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フィッシング【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除しました <本物との違い>

最近、Amazonを騙るフィッシングメールが増えてきたように思います。中でもAmazonプライムの自動更新解除に関するものがありますが、4月になって立て続けに届きました。その一つが冒頭に紹介している通りです。段落や文書レイアウトもなっていないし、Amazonロゴを挿入した思われる部分も正しく表示されていません。見る人が見ればすぐフィッシングと分かりますが、とても企業から送信されるメールとは思えません。

しかも、文面にある「2023年4月19日に更新を迎えます」の更新日の箇所のみを変え、且つ送信元メールアドレス(Amzon文字列は含む)も変えて、数日おきに同じ件名と同じ内容で送られてきました。

Amazonプライム会員未加入の人は、すぐフィッシングと分かりますが、数日おきに同じ内容のメールがくれば、初めての人でもさすがにフィッシングと分かります。

数打てば誰か引っかかる人がいるとでも思っているでしょうか。それでも送信頻度やパターンは色々で、手を変え品を変え攻めてきますので、うっかりということもあり安心は禁物 注意が必要です。

ネット上には、フィッシングメールの様々な事例や、騙られた企業からも注意喚起なされているにも関わらず、フィッシングメールが後を絶たないのは、何度もうま味を享受した悪徳集団がいるからです。つまり少なからず被害は続いている訳です。振込詐欺被害が一向になくならないのと一緒で、我々は自衛をするしかありません。

今回紹介するフィッシングメールの内容は以下の通り。

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差出人:Amazon.co.jp <changeid@amazon.co.jp>
宛先:<アマゾンに登録しているメールアドレス>
件名:【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除しました

Amazonプライムをご利用いただきありがとうございます。

お客様のAmazonプライム会員資格は、2023年4月19日に更新を迎えます。 お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。

 Аmazon ログイン 

なお、48時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。

※ 本メールは、ご登録されたメールアドレス宛に自動的に送信しています。

※ このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。

今後ともをよろしくお願いいたします。

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Amazonからのメールは、必ず 氏名(フルネーム)が表記されます(例:岡本太郎様)。なので、メール文頭に氏名が表記されていない事だけで偽物の判断できます。以下に紹介するのは、本物のAmazonからの自動更新解除の案内メールです。明らかに、Amazonを騙るフィッシングメールとは全然違います。

Amazonのメール件名は、「フルネームで◯◯✖✖様:Amazonプレイム自動更新の解除」となっています。メールの文頭にも必ず氏名が表記されます。Amazonプライムは必要に応じて加入したり解除したりしていますが、その都度届くメールの件名・内容は変わっておらず同じです。

Amazonプライムの自動更新の解除は、「アマゾン公式サイト」のAmazonプライム会員情報(『アカウントサービス』から)から本人が手続きをとります。Amazon側が勝手に自動更新を解除したりすることはありません。

アマゾンから届くメールは、同じく「アマゾン公式サイト」のメッセージセンター(『アカウントサービス』アカウントサービス ⇒ メッセージセンター)から確認できます。

今話題の無料で使えるChatGPT(チャットGPT)を試してみました

最近、ChatGPT(チャットGPT)が、ワイドショーやニュースなどマスメディアで取りあげられ、何かと話題になっています。公開元は人工知能(AI)を研究開発しているアメリカの「OpenAI」といういう企業です。2022年11月に公開され、わずか2か月間で1億人のユーザーが登録したと言われています。

ChatGPTとは、ネット上の膨大なテキストデータから言語学習を行い、人間に近い自然な文章を生成するチャットボット(人工知能を活用した自動会話プログラム:ユーザの質問に対してロボットが回答)です。つまりロボットを相手にしたテキストチャットです。質問に対して人間のように返答してくれます。

時間帯によるのかもしれませんが、無料版であっても質問に対する回答スピードは十分早いです。回答内容も精度が高く誤字もなく自然な文体です。

登録は、メールアドレスと電話番号(スマホ)があれば簡単に手続きできます。Googleのアカウントでも登録可能です(私はこちらで登録)。利用は無料版と有料版があります。アプリをインストールするのではなく、ブラウザ上で ChatGPT (サーバー)とのやりとりを行うものです。

冒頭画像の赤枠で囲んだ「Try ChatGPT」のクリックで以下の画面が現れます。下部に薄くグレイの文字で”Send message”の入力欄に質問を記述します。

