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ロジテック製ポータブルブルーレイドライブ(USBバスパワー)を購入しました

先日、Logitec(ロジテック)製ブルーレイドライブを10,800円で地元家電量販店にて購入。型式LBD-PWA6U3LBK、BDXL対応、USBバスパワー駆動なので電源アダプターは不要。通販よりはやや高めですが、5年間長期保証対象品です。

我が家にある現在稼働中のデスクトップPC3台には、BDドライブを搭載していますが、うち1台が故障したためです。内臓BDドライブなのに外付けとは?と思われるしょうが、あとに述べる事情でUSB接続のBDドライブにしました。さらにパソコン本体も壊れて1週間前にやっと復活したところです。

※ 厚さ14mm、国内最軽量クラスの230gのロジテック製ポータブルブルーレイドライブ

故障したパソコン(マウスコンピューター製)は、購入時のOSは Windows7でしたが、その後正規版Windows8.1がリリースされましたのでOSを新規購入。両方のOSを利用したいので既存HDD1TBにHDD2TBを増設し、1台のパソコンの中に二つのOSを入れ起動時に任意のOSを選択するデュアルブートにしました。Windows8.1は、その後Windows10にアップグレードしましたので、最終的に1台にWindows7とWindows10を入れたパソコンとなりました。

このパソコンが、ある日突然 Windows10側のLG製BDドライブで再生ができなくなりました(チェックのためWindows7に切り替えて動作確認すると正常に再生)。当然ながら、デュアルブートは1台のLG製BDドライブを共用しています。他方のOS上では正常に再生するので、Windows10側のBDドライブのドライバーに不具合があるとしか考えれません。

デバイスマネージャーには、LG製BDドライブ名はなく何故かCyberLinkの仮想ドライブ名があり(パソコンにはCyberLink Power2Go8をインストール済)。この仮想ドライブを一旦削除し、再起動をかけてドライバーの再インストールをかけましたが、仮想ドライブはインストールされるもののBDドライブのドライバーはインストールされず。

その後、一方のWindows7を選択、再度BDドライブの動作確認をしたところ、それまでは正常だったのに、こちらも再生出来なくなりました。デバイスマネージャーにはBDドライブ名が表示され「このデバイスは正常に動作しています」となっています。なのに何故か、どちらのOSを選択してもディスク再生不可となってしまいました。

念のため、BIOS(バイオス)をチェックしたところ、LG製BDドライブを認識していません。BDドライブ本体故障の可否を判断するために、新品のASUS製DVDドライブを購入、LG製BDドライブの代りに取り付けてチェックしたところ同じく動作せず。

このASUS製DVDドライブもBIOSで認識しません。LG製BDドライブ共に認識しないとは? BIOSの不具合? 訳が分からなくなりました。

さらに話がややこしくなりますが、内臓用ASUS製DVDドライブを外付けDVDドライブ(USB接続)として使うと正常に動作することが判明。さらにBIOS設定で起動用DVDドライブとしても使えることが分かりました。しかしながら、正常と思われていたLG製BDドライブは、外付けドライブとしては使えませんでした(内臓・外付け共に動作せず)。

実は、11年前に購入したASUS製11.6インチノートパソコン (Win7⇒Windows10, CPU Corei5 2.5GHz, HDD750GB)があります。このノートPCにはDVDドライブが内臓されておらず、リカバリ用としてUSB接続のロジテック製DVDドライブ(LDR-PMF8U3LBK)を以前購入しています。このドライブを今回のデュアルパソコンにUSB接続すると正常に動作するし、起動用DVDドライブとして使えることが確認できました。

余談ですが、このPCは殆ど使っておらず(延べ使用時間503時間、電源投入回数1100回)有効活用をするために、内臓HD750GBをSSD1TBに換装。爆速ノートPCに変身、予備として遜色なく利用できるようになりました。

※ ロジテック製ポータブルDVDドライブ(左)と今回購入したポータブルBDドライブ(右)

そこでデュアルパソコン専用に、外付けディスクドライブとして、今回購入したのがロジテック製BDドライブなのです。内臓BDドライブが利用できないのであれば、USB接続で対処することにした次第です。

デスクトップPC3台のうち、4年前に購入したドスパラのガレリア(Windows10⇒Windows11)をメインパソコンとして利用しています。問題のデュアルパソコンは、10年前購入したもので、通常であれば廃棄処分ありだと思いますが、貴重なアプリもたくさん入っていますし、ノートPC同様 現在も問題なく使用できます。外付けBDドライブを購入してまで対処する必要もなかったのですが、パソコンオタクとしてのサガですw

NTT西日本 セキュリティ対策ツール Ver.17にアップデートできない

NTT(西日本/東日本)では、「 フレッツ 光ネクスト 」、 「 フレッツ 光ライト 」  などに加入すると、「セキュリティ対策ツール」の1ライセンスが無料(2台目から有料)で提供されます。セキュリティ対策ツールの中身は、トレンドマイクロのウイルスバスターです。

直近まで、セキュリティ対策ツールVer.16を利用していました。1ヵ月前に「スタートアップツール」の「お知らせ」に、最新バージョンが公開されたので、アップデートをするように案内がありましたが、「お知らせ」をクリックしてもダウンロード画面(アプリケーションバージョンアップのお知らせ)が現れず、アップデートができませんでした。

