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【Windows11】UEFIでDVDドライブを認識しない ブート設定および注意点

冒頭の画面は「UEFI-BIOS」(Ez Mode) の画面です。ASUS製マザーボードのものです。UEFIは2010年ごろから採用されていますが、4年~5年前製造のパソコンには殆ど搭載されています。昔のPCで使われていたBIOS(バイオス)はお馴染みですが、さらに拡張したものがUEFIです。Windows11の利用にあたり必須条件にもなっています。

「BIOS」とは、OS(Windows)が起動する前に、ハードウェアを制御する為のプログラムです。BIOSの後継であるUEFIは、キーボード操作しかできなかったBIOSとは違い、マウス操作も可能、2TB以上の大容量HDD (GPT) に対応、高速ブートやセキュアブート機能などをサポートしてます。

従来のBIOSを「レガシBIOS」、後継のUEFIを「UEFI-BIOS」としています。どちらもBIOSなので、区別するために一般的にそう呼ばれています。

実は、進化したUEFIではあるのですが、セキュアブート機能があるために、とても不便なことが生じます。それは、BD/DVDドライブが認識されず、DVDブートができません。PCトラブルで、OSを含むHDDのバックアップファイルを復元したい場合、DVD(Acronisなど)から起動ができないのです。UEFI-BIOSを開いても、ブートメニューにもありません。

結論から言うと、UEFI-BIOSで以下の二つの設定項目を変更すればDVDブート可能になります。もちろんUSBブートも可能です。
1.「CSM」を<有効>にする。
2.「セキュアブート」を<無効>にする。

「CSM」とは、レガシBIOSをエミュートする機能です。有効にするとUEFIでは対応しない古いOSや周辺機器のサポートが可能になります。32ビットWindowsやリナックスもMBR形式のHDDにイントールできるようになります。

「セキュアブート」とは、PC起動時に悪意のあるソフトフェアが読み込まれないための重要なセキュリティ機能です。無効にすると起動時、OSやドライバーのデジタル署名のチェックがなくなりますので、OSが不正に書き換えられたりしていてもそのまま起動し、未然に破壊活動を防止することができなくなります。

※ デフォルトの「起動デハイス選択」は、OSを含むインテルSSD512GBのみがブート対象

※「CSM」<有効>・「セキュアブート」<無効>で「起動デバイス選択」に一覧が表示される

DVD(BDドライブ)を起動オプションの優先順位#1に設定、DVDブートが可能になる

 

「CSM」および「セキュアブート」の設定方法 

「UEFI-BIOS」は、PCの電源を入れてすぐ、「Delete」キー又は「F2」キーの連打で開くことができます。「F7」ファンクションボタンで「Adovaced Mode」にします。

① 「▶CSM」をクリックする

② 「CSMの起動」は<有効>を選択

※「起動デバイス制御」は<UEFI/レガシーOPROM>を選択

③ ①の画面より「▶セキュアブートメニュー」をクリック
「OSタイプ」<非UEFIモード>の選択で「セキュアブート」が<無効>になる(再起動後)

以上の設定で、「CSM」は<有効>・「セキュアブート」は<無効>(表示は<有効>のまま)となります。目的の作業が終了したら、設定は元の状態に戻します。DVDブートのままにしておくと、以下の画面がでてWidowsが起動しません。レガシBIOSの場合、起動用DVDがドライブに入っていなければ、Widowsが立ち上がりましたが、UEFIの場合はNGのようです。

※「起動ディスクを挿入してキーを押せよ」とメッセージが表示される

さらに重要なことですが、「セキュアブート」を<無効>にする場合、「OSタイプ」から行えば、あとから元の状態に設定変更出来ます。しかし、起動 \ セキュアブートメニュー \ セキュアブートキー管理 の「▶セキュアブートキーの削除」の選択でも「セキュアブート」を<無効>にすることができますが、設定を元に戻すことが出来なくなります(<有効>に設定変更できない)。

当初「セキュアブート」<無効>設定の方法が分からず、ネット上で色々調べましたが、「セキュアブートキーの削除」で行う以外の情報が見当たらず、私もその方法を採用した経緯があります。まさか元の設定に戻せないとは夢にも思いませんでした。

「セキュアブート」<無効>のままでも正常に使えますが、セキュリティ上かんばしくありません。Windows11をインストール(アップグレード)において、「セキュアブート」<有効>であることが条件の一つになっています。

実は、当ブログにも紹介していますが、Windows11にアップグレードしても、1週間~10日後にサインイン画面が出なくなり、パスワード入力が出来なくなる現象が起きました。Windows11を開くことが出来ず、原因がわからないまま、現在はWindwos10を継続利用しています。

今思うに、設定を元に戻すことができないので、「セキュアブート」<無効>の状態で、Windows11をアップグレードしたり、利用していた時期もあったように思います。

「セキュアブート」<無効>の場合、デジタル署名をチェックされていないので、OSやドライバーなどすべてフリーパスで、起動やインストールが出来る訳ですが、Windows11に関しては例外的に使えないようにしている可能性も考えられます。

そこで、「セキュアブート」を<有効>にする方法はないかものかと考えました。「セキュアブートキーの初期化」も考えましたが、予想外のところが初期化されたり、元に戻らなかったら困るでやめました。

何故もっと早く気がつかなかったのかと思いますが、「UEFI-BIOS」をデフォルトに戻せばいい筈です。ビンゴでした! ASUS UEFI-BIOSの場合、以下の通り。