注意すべき点は、以下の画面において、日本語の翻訳画面で入力すると、現れてくる回答画面が、ひらがなの「も」とか「あ」など、一文字だけ表示されてスクロールがストップしエラーが発生します。なので、英文画面のままで入力を行ってください。入力を日本語で行えばOKです。

例えば、身近なところで「風呂のカビ対策について」と入力すると

対話形式で一秒も待たずして回答が始まり、文字スクロールしながら30秒内には回答終了。

ChatGPTの凄いところは、小説や詩などオリジナルなものをゼロから作成してくれることです。例えば、マラソンをテーマにした小説」の作成を依頼すると、他愛ない内容ですが以下のごとく短編小説をあっという間に作ってくれました。

無料版でも、こんな具合ですから、有料版(約2500円/月)になるとアクセスの混雑時の緩和だけでなく、次世代大規模言語モデルGPT-4を公開しているので、もっと高度な内容の作成依頼もこなせそうです。

大学の卒論や政治家の演説ゲラなど応用範囲は無限にあり、事実使っている政治家もいるそうです。ChatGPTのような人口知能(AI)を応用したツールにたよりすぎると、人間本来の創造力や思考力など物を考えることをしなくなり、人間がバカになるかもしれませんね。

一般的には、ちょっとしたヒントやアドバイスを参考にする分にはいいかもしれませんが、とても精度の高い便利なAIツールであるだけに活用に当たっては、今後いろいろ功罪が出てきそうです。

60年以上前、24歳のとき自動車事故でなくなったで伝説のスター「ジェームズ・ディーン」という俳優がいます。彼が出演した映画作品は「エデンの東」「ジャイアンツ」「理由なき反抗」の三作品。現在もファンにとっては忘れらない映画です。

彼の出演した映画作品をChatGPTに聞いたらひどい結果でした。出演していない映画が続々でてきました。内容によって誤りがあるみたいです。有料版ではないのかもしれませんが、題名も原題が翻訳されていたり精度が悪いです。

現役のトム・クルーズの映画作品は、現役俳優だけあって、新しい情報が基になったためか、すべて正しいです。

ChatGPTは、遊び心で色々興味あるキーワードやとっぴょうしない言葉を入力して、回答内容を見るだけでも十分楽しめます。

Photoshop Elements ライセンスオーバーでバーチャルアシスタントにヘルプ

Windows10とWindows11搭載のパソコンに「Adobe Photoshop Elements 2023」をインストールしました。ところが、Windows10パソコンが壊れてしまいました。ほかのパソコンにPhotoshop Elements2023をインストールしようにも、ライセンス認証2台分しかないのでインストールしてもアプリを開くことが出来ません。事前に、Photoshop Elementsをサインアウト又は削除しておけば、他のパソコンに問題なくインストール可能です。

ライセンス認証の規定台数を超えたとき、何らかの事情でサインアウト(又は削除)できなかった場合、ライセンス調整はAdobeのサポートに電話をかけて認証できるようにお願いするしかありません。しかし、現在サポートの電話番号案内はなく、ライセンス調整は「Adobeバーチャルアシスタント」に依頼をします。文字チャットによるやりとりになります。(Adobe公式サイトの上段にある「ヘルプ&サポート」⇒「お問い合わせ先」の順にクリックすると「Adobeバーチャルアシスタント」が現れます)ログインが必要なので要会員登録。

実は、2012年3月購入のWindows7パソコンに、HDD2TBを追加しWindows8.1をインストールしてデュアルブート構成にしていました。2015年11月には、Windows10の無料アップデートの案内があり、Windows8.1をWindows10にアップグレードした経緯があります。その後は、Windows7/10のデュアルブートとして利用してたパソコンですが、Windows10が開けなくなりました。

複数台のパソコンを分散して使うためか、10年以上経った現在まで大きな故障もなく利用できていましたが、ある日突然 Windows7側では、BDドライブ再生可能なのに、 Windows10側では共有のBDドライブが再生出来ないという現象がきっかけでした。

今回はWindows10側のドライバー更新で簡単に対処できると思っていました。一般的なシングルブートであれば問題なく解決できたかもしれないのに、デュアルブートのためトラブルが複雑なりました。途中経過は長くなるので省略しますが、その後、Windows10が開けなくなり、Windows7だけは起動できるものの、動作していたBDドライブも再生不可となりました。