通常、「セキュリティ対策ツール」のバージョンアップ案内がある場合、スタートアップツールの「お知らせ」をクリックすると、以下のように「アプリケーションバージョンアップのお知らせ」と共にセキュリティ対策ツールのダウンロード画面が案内されます。指示に従って進むと、新バージョンに更新されます。

NTT西日本の公式サイトで確認したところ、セキュリティ対策ツールは、Ver.17にバージョンアップ案内がありました。そこで、ダウンロードファイルを入手すべく、スタートアップから「セキュリティ申込・設定ツール 」を起動し、手順に従って新バージョンをダウンロード・インストールしましたが、「お使いのバージョンは最新のものです」とメッセージが表示され、やはり、Ver.16からVer.17への更新ができませんでした。

Ver.16であっても、中身はVer.17なのか、バクなのか、いろいろ考えたりしましたが、その後お知らせにバージョンアップせよと2回ほど案内がありましたが、いずれも同じ結果で更新不可。

最終的に、セキュリティ対策ツールVer.16をアンインストールし、最新バージョンを再インストールしたところ、Ver.17に無事アップデートできました。

バージョンアップの案内があるにもかかわらず、「お知らせ」のクリックで、ダウンロード画面が表示されない原因は不明ですが、仮に手順通りダウンロードできていれば、インストール前に旧バージョンの削除(アンイストール)するプロセスがあります。旧バージョンを残したまま、新バージョンをインストールするのは問題がありそうです。

件名「Amazon株式会社から緊急のご連絡」お支払い方法に問題があり・・・フィッシング詐欺

アマゾン(Amazon)を騙る詐欺メールがあとを絶ちません。いろいろなパターンで攻めてきます。今回は、件名「Amazon株式会社から緊急のご連絡」。メール内容は、いかにも本物らしく見せるために、冒頭にアマゾンのPrimeロゴとクレカにエクスクラメーションマーク(びっくりマーク)を重ねたものと共に、大きな文字でお支払い方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」と記してあります。

現在、Amazon Prime(1ヵ月間の無料体験)を利用していますので、タイミングが良すぎます。アマゾンを利用してから20年近くなりますが、定期的にAmazon Primeの無料体験が可能です。必要に応じて有料で加入することもありますが、アマゾン側(人間の操作ではなく)いろいろ条件(購入点数・金額、Primeの加入回数など)でシステムが判断し、ある日突然、Primeの無料体験が可能になったりします。すでに5回~6回は無料体験の恩恵を受けています。

今回のメールでは、文章冒頭のユーザー名が、メールアドレスになっています。正規アマゾンからのメールは、フルネーム(様)で漢字表記されますので、この点をとっても偽物とわかります。文中、読点と句点が続けて表記されていたり、「~ご登録時にご同意いただいたように。」と、あとから理由付けするような表現も、とても企業から来たメールとは思えません。タイトルや行間・段落などアマゾンのスタイルと全然違います。アマゾンからのメールを受けた人には分かりますが、一目でフィッシングであることに気がつく筈です。届いたメールは以下の通り。

***************

差出人:amazon <fwdi@vp.com>
宛先:<アマゾンに登録しているメールアドレス>
件名:「Amazon株式会社から緊急のご連絡」

お支払い方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。

 支払い方法を更新する

<アマゾンに登録しているメールアドレス>お客様

Amazon利用いただきありがとうございます。

ご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、。Amazonは無料ですが、ご登録の際には適用可能なお支払い方法を確認させていただきます。これは、ご登録時にご同意いただいたように。

1日以内に、アマゾンからの請求へのお支払いが確認できない限り、お客様のAmazon登録はキャンセルされ他の有効な支払方法を更新・追加し、Amazonをご利用されたい場合は、以下の手順に従って更新してください。

1. お客様のお支払い方法にアクセス
2. Amazon登録したAmzon.co.jpのアカウントを使用してサインイン
登録済のお支払い手段の有効期限を更新、または新しく支払手段を追加し、「続行」ボタンをクリック現在ご指定のお支払い方法が承認されない原因は、提携会社(クレジットカード会社等)の事情により異なりますが、利用可能限度額の超過、有効期限切れ、カード利用不可などが考えられます。大変お手数ですが詳細についてはサービスの提供元会社に直接お問い合わせください。

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
今後ともAmazon.co.jpをよろしくお願いいたします。

Amazon.co.jpカスタマーサービス

***************

これだけ、毎日のようにアマゾンを装ってメールを送信されてくれば、大抵の人はフィッシングメールと分かる筈なのですが、現実にはフィッシング被害はいっこうに少なくなりません。不思議です。今回はメール内にURLリンクが6つもありました。

URLリンク先は2カ所あり、①~④のものと、⑤⑥のグループに分かれます。前者は、ドメインをセールする外国のサイトで、何故このリンク先なのか意味不明。後者のリンク先は、以下の通り 本物そっくりのAmazonの偽ログイン画面に誘導されます。画面は本物そっくりなので、URLをチェックするしか方法がありませんが、画面だけでは偽物と判別するのは無理です。