①<F5>キーを押して「 Load Optimized Defaults」を実行
②<F10>キーを押して「Save changes and Reset 」メニューを表示
③ 「OK」 を選択して、設定を保存してユーティリティ画面を閉じる

※ 再起動の後、設定を確認したところ、無事デフォルトに戻っていました。

再度、Windows11にアップグレードして、サインイン画面が出ない原因が「セキュアブート」<無効>によるものだったのか改めて検証しようと思います。

Windows11にAdobe系アプリを追加した後、Windows10に戻したら面倒な事になった

2021年10月にリリースされたWindows11ですが、過去アップグレードは2回実施しているものの、よく利用しているAdobe系アプリが使えず、OSが変わる度に何度か買い替えした経緯もあり、且つ割高なアプリのため、先伸ばしにしていました。最終的に、腹をくくりましてw 新規購入したため今年1月 正式にWindows10からWindows11にアップグレードしました。

しかし、当ブログ(3/29)にも紹介しましたが、1週間以上経過したころ、ある日突然サインイン(ログイン)画面が出なくなり、パスワード入力が出来なくなりました。通常、パソコンを起動すると最初にロック画面が表示され、マウスボタンのクリック、又はキーボードのいずれかのボタンを押せば、サインイン画面が現れますが、これが表示されません。

上記トラブルの詳細は別途ブログを参照して頂くとして、Windows11にアップグレード後、10日以内であれば、「回復」からWindows10に戻せたため、このトラブルのため元に戻したのに、さらに新たなトラブルが発生した次第です。

実は、Windows10にはAdobe Photoshop Elements14とAdobe Premiere Elements14をインストールしていました。そのままWindows11にアップグレードしましたが、その後非対応のPhotoshop Elements14シリーズはアンインストールし、Win11に対応済のPhotoshop Elements2023をインストールした経緯があります。

このまま、Windows10に戻せば、Windows11で削除したアプリは復元され、追加したアプリは消えるものと思っていました。その通りではあったのですが・・・

「回復」で元に戻ったWidows10のデスクトップ画面は、Adobe Photoshop Elements14とPremiere Elements14のアイコンだけでなく、Photoshop Elements2023のアイコン(ショートカット)もありました。前者はアイコンをクリックすれば、正常にアプリが開きましたが、 後者は「リンク先が見当たらない」とメッセージが表示され開くことができません。

リンク先のないElements2023のショートカットは削除しました。しかし、新機能も追加されたPhotoshop Elements2023をWin10で使わないともったいないので、新規インストールしたのですが、途中で冒頭のメッセージが表示され、インストールがストップしたままになったのです。

メッセージを翻訳すると「使用しようとしている機能は、利用できないネットワークリソース上にあります。「OK]をクリックしてもう一度やり直すか、下のボックスにインストールパッケージ”vc_runtimeMinimum_×86.msi”を含むフォルダへの代替えパスを入力します。」というもの。

入力情報がないので「OK」をクリックするしかありません。「OK」をクリックするとさらに以下のメッセージが現れます。パスを入力していないので、「所定のファイルが見つからず、もう一度試すか、マイクロソフト製品から該当のインストールパッケージを入手せよ」という主旨のメッセージのようであります。「OK」をクリックしても、メッセージを繰り返すだけで進展はありません。

困ったことになりました。Adobeに聞いても(現在は電話ではなくバーチャルアシスタントによる文字チャットのやりとり)パスに関することなので、うまく伝わるかどうかも微妙~伝わったとしても完全解決につながるのか疑問もありました。

やることはやってみようと、別途バックアップをとっていたWindows10(22H2)を復元し、改めてAdobe photoshop Elements2023をインストールしてみましたが、同様に途中で同じメッセージが表示され、インストールがストップ。

これでうまくゆかないってどういう事? アプリ側の問題? 見当もつきません。

バカみたいですが原点に戻り、再度バックアップファイルから復元したWindows10をWindows11にアップグレード。その後アプリの追加・削除をして前回と同じ状態にしてみました。そのままで元に戻したのが原因ではないかと思い、「回復」で元に戻す前に、Win11で削除したアプリは再インストールで復活させ、追加したアプリはアンインストールして削除。アップグレード直後のWindows11の状態にして、元のWindows10に戻してみました。

元に戻したWindows10のデスクトップには、当然ながらPhotoshop Elements2023のアイコンはありませんでした。これでPhotoshop Elements2023をインストールすれば、今度こそ大丈夫だろうと行ったところ、なんと期待に反して、同じメッセージが表示され、何の進展も見られず!!!