ひょっとしたらBDドライブが壊れたかなと思い、ASUS製DVDドライブを新規購入し入れ替えましたが、BDドライブ同様に再生出来ず。さらに調べるとデバイスマネージャーやBIOSにも認識されておらず、ケーブルの結線に問題はなくBIOSに不具合があるのかも? しかし、BIOSを更新したくても、購入後10年以上経過のためマザーボードメーカーサイトからも入手不可。

故障の前置きが大変長くなりましたが、Windows10の復帰は難しく、イントールしたAdobe Photoshop Element2023をサインアウト(又は削除)しないまま故障しましたので、当面Windows10のノートパソコンに、インストールしたのですが、30日以内に他のパソコンのアプリのサインアウトせよとメッセージが出てアプリが開けません。昔、ライセンスオーバーで直接電話をかけて、何度か担当者にロックを解除して貰ったことがあります。

しかし、現在サポートはすべて「Adobeバーチャルアシスタント」でのやりとりになります。チャットでの依頼ははじめてなので、スムーズに事が運ぶのか心配でしたが、最初ちょっとした手違いはあったものの、担当者と15分くらいのやりとりで無事解決しました。

最初は、ライセンスオーバーのため、調整をお願いすべく理由をテキスト入力すると、しばらくして、解除したので再度アプリを立ち上げるようにとチャットで案内がきました。さすが早いなぁ 自動的に処理しているのかと思いつつ、インストール済のアプリをそのままクリックして立ち上げましたがNG。さらに一旦アンインストールした上で、再インストールしましたが、30日以内にサインアウトせよとメッセージ表示がでて最初と変わらず。どうなっている?

案内通りしても解除されず、再度チャットにて連絡。スタッフが対応中のため、用件済み次第連絡するのでしばらくお待ちくださいと案内あり。5分位待たされましたが、直接担当者でチャットをやりとりをしました。アプリのシリアル番号を聞かれましたが、Adobeではどの端末にどのように利用されているのかログですべて分かるみたいです。状況が確認されたため、ライセンス調整をしてもらい、最終的にはロック状態だったインストール済のPhotoshop Elements2023を無事開くことができました。

Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります フィッシングに注意(2023年3月)

最近、またアマゾンを騙るフィッシングメールが来るようになりました。ネット上にはフィッシングメールの事例がたくさん紹介され注意喚起されているので、よもやひっかかる方はいないと思いますが、くれぐれも被害に遭わないことを願うばかりです。通販サイトということもありAmazonのフィッシングは多いので注意しましょう。

今回受信したメールは以下の通りです。

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差出人:Amazon <no-reply@amazon.co.jp.
宛先:(自分)アマゾンに登録しているメールアドレス
件名:Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります。

内容

プライムのお支払いに登録いただいた支払方法に問題があるため、プライム会員資格が一時停止されました。この問題が解決されるまで、プライム特典をご利用いただけません。

プレイム会員の特典を引き続きお楽しみいただくには、以下の2つの簡単な手順を行ってください。

    1.このリンクにアクセスしてアカウントにログインする
    2.新しい支払方法を追加するか、既存の支払方法を更新する

Amazonプライムを継続してご利用いただくために、会費のお支払いにご指定いたたいたクレジットカードが使用できない場合は、アカウントに登録されている別のクレジットカードに会費を請求させて頂きます。会費の請求が出来ない場合は、お客様のAmazonプライム会員資格は失効し、特典をご利用できなくなります。

今後ともAmazonをよろしくお願いいた ? ? ? ます。

Amazonカスタマーサービス

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Amazonの場合、フィッシングを見分けるポイントは、メール文章の文頭に必ず「◯◯✕✕ 様」とフルネームの表記があります。Amazonを騙るフィッシングメールにはこの名前の表記がありません。

当然ながら、Amazon Primeに加入していない人は対象外になりますね。もし、プライム会員であれば、以下の方法で会員情報が確認できますので、フィッシングメール内容と整合性がとれていないことで判別がつきます。

Amazonサイトにログイン後、「アカウント&リスト」にカーソルを乗せるとプルダウンメニューが現れるので、「Amazonプライム会員情報」をクリック

プライム会員の有無や会費の支払い状況が分かります。一括年払いもありますが、私は必要に応じて1ヵ月単位で加入しています。1ヵ月分会費(500円)を支払うと自動更新になっていますので、何もしなければ毎月クレカから引き落とされます。昨年 利用した最終月は11月で、その後 自動更新を解除したので、最終支払日2022/11/03になっています。