怖いのは、誘導された偽サイトへのログインで、2段階認証をもすり抜けてしまいます。また、偽サイトへの入力に覚えがないのに、アマゾンで2段階認証がすり抜けられた事例もあるようです。こちらは「セッションハイジャック」と言われる方法でセッションIDを盗み、二段階認証を突破しています。

最近、アマゾンユーザーで、Amazonギフト券(Eメールタイプ)を複数回購入するという被害が増加しています。購入履歴を非表示にして発覚を遅らせる巧妙な手口を使っています。これらも2段階認証を突破した犯人が、盗んだアカウントを使って、なりすましで悪用している訳です。

いずれにせよ、届いた怪しいメールのリンクや添付ファイルのクリックは絶対せず、即メール削除しましょう。アマゾンなど通販サイトから購入する場合は、ブラウザに登録した公式サイトから開く習慣をつけましょう。

件名「応答なし」ビットコイン脅迫系詐欺メールに注意しましょう

アマゾンやアップルなど企業を騙る詐欺メールは、メール内リンクから本物そっくりの偽サイトに誘導され、個人情報を盗む手口は、ご存知の方も多いと思いますが、最近 仮想通貨のビットコインを利用した脅迫系詐欺メールが頻繁に届くようになりました。

冒頭に紹介しているメールが該当しますが、同じ件名、同じ文面でビットコイン脅迫系メールが立て続けに届きました。しかも、差出人は都度変わっているし、メール内に記されているビットコインの口座も届くメールごとに変えています。差出人やビットコイン口座が都度変わる時点で、すでに怪しいと思わなければなりません。

当ブログで紹介しているメールは、件名応答なしですが、ここ1ヵ月間でほかにも、件名取引申込み不正アクセスによりあなたの個人情報が流出していますなどが届きました。件名のメール文面はそれぞれ違いますが、パソコンを乗っ取ったこと(アクセス権)、指定するビットコイン口座に送金することについては共通しています。

届いた複数のビットコイン脅迫メールで、差出人が自分のメールアドレスになっているものもありました。私が自分宛てに同じメルアドで送信しているということです。パソコンを乗っ取ったという証拠の脅しともとれますが、第三者が送信元を偽装した「なりすましメール」です。

ビットコインで送金させるメールは、数年前から別のメールアドレス(複数)にも、何度か届いていていますが、当然ながら無視且つメール削除しています。今回のビットコイン脅迫メールは、数十年間メインで使っているブロバイダー系メールアドレスに届いたのものですが、過去一度も届いたことはありませんでしたので、「お前にも来たか!」って感じですw

メール送信日によって、送金金額が1450ドル、1650ドルと徐々に上がり、直近で届いたものは1700ドルになりました。現在の円レートに換算すると約25万円になりますので、けっこうな大金であります。

メール内容は、アダルトビデオでのあなたの恥ずかしい行為を録画したので、晒されたくなかったら、48時間以内にビットコイン口座に1700ドルを送金しろというもの。まさに脅迫メールなのであります。結論は、無視の上 メールを削除です。

少々長文ですが、メール内容は以下の通り。

***************

モノ好きなあなたへ

こんにちは。さっそく本題に入ります。
私があなたを知ってから、実はしばらくの月日が経っています。
私のことは、ビッグブラザーや、全能の目とでも呼んでください。
私はハッカーです。数カ月前、ブラウザ履歴やウェブカメラなど、あなたが持つデバイスに対するアクセス権を入手しました。
そこで、かなり物議を醸しそうな「アダルト」ビデオでマスかくあなたの動画を録画しました。
ご家族や同僚、あなたのメールの連絡先(masuih@ds.lolipop.jp)に、気持ち良さに浸っているあなたの動画を見られたくはないでしょう。しかも、あなたのお気に入りの「ジャンル」が、あんなにもエッチなものなら、特に嫌なはず。
この自作動画を私がAVサイトに投稿して一般の目に触れてしまえば、デジタルタトゥーは一生残ることになるでしょう。

どうやってこれらを行ったのか?
ネットの安全性をあなたが軽視したため、私はあなたのデバイスのハードディスクにトロイの木馬を楽にインストールできました。
そのお陰で、デバイス上のすべてのデータにアクセスでき、しかも遠隔操作までできます。
1つのデバイスに感染させたことで、私はお持ちの全てのデバイスにもアクセスできます。

私のスパイウェアはドライバベースなため、数時間毎に署名を書き換えます。だから、ウイルス対策ソフトやファイアウォールは、絶対に異変を検知することはできません。
私と取引をしましょう。今後一生不安抱えて生きる人生と引き換えに、少額を私に支払ってください。

$1700を私のビットコインウォレットに送金してください。: 1HPX144oCCHAnt7ix9hWJ3upJkDGUKEydu

送金が確認できたらすぐに、あなたに害を与えるすべての動画を削除し、お持ちの全てのデバイスからウイルスを消去します。それっきり、私からあなたに連絡をすることは一切ありません。