この時期、デュアルブート(Windows7/10)パソコンに不具合が生じて、Windows10が使えなくなっていました(Win7側はOK)。このWindows10にも、Photoshop Elements2023をインストールしており、こちらも使えない状態だったので、まさに踏んだり蹴ったりであります。

それから色々試行錯誤があったのですが、何のことはありません 「Cancel」ボタンをクリックしたら、無事インストールできました。以下の画面は、今回トラブルを追及する際、何度も現れましたが、「OK」をクリックしても解決しなかったので、右上の「✖」で画面を消していました。たまたま「Cancel」ボタンをクリックしたら、スムーズにインストールができたのです。今までの苦労は何だったのか。同じシチュエーションで同様なメッセージに遭遇した場合、「Cancel」ボタンをクリックしてみてください。

Windows11 サインイン(ログイン)画面が出ない パスワード入力ができない

Windows10を使い続けていると、パソコンのスペック(仕様)をクリアしていれば、上記のようなWindows11にアップグレードするよう案内がきます。Windows11にアップグレードする場合は、①「ダウンロードしてインストール」をクリックします。Windows10を継続する場合は、②を選択「今はWindows10の使用を継続します」クリックします。この選択をしないとWindows10の更新プログラム案内はされません。

Windows11では、私が常用しているAdobe Photoshoop Elements14が利用できません(Adobeも非対応としています)。最新版2023は対応済となっていますが、買い替えるにはけっこう割高なソフトでもあり、サポート期間が終了する2025年10月まで、Windows10を利用することしていました。しかし、アップグレードしないままにしていると、度々以下のように、Windows11に切り替えるよう案内がきましたが、都度「アップグレードを拒否する」を選択していました。

根負けした訳ではありませんが、Widows11をいずれ切り替えるのであれば、早い方がいいかなと思い始め、最終的に大枚を奮発してPhotoshop Elements2023を新規購入。これで弊害が解決したので、 早速Windows11へのアップグレードを実施(今年1月末)。勝手なもので、思いのほか直感的に操作できるWindows11にとても満足していました。

ところが、2週間過ぎたころ、起動後、サインイン(ログイン)画面が表示されず、パスワード入力が出来なくなりました。通常、マウスボタンクリックでパスワードの入力画面がでますが、全く反応なし。右下のアイコンより電源シャットオフ・再起動は可能。Ctrl+Altキーを押しながらDel キーを押しても変化なし。セーフモードで再起動してもサインイン画面は出ませんでした。

※ サインイン(ログイン)画面 パスワード入力欄が表示されない

「Shift」キーを押しながら再起動するとトラブルシューディングメニューが表示されます。「オプションの選択」⇒「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「システムの復元」を選択し、一週間前(アップグレード直後、復元ポイントを作成)のWindows11の状態に戻しましたが、しばらくは利用できたものの1週間後、再びサインイン画面が出なくなりました。

ちなみに、セーフモードを起動するには、「詳細オプション」⇒「スタートアップ設定」を選択して画面を表示させて「再起動」⇒「スタートアップ設定」メニューから④~⑥の一つを選択。起動したいセーフモードの状況により、該当の数字キーまたはファンクションキーを押します。通常は⑤でいいと思います。

④セーフモードを有効にする。
⑤セーフモードとネットワークを有効にする。
⑥セーフモードとコマンドプロンプトを有効にする。

※ トラブルシューティングメニュー

詳細オプションメニュー「システムの復元」でアップグレード直後のWindows11に戻しましたが、現象が繰り返されます。「スタートアップ修復」やアップグレード後の「更新プログラムのアンインストール」も行いましたが進展はなし。この現象についてネット上にも対処方法が紹介されていますが、目新しい対処方法はありませんでした。

Windows11でインストールしたアプリの削除も関係ありませんでした。アップグレード後10日以内であれば、「設定」⇒「システム」⇒「回復」⇒「復元」で元のWindows10に戻すことができますが、1ヵ月近くも経っていため、別途バックアップしていた直近のWindows10(22H2)に戻しました。その後2週間以上経過しますが、現在問題なく使えています。

ハードウエァ(マザーボード)との相性?だったら、これからもWindows11は使えないことになりますが、市販PCでも事例があるようなのでそれはないかもしれません。セーフモードでもNGなので、接続されている周辺機器は問題なさそうです。残るのは、特定アプリ(スタートアップ)やドライバーとOSとの相性があるのかもしれませんがひとつひとつの検証が面倒。

決定的な原因がつかめず、残念ではありますが、数ヵ月このままWindows10を継続使用し問題発生がないことを確認した上で、再度アップグレードしてみてどうなるか検証してみようと思います。

Photoshop Elements ライセンスオーバーでバーチャルアシスタントにヘルプ

Windows10とWindows11搭載のパソコンに「Adobe Photoshop Elements 2023」をインストールしました。ところが、Windows10パソコンが壊れてしまいました。ほかのパソコンにPhotoshop Elements2023をインストールしようにも、ライセンス認証2台分しかないのでインストールしてもアプリを開くことが出来ません。事前に、Photoshop Elementsをサインアウト又は削除しておけば、他のパソコンに問題なくインストール可能です。

ライセンス認証の規定台数を超えたとき、何らかの事情でサインアウト(又は削除)できなかった場合、ライセンス調整はAdobeのサポートに電話をかけて認証できるようにお願いするしかありません。しかし、現在サポートの電話番号案内はなく、ライセンス調整は「Adobeバーチャルアシスタント」に依頼をします。文字チャットによるやりとりになります。(Adobe公式サイトの上段にある「ヘルプ&サポート」⇒「お問い合わせ先」の順にクリックすると「Adobeバーチャルアシスタント」が現れます)ログインが必要なので要会員登録。

実は、2012年3月購入のWindows7パソコンに、HDD2TBを追加しWindows8.1をインストールしてデュアルブート構成にしていました。2015年11月には、Windows10の無料アップデートの案内があり、Windows8.1をWindows10にアップグレードした経緯があります。その後は、Windows7/10のデュアルブートとして利用してたパソコンですが、Windows10が開けなくなりました。