また、Amazonから届くメールは、アマゾンのメッセージセンターでも確認できます。「アカウント&リスト」のプルダウンメニューから一番上にある「アカウントサービス」をクリックし現れた画面から「メッセージセンター」を選択。Amazonから送信されたメール一覧・内容が確認できます。以下はAmazonプライム会員の自動更新を解除した時、届いたメールです。

アマゾンでは、メールドメイン(@以降の文字列)の差出人メールアドレスの注意点を説明していますが、今回のフィッシングメールの差出人のドメインは@amazon.co.jpになっています。ドメインが以下の文字列に該当していても、なりすましがいますので信用おけません。過信は禁物です。

Amazonはじめ、有名企業を騙るフィッシングメールは、チェックポイントさえ押さえておけば、確実に判別つきます。ちなみに、メール内にある①~⑤のamazonの文字列を含まないリンク先は、すべて本物そっくりの偽ログイン画面に誘導されます。またメール文末の一部に文字化けもあります。

e-Taxによる確定申告 マイナンバーカード交付数増で普及率アップに期待

少し前になりますが、2月18日 パソコンで、e-Tax(イータックス:国税電子申告・納税システム)にて確定申告を致しました。今年で17回目の利用になります。本人確認はマイナンバーカード(埋め込まれている電子証明書を利用)で行われますが、年々工夫されてきており効率よく確定申告できます。

本人確認である電子証明書は、署名用電子証明書(暗証番号英数字混載6桁~16桁)と利用者証明用電子証明書(暗証番号数字4桁)の2種類があり、e-Taxではどちらも使います。毎年パソコンで行っていますが、今年はWindows11デスクトップ、ブラウザはChromeで実施。昨年はWindow10からでした。

パソコンの e-Tax利用環境は、OSは Windows10および11、ブラウザは、ChromeおよびEdgeとなっています。Mac OSは利用できません。

定年後、有限会社設立した際、税務署の説明会をきっかけにe-Taxを利用しています。会社閉鎖後もその利便性からずっと継続しています。マイナンバーカードは交付が始まった2016年1月に取得済です。

その前は住民基本台帳カード(通称住基カード)を利用していましたが、埋め込まれた電子証明書の有効期間は3年で更新料500円を徴収されました。不人気で住基システムはいつのまにか自然消滅。それに代わるマイナンバーカードの電子証明書は有効期間5年になりました。ちなみにマイナンバーカード本体の有効期間は10年です。

e-Taxで確定申告データを送信すると冒頭の画像が現れ、さらに右下の「閉じる」をクリックすると、所得税はじめ送信されたデータ詳細項目が確認できます。国税庁ホームページ「メッセージボックス」でも以下のように確認できます。

私の場合、長年パソコンでe-Taxを利用していますが、事前準備(税務署にて利用者識別番号の取得、ICカードリーダー、マイナンバーカード)が必要。しかし、現在ではスマホとマイナンバーカードだけで自宅からの確定申告が可能になりました。確定申告を必要とされる方は、24時間いつでも自宅から利用できるe-Taxをお勧めします。

 自宅からのe-Taxによるメリット 

①税務署への持参が不要。
②印刷・郵送代が不要
③添付書類が不要(一定期間 保管義務はあります)
④確定申告期間中は24時間いつでも出来る
⑤還付金がある場合、早期還付(約3週間)書面提出は1ヵ月~1.5ヵ月かかる。

総務省ホームページによると、2月26日現在のマイナンバーカードの申請状況は約72.2% になりました。数字はかなり上昇しましたが、2023年3月にほぼすべての住民が保有するという国の目標にはまだほど遠い状況であります。

直近の申請状況約72.2%は、そのまま交付率として反映しますが、申請の義務はないので交付率100%にはならないでしょうね。ただ、確定申告を書面で提出している方は、マイナンバーカードを利用して自宅からe-Taxに挑戦して頂き、利便性を享受して頂きたいです。膨大な税金を使って構築されたシステムなので利用しないのはもったいないです。

Thunderbird「アカウント 1 つですべての Google サービスを」 くり返し表示

メールソフト「Thunderbird(サンダーバード)」を利用していますが、一週間前より、突然上記にあるように「アカウント1つですべてのGoogleサービスを」というポップアップが、メールを開くたびに表示されるようになりました。ちなみに、OSはWindowos11です。

さらに、ポップアップウィンドウ下部に小さな文字で「1つのGoogleアカウントですべてのサービスにアクセス」と共に、グーグルサービスのアイコン、つまり  Google、Gmail、Map、YouTube、Photo、 Play、Chrome などがずらりとならんでいます。

