日別アーカイブ: 2018年4月16日

「+メッセージ」は、「LINE」を越えられるか!

 

 

4月11日 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのキャリア大手3社が、相互の顧客同士で長文や写真、動画のやりとりが出来る共通の新アプリ「+(プラス)メッセージ」を5月9日から提供すると発表しました。 

 

IDやパスワードの登録は不要で、相手の電話番号を知っていればメール同様の長文が送ることができます。

 

約500種類の無料スタンプグループメッセージも交換可能。
そのほか音声メッセージ地図情報の送受信、既読を表示する機能、QRコード表示による連絡先交換などにも対応。

 

否定はしていますが、通信アプリでは先行している「LINE(ライン)」に3社が結束して対抗する狙いがあるようです。

 

キャリアが個別に提供しているSMS(ショートメッセージサービス)は、通信できるのは全角70文字以内の短文と絵文字のみだし、異なるキャリア間では絵文字など文字化けする課題もありました。 SMSを進化させた新アプリは世界的に標準化されているRCS(リッチコミュニケーションサービス)に準拠したサービスとして提供されます。

 

キャリアを問わず、全角2730文字を送信できる仕様になり絵文字の共通化も図られます。
SMSは一通ごとに料金が発生する従量課金方式でしたが、新アプリはLINEと同様にパケット通信料がかかります。当然ながら定額料金内であれば追加料金は発生しません。

 

電話番号を知っていれば、送受信が可能なのですが、利用者相互に「+メッセージ」アプリをインストールしておかねばなりません。
5月以降発売のスマートフォンやタブレット端末は、アンドロイドの新機種には予めプリインストールされていますが、アップル製品や発売済みの機種ではダウンロード(無料)の必要があります。

 

「+メッセージ」は、2011年6月にリリースされた「LINE」の牙城をどこまで崩せるのでしょうか・・・ 試す価値はありそう。