メッセンジャーのメッセージを見た限り、あなたはまともな人間だと思われているようですが、周りの評判を落とさない代償として、これはかなり少額です。私は、既に持っているもので満足できるようにする、ライフコーチだとでも思ってください。

48時間の猶予を与えます。このメールを開封した瞬間、私には通知が送られ、カウントダウンは開封時から始まります。
今まで仮想通貨を使ったことがなくても簡単です。検索エンジンで「仮想通貨取引」と書けば、全て調べられます。

下記は、してはいけないことです。
このメールに返信しないでください。一時的なアカウントから送信しています。
警察を呼ばないでください。あなたが所有する全てのデバイスへのアクセス権があるので、警察を呼ぼうとしたことが分かるとすぐに、自動的に全ての動画を公開します。
システムをインストールし直したり、デバイスのリセットをしたりしないでください。まず、既に私は例の動画を持っています。次に、さっきもお伝えした通り、全デバイスを遠隔操作できるので、何か不自然なことを少しでもすれば、どうなるかはお分かりでしょう。

仮想通貨のアドレスは匿名性です。だから、私のウォレットを追跡することもできません。

とにかく、お互いが得するように、この状況を解決しましょう。相手が罠を仕掛けようとしない限り、いつでも私は約束を守ります。

最後に、今後のために助言させてください。もっとオンライン上の安全性に気を付けた方が良いですよ。どのアカウントでも、パスワードを頻繁に変更したり、多要素認証を設定したりしてください。

よろしくお願いします。

***************

仮想通貨のビットコインを利用している人はごく一握りの人であり、利用している人は非常に少ないと思います。説明はしてあるものの、送金方法を理解している人は少なく、メールを受信しても何もしない人が多いのではと思われます。しかしながら、PCに疎く思い当たる節のある人であれば、だれにも相談できず、本気にして被害にあった人がいたかもしれません。

私の場合、デスクトップPCに外付カメラを装着していますが、スカイプの交信以外はUSB端子から外していますし、ギンギンの若い頃ならともかく、もう歳ですからメールにあるような行為はあり得ません(笑)。外付カメラやカメラ内臓のパソコン所有者には、すぐ詐欺メールと分かります。

パソコンやスマホなど乗っ取れば(ハッキング)カメラ操作は可能ですが、メール内容にあるようなことは現実的にあり得ないので、パソコンの知識が少しあれば、明らかにウソであることが判断できます。不特定多数の誰とも分からない男性に対して、膨大なデータから時間と労力を使って、そこまで時間をかける筈がありませんし不可能です。つまり見たようなウソで脅迫している訳です。

しかしながら、盗撮ハッカー防止にPCカメラの目隠しシールが、通販で売られていますので、目的はともかく大変な時代になったものです。

アルファベット(大文字・小文字)・数字およびドメインをランダムに組み合わせたものを自動送信しています。届かないメールは、送信元にエラーとして送信元にフィードバックされますので、ヒットした送信したアドレスに、手を変え品を変えてしつこく送信してきます。

これだけのしくみを個人で出来る筈もありませんので、膨大な資金を投入しても元が取れると見込んでいる犯罪集団にほかなりません。味を占めているからこそ同じことを繰り返す訳ですから、被害を会わないようメール内容をしっかり見極めて注意したいものです。自分で判断できない場合、ネット上でメール件名で検索すれば、必ず関連記事がヒットします。

毎日のよう届くアマゾンを騙る詐欺メール、急増しているフィッシングに注意

フィッシング詐欺は、AmazonやAppleほか、楽天や銀行など有名企業を騙りメールを送付、メール内リンクから本物そっくりな偽サイトに誘導し、個人情報を不正取得・不正利用をするのが大半です。まさに、不特定多数の人たちから、ばら撒いた餌に食いつかせてつり上げる訳であります。

メール対策として、フィルターをかけてフィッシングやスパムメールを軽減することは出来ますが、敵も件名や差出人名、メール内リンクを変えて送信してきますので、完全にシャットアウトはできません。パソコンの電子メールのみならず、SMS(ショートメッセージ)やSNS(LINE・Facebook・Instagram・X / 旧Twitter)など、ネットツールを利用して不正取得もあります。なので、届いたメールやメッセージからフィッシングである事を見抜くスキルも必要になります。

特に、アマゾンを騙るフィッシングメールが多いのは、ネット通販の最大手であり且つクレジットカードを登録している人は多いからだと思います。詐欺集団にとっては絶好のターゲットなのかもしれません。

今回のフィッシングは、以下のごとく件名とメール内容はすべて同じで、4日続けて届きました。但し、差出人メールアドレスのドメインとメール内リンク(URL)だけは都度違っていました。送信の度に、差出人のメールアドレスが変わるなんて大企業にある筈もなく、今回のケースは誰しもフィッシングメールであると明確に判断つきます。

 

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差出人二次認証 <adomin@qsekxsmk.cfd>
宛先:<私のAmazonに登録しているメールアドレス>
件名ご利用のアカウントを一時保留いたしました

Amazonからのお知らせ
Amazon利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントで異常なアクセスが検出されたため、アカウントを一時保留にし、保留中のご注文やサブスクリプションを一時停止いたしました。アカウントへのアクセスを再開するには、サインインして画面の指示に従ってください。必要な情報をご提供いただいたら、当サイトで審査の上、24時間以内に返信いたします。