複数台のパソコンを分散して使うためか、10年以上経った現在まで大きな故障もなく利用できていましたが、ある日突然 Windows7側では、BDドライブ再生可能なのに、 Windows10側では共有のBDドライブが再生出来ないという現象がきっかけでした。

今回はWindows10側のドライバー更新で簡単に対処できると思っていました。一般的なシングルブートであれば問題なく解決できたかもしれないのに、デュアルブートのためトラブルが複雑なりました。途中経過は長くなるので省略しますが、その後、Windows10が開けなくなり、Windows7だけは起動できるものの、動作していたBDドライブも再生不可となりました。

ひょっとしたらBDドライブが壊れたかなと思い、ASUS製DVDドライブを新規購入し入れ替えましたが、BDドライブ同様に再生出来ず。さらに調べるとデバイスマネージャーやBIOSにも認識されておらず、ケーブルの結線に問題はなくBIOSに不具合があるのかも? しかし、BIOSを更新したくても、購入後10年以上経過のためマザーボードメーカーサイトからも入手不可。

故障の前置きが大変長くなりましたが、Windows10の復帰は難しく、イントールしたAdobe Photoshop Element2023をサインアウト(又は削除)しないまま故障しましたので、当面Windows10のノートパソコンに、インストールしたのですが、30日以内に他のパソコンのアプリのサインアウトせよとメッセージが出てアプリが開けません。昔、ライセンスオーバーで直接電話をかけて、何度か担当者にロックを解除して貰ったことがあります。

しかし、現在サポートはすべて「Adobeバーチャルアシスタント」でのやりとりになります。チャットでの依頼ははじめてなので、スムーズに事が運ぶのか心配でしたが、最初ちょっとした手違いはあったものの、担当者と15分くらいのやりとりで無事解決しました。

最初は、ライセンスオーバーのため、調整をお願いすべく理由をテキスト入力すると、しばらくして、解除したので再度アプリを立ち上げるようにとチャットで案内がきました。さすが早いなぁ 自動的に処理しているのかと思いつつ、インストール済のアプリをそのままクリックして立ち上げましたがNG。さらに一旦アンインストールした上で、再インストールしましたが、30日以内にサインアウトせよとメッセージ表示がでて最初と変わらず。どうなっている?

案内通りしても解除されず、再度チャットにて連絡。スタッフが対応中のため、用件済み次第連絡するのでしばらくお待ちくださいと案内あり。5分位待たされましたが、直接担当者でチャットをやりとりをしました。アプリのシリアル番号を聞かれましたが、Adobeではどの端末にどのように利用されているのかログですべて分かるみたいです。状況が確認されたため、ライセンス調整をしてもらい、最終的にはロック状態だったインストール済のPhotoshop Elements2023を無事開くことができました。

Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります フィッシングに注意(2023年3月)

最近、またアマゾンを騙るフィッシングメールが来るようになりました。ネット上にはフィッシングメールの事例がたくさん紹介され注意喚起されているので、よもやひっかかる方はいないと思いますが、くれぐれも被害に遭わないことを願うばかりです。通販サイトということもありAmazonのフィッシングは多いので注意しましょう。

今回受信したメールは以下の通りです。

***************

差出人:Amazon <no-reply@amazon.co.jp.
宛先:(自分)アマゾンに登録しているメールアドレス
件名:Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります。

内容

プライムのお支払いに登録いただいた支払方法に問題があるため、プライム会員資格が一時停止されました。この問題が解決されるまで、プライム特典をご利用いただけません。

プレイム会員の特典を引き続きお楽しみいただくには、以下の2つの簡単な手順を行ってください。

    1.このリンクにアクセスしてアカウントにログインする
    2.新しい支払方法を追加するか、既存の支払方法を更新する

Amazonプライムを継続してご利用いただくために、会費のお支払いにご指定いたたいたクレジットカードが使用できない場合は、アカウントに登録されている別のクレジットカードに会費を請求させて頂きます。会費の請求が出来ない場合は、お客様のAmazonプライム会員資格は失効し、特典をご利用できなくなります。

今後ともAmazonをよろしくお願いいた ? ? ? ます。

Amazonカスタマーサービス

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Amazonの場合、フィッシングを見分けるポイントは、メール文章の文頭に必ず「◯◯✕✕ 様」とフルネームの表記があります。Amazonを騙るフィッシングメールにはこの名前の表記がありません。

当然ながら、Amazon Primeに加入していない人は対象外になりますね。もし、プライム会員であれば、以下の方法で会員情報が確認できますので、フィッシングメール内容と整合性がとれていないことで判別がつきます。

Amazonサイトにログイン後、「アカウント&リスト」にカーソルを乗せるとプルダウンメニューが現れるので、「Amazonプライム会員情報」をクリック

プライム会員の有無や会費の支払い状況が分かります。一括年払いもありますが、私は必要に応じて1ヵ月単位で加入しています。1ヵ月分会費(500円)を支払うと自動更新になっていますので、何もしなければ毎月クレカから引き落とされます。昨年 利用した最終月は11月で、その後 自動更新を解除したので、最終支払日2022/11/03になっています。

また、Amazonから届くメールは、アマゾンのメッセージセンターでも確認できます。「アカウント&リスト」のプルダウンメニューから一番上にある「アカウントサービス」をクリックし現れた画面から「メッセージセンター」を選択。Amazonから送信されたメール一覧・内容が確認できます。以下はAmazonプライム会員の自動更新を解除した時、届いたメールです。