これ以外にもグーグルが提供しているサービスはありますが、案内にあるような手続きを改めてしなくて、すべてのグーグルサービスには、すでに一つのアカウントで問題なく利用できています。なので、この案内が何のために行われているのか全く理解できません。

実は、Thunderbirdには、7つのメールアカウントを登録しています。それぞれのメールソフトを個別に開かなくても、一つのメールソフトで一元管理ができるからです。マイクロソフトのOutlookやグーグルGmailでも、同様に複数のメールアカウントが登録・管理ができます。

この手のトラブルは、Outlookでは 2~3年前から発生しているようです。何故、今ごろになってThunderbirdにもポップアップが表れるようになったのか分かりません。

困ったのは、最初のメールを開いたときのみならず、他のメールインデックスを開くときなど、一定のタイミングで、何度もポップアップが現れてしまいます。また、7つ登録しているアカウントの内二つのGmailだけが、毎日着信があるのに、何故か着信が一週間前からストップしたままです。

該当のメールアカウントを選択し、「新着メッセージを受信する」という機能をもつ<受信>ボタンのクリックで、メールサーバーに残った新着メールがあれば、強制的に数秒以内でダウンロードされるのですが、一週間分溜まっていてもそれほど時間はかからない筈なのに、数分たっても受信チェック状態のまま先に進みません。

時間がかかりそうなので、ほかのメールチェックをしようとすると、再びポップアップが現れます。そのタイミングで受信チェックしていたGmailのサーバーエラーが発生し、ダウンロード停止してしまいます。

仕方がないので、ポップアップにある「次へ」をクリックしてみました。パスワード入力を求められ、二段階認証のスマホの電話番号入力で本人確認されました。その後、以下のメールがGmailに届きました。

「リンクされているGoogleアカウントへのアクセスがMozilla Thunderbird Emailに許可されました」??? セキュリティ上の観点から、サンダーバードに登録した二つのGmailアカウントを、許可したということなのか? しかしながら、手続きをとったにも関わらず、ポップアップは相変わらず表示されました。

結論は、二つのGmailアカウントを登録したことにあるようです。一方を削除し、Gmailを一つにすることで解決しました。複数登録したことが問題なのですが、今までは何ともなかったのに何故そうなったのかは不明です。

Thunderbirdの場合(設定⇒サーバー設定⇒セキュリティ設定)、一方のGmailの認証方式を「OAuth2」から「通常のパスワード認証」に変更する事でも解消するようですが、セキュリティ上お勧めできません。

Gmailの一つは私が常時利用しているもので、他方はカミさんのものであります。カミさんに購入したスマホはアンドロイドであります。ご存知のようにアンドロイドスマホは、グーグルのアカウント取得が必須になります。そのとき設定したGmailなのですが、カミさんが利用するのは、かけ放題の電話だけ(笑)登録したLINEやスマホに届くメールも見たこともなく、私がいつもチェックしていますw

Gmailをスマホで見れるようにしても、カミさんは見ないので、私のパソコンで閲覧できるようにした経緯があります。登録したもののカミさんのGmailには殆ど着信はありませんので、サンダーバード内のアカウントを削除しても問題ありません。

先日、カミさんのマイナンバーカード申請の際は、本人の代りにカミさんのGmailを使って行い、申請を受付けたとメールも届きました。申請状況確認のリンクも送られてきましたが、当分は利用することはないし、ブラウザはChromeを利用しているので、サイト右上の「Gmail」リンクから入れますし問題はありません。

【YouTube】再生回数は少ないのに5年以上経過した動画がブロックされた

5年以上前(2017年11月4日)にアップした動画(山本潤子歌唱 「翼をください」)が突然ブロックされました。ブロックされたら自分しか見れないので実質削除と同等です。2ヵ月前にも、同様に5年以上前にアップした再生回数50万回以上の動画(越路吹雪歌唱「愛の賛歌」)がブロックされた経緯があります。ブロック対象の動画は、再生回数が少なくても、関係なく行われるようです。

傾向的には、再生回数が増加してくると削除(またはブロック)されるケースが圧倒的に多く、今回のように再生回数がかなり少ないのに、ブロックされたことに正直驚かされました。動画削除のタイミングは、アップ数ヵ月後であったり、2年~3年後だったり、ランダムに行われますので、これといった基準もなく色々ですが、アップ後5年以上経ち、且つ再生回数の少ない動画ブロックはめずらしいです。