Amazon ログイン 

※ 24時間経過してもこのメッセージに返信しない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄されるように設定されます。お客様のアカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にすることをお勧めします。またのご利用をお待ちしております。

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IT関連の知識のある人やパソコンに精通した人であれば、有名企業を騙るフィッシングは簡単に見抜けると思います。私も不肖ながら当ブログに紹介して注意喚起していますが、フィッシングに関する見極め方や事例などの情報は、ネット上にもたくさん紹介されています。従って、すでに多くの人に周知されて、フィッシング詐欺被害も、年々減少しているだろうと思っていましたが・・・

購読しているローカルの11月10日付の新聞記事では、フィッシング詐欺は減るどころか、急増していることにびっくりしました。フィッシング詐欺は、ネット社会に不慣れな高齢者に被害が集中しているようです。高齢者はデジタル弱者とも言えますね。

フィッシング対策は、メールやメッセージを見ないことが一番の対策ですが、そうもいかない現状もあります。企業を騙る詐欺メールの判別方法は色々ありますが、企業を騙るフィッシングメールである一番の見極めは、企業がメールでアカウント情報(IDやパスワード)など個人情報を入力させるような案内は100%絶対にありません。まして、手続きしなければ、24時間以内に期限を切って無効にするようなことはあり得ません。この2点のキモだけ抑えておけば判別可能です。

また、メール内リンク(本物そっくりな偽ログイン画面に誘導される)をクリックせず、ブラウザ(お気に入りなど)から、企業サイトにログインをする習慣をつけることも大事です。アマゾンが送信したメールは、アマゾンサイト内にある「メッセージセンター」からも確認できます。

Windows11でも使える往年のリッピングソフトDVD Shrink

往年の定番リッピングソフトDVD Shrink(DVDシュリンク)が、なんと最新のWindows11 (23H2)でもインストール・操作可能でした!! Windows7はもちろんのこと、ブログネタとしてWindows10でも使えることを以前にも検証しましたが、Windows11にも使えるのか同様に検証してみたところ、まさか利用できるとは~ 開発終了から20年近く経っているのに、正直びっくりであります。もちろん、コピーした動画は正常に再生されました。

現在でもDVDの殆どが、CSS(コピープロテクタ)を採用していますので、大抵のDVDはリッピングが可能と思われます。

DVD Shrinkは、Windows XP時代には垂涎のフリーリッピングソフトで、マニアニックな人たちに利用されましたが、日本語Ver 3.2.0.16 (英語Ver 3.2.0.15) をもって、2004年(平成16年)7月開発終了となりました。

なので、DVD Shrink公式サイトからの入手はできません。英語Ver 3.2.0.15は入手可能かもしれませんが、変なところからダウンロードすると、マルウェアなど仕込まれているケースもありますので要注意です。

DVDコピー、リッピング、片面2層DVD(8.5GB)から片面1層(4.7GB)に容量圧縮、言語選択、不要映像削除(再編集)などが出来ます。しかもリージョンフリー可能という万能のリッピングソフトです。但し、ライティング機能はないので、imgburn(フリーソフト)など使ってDVDに焼く必要があります。再生は、VLC media playerでPC鑑賞すれば、すべて無料で出来てしまいます。

映画好きの私は、以前TSUTAYAで毎回DVDを複数枚借りていましたが、レンタル期間中に一度にすべて見ることができないので、iso(DVDファイルも可)でリッピング保存して、あとからゆっくり見ていました。もちろん、必要に応じてDVDに焼いてライブラリとして保管もしていました。

数年前から、サブスクであるNetflix(ネットフリックス)やAmazon Prime(アマゾンプライム)を利用しています。見たい時いつでも見れるので、DVDやBDによる映画鑑賞は、「今は昔」のお話になりました。VHSテープ&βテープからDVDへの移行時期には、SD画質の映像に驚いていたのに、さらにBDへと発展し、いまやネット上でHD画質はもとより、4Kなど超高画質が楽しめる時代になりました。長生きはするものです(^^♪

しかし、2012年(平成24年)10月著作権法改正で、個人で楽しむものであっても、DVD/BDからプロテクタ解除するリッピング、第三者に著作権のあるコンテンツをインターネット上にアップロードしたりダウンロードすることは禁止されました。違反すると罰則の対象になります。ちなみに、改正前までは個人で楽しむ場合はOKでした

DVD Shrinkは、秀逸なフリーソフトですが、利用においてはすべて自己責任でお願いします。

サポート終了のWindows8.1 Windows10に無償アップグレード成功 Windows7もOK

2020年1月14日サポート終了になったWindows7ですが、トレンドマイクロのウイルスバスターもWindows7に対してサポート終了となりました。ウイルスバスターは、1990年代からずっと利用しておりもう30年近くなります。現在 ウイルスバスタークラウド3年版(ライセンス3台分)を利用しています。

現在稼働しているパソコンは、Windows11デスクトップPCWindows10ノートパソコンWindows7&10 (デュアルブート) PCです。実質4台のパソコンが稼働。メインのWindows11デスクトップPCは、契約しているフレッツ光回線付属のセキュリティソフト(ウイルスバスター)を利用しています。