アマゾンでは、メールドメイン(@以降の文字列)の差出人メールアドレスの注意点を説明していますが、今回のフィッシングメールの差出人のドメインは@amazon.co.jpになっています。ドメインが以下の文字列に該当していても、なりすましがいますので信用おけません。過信は禁物です。

Amazonはじめ、有名企業を騙るフィッシングメールは、チェックポイントさえ押さえておけば、確実に判別つきます。ちなみに、メール内にある①~⑤のamazonの文字列を含まないリンク先は、すべて本物そっくりの偽ログイン画面に誘導されます。またメール文末の一部に文字化けもあります。

Windows11アップグレード後、更新プログラムがストップしたまま

上記は、Windows11の「Windows Update」画面であります。ダウンロード可能な更新プログラムと表示され、且つ 通常は表示されない!マーク(びっくりマーク:エクスクラメーション・マーク)も出ています。右にある「すべてダウンロードしてインストール」やその下の「ダウンロードしてインストール」をクリックしても反応しません。

Windows11の「Windows Update」なのに、更新内容が Windows10の更新プログラムであることに問題があります。Windows10の更新プログラムを残したまま、Windows11にアップグレードしたようです。

通常 OSをバージョンアップすれば、旧バージョンのすべての問題点を改善している筈なので、一部機能更新されていなくても、このような現象は起きないと思うのですが、こんな事もあるのですね。

しかし、このままではプログラム更新できる筈もなく、ストップしたままで先に進まず、今後の更新プログラム案内を受けることもできません。この状況から抜け出すには、アップグレード前のWindows10に戻すしか方法がなさそうです。

つまり、一旦 Windows10に戻して、該当の「Windows10 22H2用の累積的な更新プログラム (KB5022478)」をダウンロート&インストールした上で、再度 Windows11へのアップグレードしなければなりません。

で、早速 Windows10にダウングレードを実施。Windows Update」で更新プログラムのチェックをしたところ、びっくりマークのあった更新プログラム(KB5022478)の案内が現れたのでダウンロード&インストールを行いました。

その上で、再度Windows11へのアップグレードを実施。「Windows Update」で、同様に更新プログラムをチェックしたところ、今まで案内されていなかったWindows11関連の品質更新プログラムが表示され、通常とおり更新を行うことができました。

Windows11へグレードアップ後、今回のような不具合等があった場合、10日以内であればファイルやデータを保持したままでWindows10にダウングレードする(戻す)ことができます。

しかし、10日間を超えるとバックアップをとっておかないと、付属のリカバリーディスクまたはOSのクリーンインストールするハメになります。

今回の一件は、グレードアップ後10日以内でしたので、スタートアイコンを右クリックして「設定」⇒「システム」⇒「回復」⇒「復元」で元に戻すことができました。

さて、どうして今回のようなトラブルがおきたのでしょうか? ご存知の方もいると思いますが、利用しているパソコンがWindows11へのアップグレードが可能であれば、自動的にスペックをチェックし、以下のように「Windowsw11,version22H2の準備が出きましたーしかも無料です!」と「Windows Update」 に案内があります。

この案内があったため、Windows11へのダウンロート&インストールを敢行したのですが、まさか更新プログラムが残っているとは夢にも思ってもいませんでした。たとえ残っていたとしてもOSのバージョンアップなので、すべて改善されると思うのが普通です。

実は、Windows11へのアップグレードは、案内があってから過去2回行いましたが、よく利用しているAdobe系アプリの一部機能が使えず、Windows10に戻していた経緯があります。AdobeはOSが変わるたびに使えなくなる傾向があり何度か買い替えています。

今回も最新バージョンでは問題なく使えることが分かり、購入後 改めてWindows11にしたところ、冒頭の問題が発覚した次第であります。

上記アップグレードの案内があっても、更新プログラムのチェックはした方がよさそうです。一部更新案内が残っているのに、アップグレードの案内を出すのも問題ありですが、「最新の状態です」となっていても、更新プログラムが残っていると今回のような問題発生となります。

また、Windows10に戻す場合、追加・削除のあったドキュメントでもそのまま保持されますが、欠落はゼロではないので、念のため大事なファイルがあれば事前にバックアップをとっていた方がいいかもしれません。

私の場合、Windows11にアップグレード後 アプリの追加・削除を行ったのですが、そのままWindwos010に戻したところ大変面倒なことになりました。この件については、また当ブログで紹介したいと思います。

11年前のノートASUS製U24A-PX3210をSSDに換装 爆速PCに変身

11年前、約6万円で購入した11.6インチASUS製U24A-PX3210ノートPCを、HDD750GBをSSD1TBに換装しました。当時 内蔵メモリ4GBを8GBに増設したり、予備バッテリー購入や長期保証加入などで結局8万円近くまでになりました^^; 今回 Acronis True Imageにてクローンを作成し、HDDからSSDに換装したところ、信じられないような爆速ノートパソコンに変身しました。

ベンチマークでは、換装前と比べて、なんとシーケンシャルデータの読み書き速度が、6倍~7倍のスピードアップ、ランダムデータの読み書き速度が、66倍~123倍のスピードアップを実現。