ダッシュボードの動画リスト

邦楽の場合(JASRACが絡むため)過去の事例では、大抵がペナルティを伴う動画削除が通例でした。つまり、動画削除3回でアカウント停止になります。動画ブロックは「著作権侵害の警告」とは違い、削除のようなペナルティがないので、それだけは救いであります。

ただ、ブロックされた同じ映像をアップしている人がいるのですが、解像度(720×480P)のためか、こちらはブロックされていません。ブロックされた私の動画は、昔BS-hi (1920×1080P)で録画した映像をアップしたものですが、高解像度のためブロックされたように思います。過去の傾向をみても、同じ内容であっても、低解像度の映像は削除(ブロック)されにくいです。

2012年10月著作権法改正により、第三者に著作権のある動画のアップロードやダウンロードは違法となりました。また、プロテクタを解除するDVD/BDコピーも違法であり、以前は認められていた私的で楽しむ場合もNGとなりました。

2008年ごろから動画をアップしており、YouTubeとは14年間以上のご縁があります。削除に伴いアカウント停止の経験も何度かあります。YouTubeにアップされている動画の9割以上は、第三者に著作権のある映像であります。削除されても、法律的には殆どの人は抗議はできません。

3回動画削除されると、アップした全動画削除とアカウント停止が一瞬にして行われます。動画アップやコメントはもちろんのこと、登録したGmailやアドセンスも使えなくなります。

しかし、すべての動画提供者(チャンネル開設者)を取り締まるのはまず不可能です。著作権のある動画をアップしても、削除されることは以前より少なくなったように感じます。事実、過去削除された動画を再アップしても、OKになったものがかなりあります。

Googleと著作権者(委託代理店含む)との間で、取り決めがあったのか、広告を貼ったり、著作権者へ収益化で以前より運用的にはゆるくなったのかなと思います。昭和のなつかしい音楽映像をアップしていますが、収益化している訳でもなく、特に団塊世代以降の人たちに楽しんで貰えることを目的にアップしています。

ちなみに今回ブロックされた動画「翼をください」は、過去2回アップしていますが、最初のアップでは20万回以上の再生回数がありました。他の動画の削除でアカウント停止の都度、再アップをしたものの、前の再生回数を超えることはなく、今回3回目のアップでは5年経っても元の再生回数に戻ることはありませんでした。

フィッシング【重要なお知らせ】Amazonアカウントのご利用確認のお願い(2022年11月)

毎月4~5通は届くアマゾンを騙るフィッシングメール。ひどい時は1時間差で来るときもあります。本家アマゾンがこの手の内容でメールを送信することはなく、まして連発して発信する筈もありません。どうみても一目でフィッシングと分かるのに、件名や文面を変えて迷惑メールが届きます。最近は圧倒的にアマゾンを装うフィッシングメールが多いです。

今回のメール内容のパターンは初めてのような気がします。珍しいものは都度紹介していますが、多く届くのでどれだけの文面パターンがあるのか分からなくなってきます。しかし、ポイントさえ押さえて見ればすぐフィッシングメールと分かります。今回受信したメールは以下の通り。

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件名:【重要なお知らせ】Amazonアカウントのご利用確認のお願い

Amazonプライムをご利用頂きありがとうございます。お客様のAmazonプライム会員資格は、2022-11-22に更新を迎えます。お客様のアカウントを維持するため Amazonアカウントの情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。

  ログイン:https://www.amazon.co.jp  

なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

お客さまに安心してご利用いただくためのご案内です。
何とぞ、ご理解、ご協力のほど、お願い申し上げます。
このEメールアドレスは配信専用です。
Amazon.co.jp カストマーサービス

お知らせ
・パスワードは誰にも教えないでください。
・個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
・オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。

どうぞよろしくお願いしたします。

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そもそも、企業(アマゾン)がメールでアカウントをはじめとする個人情報を確認させたり、入力をお願いすることはなく、求めに応じない場合、企業側が一方的にアカウントの利用制限したり、削除することは絶対にあり得ません。このポイントさえ知ってれば上記メールは一目でフィッシングと分かります。「お知らせ」として赤文字でいかにも本物の企業らしく注意すべく表記されていますが惑わされてはいけません。

メール内リンクをクリックすると本物サイトと全く同じ偽ログイン画面に誘導されます。本物と偽物の違いはURLでしか判断できません(本物のアマゾンはブラウザからゆく)。メール内リンクは表記されているものと違う短縮URLになっていますが、誘導される偽ログイン画面のURLはさらに長い文字列になっています。