ライセンス3台分は、Windows7&10デスクトップPCとWindows10ノートパソコンに充てていました。ところが、デュアルブートPCのWindows10の方が、数ヵ月前 OSをインストールしているHDDが、突然BIOS上で認識せず使えなくなりました。Windows7の方は正常なのですが、ウイルスバスターサポートも終了のため、オンライン接続利用がセキュリティ上 難しくなりました。そこで、Windows7をWindows10にアップグレードすれば、OSも利用できてウイルバスターも充てることができます(操作できなくなったデュアルブートWindows10は、該当のHDD2TBを外し外部HDDとして現在利用中)

前置きが長くなりましたが、デュアルブートのWindwos7をWindows10にアップグレードすれば、ウイルスバスタークラウドのライセンス3台のうち2台まで有効に活用することができます(ライセンス1台空き)。

しかしながら、Windows7およびWindows8.1のWindows10への無料アップグレードキャンペーンは2016年7月29日に終了しています。それまでであれば、Windows Update上からでも可能でした。ところが、冒頭に紹介しているMicrosoftの「Windows10のダウンロード」サイトから、Windows10の更新アシスタントをダウンロードをし、手動でアップデートが可能です。実は、現在所有のWindows10ノートパソコンは、半年前 Windows7からアップグレードしたものです。

「Windows10のダウロード」サイトの「いますぐアップデート」をクリックすると、「Windows10Upgrade9252.exe」がダウンロードされます。これが、Windows10更新アシスタントの実行ファイルです。ダブルクリックすると表示されるメッセージに従って進めてゆくとWindows10の最新バージョンに更新されます。

まず、Windows7デスクトップPCに対して、Windows10更新アシスタントの実行ファイルをクリックしたところ、OS対象外のためインストール不可という主旨のメッセージがでてアップグレードできませんでした。ノートパソコンはうまくいったのに何故?

調べたところ、無料アップグレードキャンペーン中に一度でも、Windows10にアップグレードしたことがあれば、何等かの理由で元のWindows7に戻した場合、無料アップグレードキャンペーン過ぎた後でも、同じパソコンであれば、再度Windows10へのアップグレードは可能のようです。そういえば、一度アップグレードしたけど、起動に時間がかかり元に戻した記憶があります(その後、SSDに換装して爆速のノートPCになりました)。

実は、デュアルブートのWindows7&10は、元はWindows7&8.1でした。後にWindows8.1の方をWindows10に無料アップグレードしたので、Windows7&10のデュアルブートPCになった経緯があります。

ダメ元で、Windows7デスクトップPC(デュアルブートの片割れw)を、Windows8.1に変えて(クリーンインストール)、Windows10更新アシスタント実行ファイルでアップグレードできるかトライしてみました。結論はビンゴでした。所要時間は約2時間かかりましたが、2023年8月現在においても、Windows10に無償にてアップグレードできました。

「Windows10更新アシスタント」実行ファイル(Windows10にアップグレード後、一部アプリをインストールしましたので、インストール済実行ファイル一覧が表示されています)

Windows8.1からWindows10にアップグレードされたデスクトップ

 追 記
私の場合、「今すぐアップデート」からのWindows10更新アシスタントを利用した上書きインストールでは Windows7の無償アップデートは不可でしたが、数行下に表示されているツールを今すぐダウンロード」から、インストールメディア(USB16GB以上)を作成した上で、クリーンインストールをすれば、無償アップデートが可能です。

但し、インストールメディアからのアップグレードは、事前にCドライブ内にあるドキュメントなど必要なファイル群はバックアップしておく必要があります。不要の場合もありますが、一応Windows7のプロダクトキー(ライセンスキー)の準備をしておいてください。

Windows11 サインイン(ログイン)画面が出ない パスワード入力が出来ない・・・解決方法

Windows11を起動すると上記のようにロック画面が表示され、マウスボタンクリックまたはキーボードの任意キーを押すと、通常であればパスワード入力欄が表示されます。今年3月 Windows11にアップグレードしたのに、一定期間過ぎると、以下のごとくサインイン(ログイン)画面が表示されず、パスワード入力が出来ません。そのためやむなく一時的に Windows10を使うことも余儀なくされることもありました。

正常であれば、画面にある「ヒデタン男爵(アカウント名)」の直下にパスワード入力欄が表示されるのですが、「サインイン」という文字が小さく表示されるだけで、パスワードの入力欄が表示されません。「サインイン」をクリックしても、同じ画面が繰り返されるだけです。

起動時、または スリープからロック画面になったときに発生します。その後は再起動してもサインイン画面が表示されることはありません。

「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーの同時押しも変化なく、都度「Shift」キーを押しながら再起動後、「オプションの選択」⇒「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「システムの復元」で、元に戻しても一定期間過ぎると発生します(事前に任意で復元ポイントを作成)。

Windows10からWindowsi11にアップグレード直後に作成したバックアップファイルからのリカバリーや問題ありそうなアプリの削除・スタートアップの見直し・不具合直前のWindows更新プログラムのアンイストールなどもしましたが改善せず。