注意すべき点は、本機に接続する起動用DVDドライブは、USB3.0端子ではなくUSB2.0端子に接続しないとBIOSで認識しません。SSDのフォーマットはGPTで行う必要があります。MBRで行うとクローン作成の際 エラーになります。

 ▼ 内臓HDD750GBのクローンをSSD1TBに作成 

 ▼ 換装前のHDD750GBのベンチマーク 

 ▼ SSD1TBに換装後のベンチマーク ①シーケンシャルデータ ②ランダムデータ 

スピードアップを実感するのは、電源オンからロック画面が表示されるまでの起動時間です電源オンと同時にスマホで起動時間を測定したところ12秒でした。今まで2分~3分はかかっていましたのでウソみたいに早いです。ちなみに、毎日使っているSSD内臓デスクトップ(GALLERIA:Windows11)の起動時間と比べても遜色なく早いです。イントールした各ソフトもデスクトップ並みにサクサク動作しますし、比較的重いAdobe系のソフトもさっと開きます。常用PCはデスクトップがメインですが、エクセル・ワードや軽い動画編集・レタッチ程度であればサブマシーンとして十分使えそうです。

▼ Windows10のロック画面(この画面表示後のサインイン画面にてPW入力)

本機U24Aは、当初Windows7(64bit)搭載パソコンでした。仕様は CPUインテルCore i5-3210M 2.5GHz、HDD750GB、USB3.0×2、USB2.0×1、メモリ4GB、ディスプレー1,366×768ドット(WXGA)SDメモリーカード(SDXCメモリーカード対応、IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth4.0、Webカメラ92万画素、バッテリ駆動8.8時間など、当時コスパの良さが売りのノートパソコンでした。その後 Windows10に無料アップグレードしたものです。

Windows7搭載時の起動時間は、2分前後はかかっていましたが、Windows10へのアップデートでさらに遅くなっていました。今回のSSD換装後の起動時間にとても満足です。

振り返れば、せっかく購入したノートでしたが、複数のディスクトップPCをメインにしていたこともあり、11年前購入にしては下記の通り利用頻度は少なかったです。

▼ U24A-PX3210 HDD750GB内臓PCとしての電源投入回数(外部接続でチェック)

また、数日前まで正常だった別のデスクトップ(Win7/Win10デュアルブート仕様)が、突然のトラブルでWindoww10への切り替え出来なくなり、触っているうちにWindow7も立ち上がらなくなりました。2日がかりですったもんだのあげく、最終的にWindows7だけは立ち上がるようになりましたが・・・Win10はどうしても起動せず。

大抵のPCトラブルは、今までほぼ解決してきましたが、今回ばかりは解決に至らず、復旧は無理かなと思います。こちらも11年近く使っているデスクトップパソコンですが、Windows7しか利用できないレアなソフトもあるので救済できたことにほっとしています。

このトラブルに関しては、後日 備忘録を兼ねて顛末記として投稿の予定ですが、Windwos10搭載パソコンがノートだけになりましたので、故障したデスクトップの代りに、ノートパソコンを今まで以上に活用できないかとSSD化することにした次第であります。

換装前のノートパソコンは、利用頻度が少なかったことが災いして、バージョン1909 (Windows10 Novenber2019 Update) でストップしたままでした。さらに更新チェックをしても「品質更新プログラムが見当たりません」と赤字のエラーメッセージが出て先に進まない始末。サポート期間中にアップデートをマメにしておかないと、このように更新不可に陥ってしまいます。

Windows10の最新バージョンは22H2ですが、古いバージョンであっても「Windows10更新アシスタント」から最新バージョンにアップデート出来ます。《今すぐアップデート》のクリックでインストールされ、手動でアップデート可能です。

最新バージョンのアップデートに関しては、ダウンロード&イントールに3時間以上の時間がかかりました。終わりそうにないので、夜中2時過ぎていたので、途中寝て翌朝開くと正常にイントールされていました。おかげさまで、Ver.1909から先に進まなかった状況から、無事最新Ver.22H2にアップデートすることできました。

内蔵HDD750GBに最新VerのWindows10にアップデートできましたので、その後HDDのクローンを作成したSSD1TBに換装しました。以下主要写真を掲載しておきます。SSDもかなり価格がこなれてきましたので、パソコンのスピードアップ望む人にはSSD化はお勧めです。

 ▼ U24A-PX3210の底面 ビス1本で裏ブタを開ける 

 ▼ ブラケット4本のネジ弛めHDDを取り外す 

 ▼ 取り外したHDD(750GB)

 ▼ 左:WD製HDD750GB 右:Crucial製SSD1TB 

 ▼ 換装したCrucial(クルーシャル)MX500シリーズSSD1TB 13480円 5年保証 

Thunderbird「アカウント 1 つですべての Google サービスを」 くり返し表示

メールソフト「Thunderbird(サンダーバード)」を利用していますが、一週間前より、突然上記にあるように「アカウント1つですべてのGoogleサービスを」というポップアップが、メールを開くたびに表示されるようになりました。ちなみに、OSはWindowos11です。

さらに、ポップアップウィンドウ下部に小さな文字で「1つのGoogleアカウントですべてのサービスにアクセス」と共に、グーグルサービスのアイコン、つまり  Google、Gmail、Map、YouTube、Photo、 Play、Chrome などがずらりとならんでいます。

これ以外にもグーグルが提供しているサービスはありますが、案内にあるような手続きを改めてしなくて、すべてのグーグルサービスには、すでに一つのアカウントで問題なく利用できています。なので、この案内が何のために行われているのか全く理解できません。