万一、メール内リンクをクリックして、偽ログイン画面が現れても入力しなければ大丈夫です。しかし、フィッシングではありませんが、リンクや添付ファイルを開くだけでウイルスに感染させたり、情報を盗んだり、遠隔操作をしたりする被害は、別にありますので100%安全であるという保証はありません。メールを開いただけでウイルスに感染というケースもあります。ネットは何でもありなのです。

日ごろから、OSやメールソフト更新、セキュリティソフト(ウイルスバスターなど)の更新は必須です。

【YouTube】5年経った再生回数20万回の動画がブロックされた

現在、二つのYouTubeチャンネルを開設していますが、昭和の歌を中心にアップしている邦楽系のYouTubeチャンネルの動画がブロックされました。過去、動画削除は、何度も受けた経験がありますが、邦楽系の楽曲で動画ブロックははじめてであります。

5年前の2017年10月28日、越路吹雪さん出演の番組を録画したビデオテープをデジタル変換・編集した上で、Youtubeにアップロードした動画です。5年間何もないまま再生回数が少しずつ上がってゆきましたが、ここ1ヵ月でなぜかコメントを多く頂くようになり、それとともに再生回数も急に上昇してゆきました。

で、数日前に突然冒頭にある動画ブロックのメッセージを受信した訳ですが、申立人はNHKさんでした。過去NHKの申し立てにより、何度も動画削除は受けたことはありますが、5年も経過してからブロックというのはめずらしいです。越路吹雪さんの音楽番組を編集して代表曲3曲(①サン・トワ・マミー ②ラストダンスは私に ③愛の賛歌)をアップしたものですが、最後の歌っている「愛の賛歌」が、動画ブロックの対象になっています。

YouTubeのダッシュボードで、ブロックされた動画の詳細が分かりますが、『使用されたコンテンツ 「うたコン」20221004 コンテンツ内の対象範囲 6:39-7:14』 となっています。6分39秒は3曲目の「愛の賛歌」の始まるスタート時間で、歌い終わるのは10分27分になりますが、対象は7分14秒までとなっており歌の途中までです。歌の途中であっても、この間の動画パターン(映像・音楽)が、contentsIDと一致したということで、ブロックがかけられたという事であります。

アップした動画は、ずいぶん前のものなのに、2022年10月22日放送されたNHKの「うたコン」で放送された動画と一致したことになっています。古い映像は問題ないことが多いのに、たまたまメジャーな番組内で放送され映像パターンと一致したため動画ブロックされたようです。私がアップした彼女の同じ映像が、アップコンバートされて地デジのNHK歌番組「うたコン」で放送されたと思われます。

番組をみたファンが、youtubeで検索をしたところ、私のチャンネルに同じ動画があり、再生回数が一時的に上昇したのでしょう。結果的にはアップコンバートされたものであっても、映像パターンは一緒なので、「うたコン」の動画をアップしたことと同等の扱いになり、ブロック対象になったようです。

今までのNHKの対応であれば、間違いなく削除の筈なのですが、ブロックで済んだのはさいわいです。動画削除は3回受けるとアカウント停止と全動画が即削除されるペナルティがあります。ペナルティのないブロックとはいえ、本人以外誰も動画を見ることが出来ないので削除するしかありません。ただ、5年間貰ったたくさんのコメント欄も消えますので、さびしいものがあります。

一般的に日本の楽曲は、JASRACが管理していますが、今まで対象コンテンツは例外なく削除されました。現在は委託を受けた米国のMuserk Rights Managementが、動画をチェックしています。現在は著作権者としての申し立てはありますが、削除されるケースは少なくなりました。洋楽や洋画については、削除ではなくブロック(一部の国又は世界でブロック)とか「音声ミュート」されるケースが多いです。

最近は、contentsIDのシステムがあるので、著作権違法対象の動画をアップロードした時点でブロックや著作権所有者としての申し立て(著作権侵害の警告ではありあません)があります。

Content IDと は、著作権者が自分の所有するコンテンツを含む YouTube 動画を発見しやすくするための、自動識別システムです。予めコンテンツの映像パターンや音楽パターンをシステムのデータベースに登録しておき、YouTubeにアップロードされた動画に該当するものがないか瞬時にチェックして自動的に検知・判別するものです。