必要最低限のドライバーとサービス構成であるセーフモードで起動してもサインイン画面が出ませんでしたので、PCのハードウェア(ドスパラのゲームパソコンGALLERIAシリーズ)の相性?もしくはOS自身にも関係ありそうで、はっきりした原因がつかめません。

取説がなくても直感的に使えるので、気に入っていたせっかくのWindows11が利用できず、復元後しばらくするとサインイン不可となり、毎回 2週間以上 正常な状態をキープしたことがありません。最悪 Windows10で2025年10月まで使うしかないかと腹を決めつつも、何とかWindows11が使う事が出来ないかと、今年4月頃から原因を探っていましたが、サインイン不可の不具合を繰り返すばかりで埒が明かず。

まさかとは思いつつ、ダメ元でパスワード入力から、Microsoft社が推奨しているPINコード入力に切り替えたところ、なんど30日間経過した現在も、サインイン画面(4桁PIN入力欄)が消えることなく正常に使えています。

パスワード入力の時は、復元後 2週間経った頃 決まったようにサインイン画面が出なくなっていました。もう何度繰り返したことかw・・・原因が判明した訳ではありませんが、なぜかPINコード入力ではOKなので、このまま様子を見ようと思います。今まで1ヵ月も使えたことがなかったので、感触としてはこのまま問題なく使えそうです。

1. Windows11 起動後のロック画面

2. マウス釦をクリックするとPINコード入力画面表示され、PIN入力のみで開きます(Enter不要)

Windeows11のPINコード設定は、「スタートアップ」⇒「設定」⇒「アカウント」⇒「サインオプション」⇒「PIN」から行います。

下記画面は、PINコード設定済なので「PINの変更」「削除」となっています。「削除」をクリックするとパスワード入力モードになります。

3.サインオプション画面


PINコードは4桁~8桁の数字、アルファベットなどで設定します。利用端末に特化していますので複雑にする必要はありません。最低4桁の数字で済みます。パスワードを設定する場合は、安全性を高める為に複雑な数字や文字の組み合せが常識になっています。しかしながら、都度複雑なパスワードを毎回入力するのは手間がかかります。

PINコードであれば、最低4桁の数字入力で手軽にサインインできます。また覚えやすいため管理もラクです。他の端末では使えませんので、万一 誰かにPINコードを知られてしまっても、設定したパソコンがないと不正利用することはできません。

一般的なパスワードは、サービス提供元のサーバーに保存されますので、暗号化されてネットワークを通じて照合されます。そのため、他のPC端末からでもサインインが可能ですが、PINコードは設定したパソコン中に保存されるため、他の端末では利用できません。ネットワークに流れることもありません。万一マルウェアや不正アクセスを通して盗まれても、他の端末では利用できませんので、安全であるという訳です。

今回トラブルに関して決定的な原因把握に至らず、私の場合 PINコード入力モードにすることで解決しました。Windows11(又はWindows10)で当該トラブルの方がおられましたら、ダメ元で試す価値はありそうです。

P.S
PIN入力に切り替えて約2ヵ月経ちましたが、問題なく使えています(2023年7月22日)

【iTunes】Microsoft Store版とデスクトップ版のどちらを使うのがベストか

Windows10/11用のiTunesには、「Microsoft Store版」と従来からある「デスクトップ・アプリ版」の二つがあります。Windows7までは、ストア版の概念はありませんでしたが、Windows8からタイルにMicrosoft Storeがピン留めされています。Windows上で使える専用アプリやゲームがストアを通して、インストーラーを使うことなく簡単にクリック一つで入手できるようになりました。

パソコンもスマホと同じようなソフト管理にしようと導入されたものです。iPhoneは「Apple store」、Androidは「Google Play」からアプリを入手できるのと同じ考え方です。提供元がはっきりしているため、ウイルスに感染していたり、怪しいアプリはないので、ダウンロードも安心という訳です。

Apple公式サイトのiTunesダウンロードページは、冒頭画像で紹介している通りMicorosoftストア版が優先案内されています。赤枠で囲まれたWindows用のiTunes> Get it from Microsoft>ロゴをクリック。

※ Microsoftストア版アプリ「iTunes」の取得画面

Microsoft Store版とデスクトップ版のいずれかをインストールしても、音楽再生やダウンロードなど操作方法に違いはありません。では、どちらをインストールするのが正しいのか、又はお得なのでしょうか?