実は、Thunderbirdには、7つのメールアカウントを登録しています。それぞれのメールソフトを個別に開かなくても、一つのメールソフトで一元管理ができるからです。マイクロソフトのOutlookやグーグルGmailでも、同様に複数のメールアカウントが登録・管理ができます。

この手のトラブルは、Outlookでは 2~3年前から発生しているようです。何故、今ごろになってThunderbirdにもポップアップが表れるようになったのか分かりません。

困ったのは、最初のメールを開いたときのみならず、他のメールインデックスを開くときなど、一定のタイミングで、何度もポップアップが現れてしまいます。また、7つ登録しているアカウントの内二つのGmailだけが、毎日着信があるのに、何故か着信が一週間前からストップしたままです。

該当のメールアカウントを選択し、「新着メッセージを受信する」という機能をもつ<受信>ボタンのクリックで、メールサーバーに残った新着メールがあれば、強制的に数秒以内でダウンロードされるのですが、一週間分溜まっていてもそれほど時間はかからない筈なのに、数分たっても受信チェック状態のまま先に進みません。

時間がかかりそうなので、ほかのメールチェックをしようとすると、再びポップアップが現れます。そのタイミングで受信チェックしていたGmailのサーバーエラーが発生し、ダウンロード停止してしまいます。

仕方がないので、ポップアップにある「次へ」をクリックしてみました。パスワード入力を求められ、二段階認証のスマホの電話番号入力で本人確認されました。その後、以下のメールがGmailに届きました。

「リンクされているGoogleアカウントへのアクセスがMozilla Thunderbird Emailに許可されました」??? セキュリティ上の観点から、サンダーバードに登録した二つのGmailアカウントを、許可したということなのか? しかしながら、手続きをとったにも関わらず、ポップアップは相変わらず表示されました。

結論は、二つのGmailアカウントを登録したことにあるようです。一方を削除し、Gmailを一つにすることで解決しました。複数登録したことが問題なのですが、今までは何ともなかったのに何故そうなったのかは不明です。

Thunderbirdの場合(設定⇒サーバー設定⇒セキュリティ設定)、一方のGmailの認証方式を「OAuth2」から「通常のパスワード認証」に変更する事でも解消するようですが、セキュリティ上お勧めできません。

Gmailの一つは私が常時利用しているもので、他方はカミさんのものであります。カミさんに購入したスマホはアンドロイドであります。ご存知のようにアンドロイドスマホは、グーグルのアカウント取得が必須になります。そのとき設定したGmailなのですが、カミさんが利用するのは、かけ放題の電話だけ(笑)登録したLINEやスマホに届くメールも見たこともなく、私がいつもチェックしていますw

Gmailをスマホで見れるようにしても、カミさんは見ないので、私のパソコンで閲覧できるようにした経緯があります。登録したもののカミさんのGmailには殆ど着信はありませんので、サンダーバード内のアカウントを削除しても問題ありません。

先日、カミさんのマイナンバーカード申請の際は、本人の代りにカミさんのGmailを使って行い、申請を受付けたとメールも届きました。申請状況確認のリンクも送られてきましたが、当分は利用することはないし、ブラウザはChromeを利用しているので、サイト右上の「Gmail」リンクから入れますし問題はありません。

Windows11 にやっとアップグレードしました 動作しなかったAdobeソフトは新規購入

Windwos11は、2021年10月5日にリリースされましたが、約1年4ヵ月後 Windows10から、やっとWindows11にアップグレードしました!!!

アップグレード後、一部機能に不具合のあったAdobe photoshop Elements14(このシリーズはWindow98から利用、OSが更新されるたびに Photoshop6.0を含む6回目の買い替え)は、最新版Photoshop Elements2023の新規購入で解決しました。何しろ約2万円もするお安くないソフトなので、当面 Windows10をそのまま使ってもサポートは2025年10月14日まであり、利用継続で困る訳でもなく、アップグレードは先延ばしとしていました。

実は、リリース直後 Windows11にアップグレードした際、よく利用しているAdobe Photoshop Elements14の一部機能が使えないことが判明。併せてインストールしていたAdobe Premiere Elements14の不具合も予想されるため、結局 Windows10に *ロールバック(アップグレード後10日以内であれば元に戻せます)した経緯があります。

(*Windows10にロールバックする方法は、スタート ⇒ 設定 ⇒ システム ⇒ 回復 ⇒ 復元で、元のWindows10に戻ります)。

以前 Windows10へのアップグレード時にも、Adobeソフトが使えず、その後の大型更新で使えた事例があったので、Windows11も、次の大型更新でAdobeソフトが使えるようなるかもと、バージョン22H2更新時にチェックしましたが、残念ながら不具合は変わらず。Adobeサイトにも Adobe Photo Elements14(&Premiere Elements14)は、Windows11に対して動作保証されていませんでした。

当時の最新バージョンが、Adobe Photoshop Elements2022だったのですが、Windows11では使えない可能性もあるというネット情報があり、買って無駄になってもなぁ・・・と購入を躊躇。その後すぐにAdobe Photoshop Elements2023とAdobe Premiere2023が発売されたのですが、その事を知りませんでした。