ブロックや削除を受けた場合、私の知る範囲では、送られてくるメール文面の最初は「Content ID を使用している著作権者が、お客様の動画内のコンテンツに対し申し立てを行いました・・・」の場合と、「個別審査の結果、著作権者がお客様の動画内のコンテンツに対し申し立てを行いました・・・」となっている場合の二通りあります。

「個別審査の結果・・・」は、手動検索によるものと思われます。動画アップしてから5年も経っているし、削除ではなくブロックとしたのは、温情があったのかなと勝手に思ったりしていますw

私は、8回もアカウント停止の洗礼を受けていますので、おかげで削除されにくいノウハウも持っていますが、それでもこういう事があります。2008年ごろから動画アップしていましたので、YouTubeとの付き合いは14年になります。以前とくらべずいぶんと緩くなっており、昔NGだったコンテンツも、現在はOKになっているものが多くあります。

ちなみに、洋楽系の動画アップでは削除はないものの、同じく5年経った450万回の再生回数があった動画が、ブロックされたこともあります。邦楽(日本の楽曲)は、動画アップ数年後に削除されたことは何度かありますので、1年以上削除されたことがないからといって見境なくアップしていると洗礼を受けますので安心は禁物です。

もともと第三者に著作権があるものをアップしているので文句は言えません(笑)。もちろん収益化する筈もなく、昭和の懐かしい動画を皆さんに楽しんで貰うのが目的です。

第三者機関?を装ったフィッシング「ご利用のAmazonアカウントを一時保留いたしました」

最近、アマゾンを騙るフィッシングメールが非常に増えています。コロナ禍ということもあって通販を利用する人は多いかと思いますが、特にアマゾンの利用者が多いだけに、それを狙ったフィッシングの被害に遭遇する人も少なくないと思います。

アマゾンを騙るフィッシングは、差出人や件名もいろいろパターンがあり、内容も巧妙になってきています。注意喚起ということもあり、当ブログにおいても、巧妙なものは都度取りあげて紹介しています。昨日 受信したフィッシングメールは以下の通り。

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差出人:二次認証 <admin@ama-account-hcbgt.ga>
宛先:hascha0 <hasch0@gmail.com>
件名:ご利用のAmazonアカウントを一時保留いたしました

Amazonからのお知らせ

Amazon利用いただきありがとうございます。
ご利用の  アカウントで異常なアクセスが検出されたため、アカウントを一時保留にし、保留中のご注文やサブスクリプションを一時停止いたしました。アカウントへのアクセスを再開するには、サインインして画面の指示に従ってください。必要な情報をご提供いただいたら、当サイトで調査の上、24 時間以内に返信いたします

Amazon ログイン
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※ 24時間経過してもこのメッセージに返信しない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄され、完全に削除されるように設定されます。お客様のアカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にすることをお勧めします。またのご利用をお待ちしております。
Amazon このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。

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件名「ご利用のAmazonアカウントを一時保留いたしました」というフィッシングは過去にありましたが、差出人の多くがAmazonになっているのに、今回のケースは「二次認証」になっています。このような差出人ってあり得ないので、これだけでフィッシングと判断して破棄(ゴミ箱行き)すると思います。

また、宛先は私のメールアドレスではなく同報メールで送信されています。アマゾンを騙るフィッシングで、同報メールは初めてであります。差出人ドメインはAmazonという文字列も含んでおらず、メール内容も文章の頭にAmazonの文字ロゴもなく<私のフルーネーム>様の表記もありません。リンク先も明らかに違うURLなので、見る人が見ればアマゾンを騙るフィッシングであることは明らかです。

しかし、数々の問題点はあるものの、すみやかに手続きをとらなければ24時間以内にアカウントを削除するという定番の文章もなく1週間後に削除するという。今まで来たフィッシングとはちょっと違った印象があり、※印の文章では「お客様のアカウントのセキュリティを強化するために、2段階認証を有効にすることをお勧めします」というフィッシングメールにはあるまじき説明もあります。中には本物と思い被害に遭う人もいるのではないかと思いました。

私もフィッシング被害は遭わないために、ログイン時の2段階認証をお勧めしているだけに、悪徳業者にとっては不利になる文章なのでびっくりです。差出人のドメインにAdmin(アドミン)とありますが、システム管理者の意味があります。中には深読みする人がいないとも限りません。よもや今回のメール内容で引っかかる人はいないと思いますが、フィッシングとしてはじめてのメール内容でしたので紹介いたしました。