結論から言えば、Micorosoftストア版」を利用するのがベストです。こちらはクリックひとつで、ダウンロード&インストールも、アップデートはMicrosoftストアからバックグランドにて自動で行われます。「デスクトップ版」は、一旦ファイルをダウンロードした上で、インストーラーの指示に従って、インストールを行います。アップデートは、案内があった時 またはヘルプより「アップデートの確認」で行います。プログラム更新の再起動も自ら行う必要があります。

従来の「デスクトップ版」を使いたい場合は、Apple iTunesダウンロードページ(冒頭の画像)から、少し下方向にスクロールすると「ほかのバージョンをお探しですか?」が現れますので、右のWindows>をクリック。

次に、「今すぐWindows用のiTunesをダウンロード(64ビット版)」をクリック。ダウンロードされた実行ファイルを開くとインストーラーが起動、指示に従ってインストールを行ってください。

「Microsoft Store 版」と「デスクトップ・アプリ版」画面表示の違い 

「デスクトップ・アプリ版」
1. ショートカットが、「iTunes」フォルダの中にある。
2. iTuneのヘルプに「アップデートの確認」がある。

「Microsoft Store版」
1.ショートカットiTunesのみ、フォルダは無し。
2. iTuneのヘルプに「アップデートの確認」は無し(自動更新)。

2023年4月17日現在、Windows11(4/9 Windows10からアップグレード)を利用しています。Windows11へのアップグレードにおいて、10日以上経つとサインイン画面が出なくなるトラブルがありました。現在検証中なのですが、原因が掴めたら当ブログで紹介したいと思っています。

そのトラブル過程でバックアップファイルから何度かWindows10に戻すことが再々ありました。Windows10には「Microsoftストア版」のiTunesをインストールしていました。問題なく使えているのに、Windows11にアップグレードすると、何故かロック画面のサインイン後に、以下のように「このファイルが開けません(iTunesについて詳しくは、ストアで調べてください)」と表示されます。

Windwos11上においても、iTunesは開けますし正常に動作しています。それでもストア版の再インストールが必要なのか?とも思いましたが、最終的にストア版ではなく、デスクトップ版をインストールしました。その後は表示されなくなりました。何が原因なのか分かりませんが、アップデート方法以外は、操作方法に違いはないのでそのまま使っています。

今話題の無料で使えるChatGPT(チャットGPT)を試してみました

最近、ChatGPT(チャットGPT)が、ワイドショーやニュースなどマスメディアで取りあげられ、何かと話題になっています。公開元は人工知能(AI)を研究開発しているアメリカの「OpenAI」といういう企業です。2022年11月に公開され、わずか2か月間で1億人のユーザーが登録したと言われています。

ChatGPTとは、ネット上の膨大なテキストデータから言語学習を行い、人間に近い自然な文章を生成するチャットボット(人工知能を活用した自動会話プログラム:ユーザの質問に対してロボットが回答)です。つまりロボットを相手にしたテキストチャットです。質問に対して人間のように返答してくれます。

時間帯によるのかもしれませんが、無料版であっても質問に対する回答スピードは十分早いです。回答内容も精度が高く誤字もなく自然な文体です。

登録は、メールアドレスと電話番号(スマホ)があれば簡単に手続きできます。Googleのアカウントでも登録可能です(私はこちらで登録)。利用は無料版と有料版があります。アプリをインストールするのではなく、ブラウザ上で ChatGPT (サーバー)とのやりとりを行うものです。

冒頭画像の赤枠で囲んだ「Try ChatGPT」のクリックで以下の画面が現れます。下部に薄くグレイの文字で”Send message”の入力欄に質問を記述します。

注意すべき点は、以下の画面において、日本語の翻訳画面で入力すると、現れてくる回答画面が、ひらがなの「も」とか「あ」など、一文字だけ表示されてスクロールがストップしエラーが発生します。なので、英文画面のままで入力を行ってください。入力を日本語で行えばOKです。

例えば、身近なところで「風呂のカビ対策について」と入力すると

対話形式で一秒も待たずして回答が始まり、文字スクロールしながら30秒内には回答終了。

ChatGPTの凄いところは、小説や詩などオリジナルなものをゼロから作成してくれることです。例えば、マラソンをテーマにした小説」の作成を依頼すると、他愛ない内容ですが以下のごとく短編小説をあっという間に作ってくれました。

無料版でも、こんな具合ですから、有料版(約2500円/月)になるとアクセスの混雑時の緩和だけでなく、次世代大規模言語モデルGPT-4を公開しているので、もっと高度な内容の作成依頼もこなせそうです。

大学の卒論や政治家の演説ゲラなど応用範囲は無限にあり、事実使っている政治家もいるそうです。ChatGPTのような人口知能(AI)を応用したツールにたよりすぎると、人間本来の創造力や思考力など物を考えることをしなくなり、人間がバカになるかもしれませんね。

一般的には、ちょっとしたヒントやアドバイスを参考にする分にはいいかもしれませんが、とても精度の高い便利なAIツールであるだけに活用に当たっては、今後いろいろ功罪が出てきそうです。

60年以上前、24歳のとき自動車事故でなくなったで伝説のスター「ジェームズ・ディーン」という俳優がいます。彼が出演した映画作品は「エデンの東」「ジャイアンツ」「理由なき反抗」の三作品。現在もファンにとっては忘れらない映画です。

彼の出演した映画作品をChatGPTに聞いたらひどい結果でした。出演していない映画が続々でてきました。内容によって誤りがあるみたいです。有料版ではないのかもしれませんが、題名も原題が翻訳されていたり精度が悪いです。

現役のトム・クルーズの映画作品は、現役俳優だけあって、新しい情報が基になったためか、すべて正しいです。

ChatGPTは、遊び心で色々興味あるキーワードやとっぴょうしない言葉を入力して、回答内容を見るだけでも十分楽しめます。