最近になって発売を知り、体験版(30日試用可)でチェックしたところ問題なく使えることが判明。ただ、二つを購入すると4万円近くにもなるので、今回はphotoshop Elements2023のみとしました。もともと動画編集は別のソフトを使っていますので。

ダウンロード版は手元にメモ以外何も残らないので、家電量販店でパッケージ版を購入しました。もっともパッケージ版の外箱に新機能の写真入り説明はありますが、中身は引き換えコードの記した紙切れ一枚のみです(^^ 実質ダウンロード版と同じです。最近のソフトは昔のようなディスク提供ではなくWebからの取得が多くなりました。

 

ところで、ご存知のようにWindows11にアップグレード可能なパソコンには、Windows Updateに下記のような案内が来ます。Windows11にアップグレードする場合は ①「ダウンロードしてインストール」を、Windows10をそのまま継続して利用する場合は、②「今はWindows10の使用を継続します」を選択します。このまま継続を希望する場合 ②をクリックしないとWindows10の年2回の大型更新や機能更新が開始されません。

2025年10月までWindows10を使う積りで②を選択しましたが、こちらを希望した場合、今後Windows11へのアップデートの案内はないと思っていました。

しかし、その後も Windows起動時に、ブルーバックの全画面に「Microsoftは、お使いのデバイスにWindows11をお勧めします」のメッセージと共に、「アップグレードを拒否する」「取得する」を求める画面~Windows11への移行を促す画面が表示されるようになりました。都度、「アップグレードを拒否する」を選択し、あくまでWin10の継続利用を希望していました。

今年に入って、Windows Updateに、再び「Windows11、バージョン22H2アップグレードの準備ができました」と以前と同じ案内がきました。マイクロソフトとしてWindows11への移行を、ここまで再三に渡って勧めるのは何か意味があるのか?

リリースしてから1年以上経ったWindows11であれば、バグもある程度解決されているだろうし、無料アップグレードが途中で打ち切られる可能性もゼロではないので、出費はあるものの、今が潮時かもしれないと考えを改め、今回アップグレードすることを決意した次第です。

Windows11は、Windows10を操作できる人なら、解説書がなくて直感的に操作できます。思いのほかとても使い易いです。デバイス名もOSに合わせて変更しました^^

アマゾンを騙るフィッシング 件名「Amazon.co.jp にご登録のアカウント」(2022年10月)

Amazon(アマゾン)を騙るフィッシングメールが後を絶ちません。有名企業を騙るフィッシングでは、アマゾンがその50%を占めると言われています。ネット上においてもフィッシングに関しては、多くの注意喚起がなされています。しかしながら、2021年度のフィッシングメールによる被害も、上期より下期の方が増えており、ここ数年の被害を見ても減るどころか、年々増加の一途をたどっています。

今回冒頭に紹介しているメールが届きました。見る人が見ればすぐフィッシングメールと分かりますが、内容が以下の通りです。

**********

差出人:Amazon <no-reply@amazon.co.jp>
宛先:Amazonに登録しているメールアドレス
件名:Amazon.co.jp にご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)

amazon.co.jp

Amazonアカウントのエラーまたは不完全なプロファイルにより、システムは残念ながら高リスクのアカウントに設定されており、アカウントと対応する機能の権限が部分的にロックされています。

Amazonアカウントのロック解除にご協力ください。以下のリンクを使用して、Amazon Webサイトにアクセスし、情報を更新してください。

  支払い情報を更新する  

※ 24時間経過してもこのメッセージに返信がない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄され、完全に削除されるよう設定されます。

**********

メール内容を検証すると・・・

1. 本物のアマゾンからのメールには、文頭に必ず登録したフルネームで「◯◯◯◯様」とありますが、このメールにはありません(例:岡田太郎様)。

2. メール内の「支払い情報を更新する」リンク先URL「https://static-lamalonetoo.top/」には、文字列に「Amazon」がありません。但し、Amazonを含んでいても、文字列の不適切な位置に挿入されているケースもあり、必ずしも本物とは限りません。クリックした場合、本物そっくりのログイン画面に誘導されます。

3. 文末の「24時間経過してもこのメッセージに返信がない場合・・・・」の文章のような、企業が期限を切って、顧客であるユーザーのアカウントを、一方的に了解なく削除するということは絶対にあり得ません。(大抵のフィッシングメールは、このように期限を切って、脅しともとれる内容の記述があります。この一節があるあだけで、フィッシングメールと判断できます

4. 差出人メールは、偽物と判断できません(本物と勘違いしそうです)


出典:Amazonサイトより

検証内容の通り、差出人のメールアドレスについては、巧妙な部分もありますが、1項~3項のいずれかが該当すれば、フィッシングと判定できますので、参考にして被害い合わないよういしたいものです。フィッシングは中華発が多いので、日本語の使い方がおかしい場合も、判断の材料になります。

Amazonについては、二段階認証がお勧めです。IDおよびパスワードでログイン後、さらに予め登録した携帯電話番号にSMSで、送られてくる6桁のワンタイムパスワード(一度きりの使い捨てPW)入力でサイトが開きます。仮に盗まれたログイン情報を使って、第三者がAmazonにログインしても、ワンタイムパスワードは、携帯電話所有者に連絡がいくので、サイトを開くことができません。ワンタイムパスワードは、ネットバンキングなどにも利用されています。

9月にも、同様のフィッシングメールがありました。当記事を読んで頂ければ、アマゾンを騙るフィッシングメールと分かりますよね。