で撮る必要もありません。取引先の相手とチャットでやりとりもできます。

価格は自分の希望値になるものの、最終的には最安値のものが売れてしまうので、価格設定を高くするといつまでも売れ残ることになるようです。
「ブクマ」の市場はまだ小さいので買い手がつくまで時間がかかり、市場規模の大きいメルカリの方が早く決まるみたいです。

 

結局、高く売れること(買取)を期待せず、ゴミとして処分することを思えば、僅かでも元がとれるだけマシだと思うくらいでいいのかもしれません。

私の場合、「フタバ図書」の買取価格で満足していますし、書店持込みで問題ありません^^

ところで、駅に行っても交通機関に乗ってもスマホを操作している人ばかり~
最近、本を読む人を見掛けなくなりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です