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前立腺がん放射線治療後3年経過、PSA検査値0.041 順調に推移

2021年3月前立腺がんの放射線治療(ホルモン治療併用)を終了してから3年経過しました。その間経過観察として3ヵ月毎にPSA検査を行ってきました。治療後2年経過してから半年毎の検査になりましたが、おかげさまで順調に推移しております。

また、広島大学病院でのPSA検査結果は、順調に推移しているため、前回2023年9月を最後に、自宅から近い泌尿器科医院を紹介されました。今後はそちらでPSA検査をすることになりました。大学病院では採血からPSA検査結果は、その日の内に分かるのですが約2時間待たされます。開業医の場合は検査センターに出すので、採血したら待たされることなく、翌日以降に医院に出向けばよいのでとても楽です。

一昨日(3/4)紹介された泌尿器科医院に、はじめて行ってきました。私の担当医だったF先生が独立開業された医院ですが、ビル3階にあり待合室には30席くらい椅子が並び、正面には50インチの液晶TV、患者が自由に使えるタブレットが3台用意してあり、Wi-Fi環境も整っており、とても先進的な雰囲気のいい医院でした。患者さんも多かったです。

大学病院で最後の診断の際、開業される旨ご本人から聞いていました。1年半患者として接して以来2年間会っていなかったのですが、しっかり覚えていらっしゃいました。

採血2日後(3/6)、PSA検査結果を聞きに行きました。検査結果は、PSA値0.041でした。放射線治療の場合は、前立腺はそのまま残っているので、検査値はゼロにはなりません。あるところで下げ止まりになります。外科手術による全摘の場合は、前立腺がないのでPSA値はほぼゼロになりますが、全摘した人もPSA検査を行い経過観察をします。検査値は放射線治療よりさらに一桁小さくなり、0.008というふうに限りなくゼロに近くなります。

放射線治療の場合、2回の検査で連続してPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で 再発と判断されます。

治療後ずっとPSA値は下がり続けてきましたが、今回、前回検査値0.040より、ほんのわずか上昇して0.041でした。私の場合 ここらが下げ止まりだと思われます。これからも半年毎のPSA検査は継続されます。

PSA検査とは、がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSA(タンパク質:腫瘍マーカー)が血液中に漏れて増加します。このPSA値が高くなるにつれて、前立腺がんの罹患率が高くなります。
PSA値10.1 以上の場合、前立腺がんの可能性が高く60%以上と言われています。正常値は 4.0以下です。前立腺がんの可能性がある 4.1~10.0グレーゾーンです。

前立腺がんは、男性の罹るがんとして、現在 第一位になっています。日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。前立腺がんは進行が遅いことで知られていますが、大腸・直腸・膀胱やリンパ腺と隣接している前立腺の外線に発生するので、自覚症状がでて気がついたときは手遅れになります。

前立腺がんは早期発見すれば100%治るがんです。5年・10年生存率もほぼ100%であります。私の友人にも前立腺がんに罹っている人が数人います。意外に多いのにびっくりします。60歳過ぎたらPSA検査を受けることをお勧めします。私は65歳のときPSA値が4.0を超えたのを機に、以降半年毎に検査を続けていましたが、加齢と共に上昇していました。

良性の前立腺肥大は前立腺の内線(尿道側)に発生するので、頻尿や排尿困難等の自覚症状がありますが、悪性である前立腺がんは、私の場合もそうでしたが、外腺に発生するので自覚症状が全くありません。

前立腺がん発覚 

*2020年7月 PSA値 13.0
*2020年8月 3回目の針生検で、10カ所の組織片採取の内、1カ所に前立腺がん

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。

放射線治療と併用したホルモン治療は、2020年9月1日~2021年3月末まで7カ月間継続。放射線治療中の2か月間は、ホルモン治療と重なりました。ホルモン治療は、精巣(睾丸)からの男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑制するゾラテックスというお薬を使います。

ゾラテックスは、1回の注射で4週間(28日)効果が持続するタイプと12~13週間効果が持続する二種類あります。前腹部の皮下に注射します。継続投与によって手術による精巣を摘出したときと同じレベルの低テストステロン状態を維持させます。睾丸が70%くらいに小さくなるそうです。

男性たるものいくつになってもスケベーですが、ホルモン治療以降 エロい映像やグラマーな女性を見ても何も感じません(笑)それ以前に見たい気持ちすらありませんw

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(ホルモン治療も終了)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06    PSA値 0.042

*2023/09/04    PSA値 0.040
*2024/03/04 PSA値 0.041

白内障手術から6ヵ月経過、ブロナック点眼液からやっと解放されました

昨年7月半ばに、両眼の白内障手術(7/6左目、7/13右目を手術)してから6ヵ月経過した為、本日手術を行った眼科医院へ検診に行ってきました。術後1ヵ月毎の経過観察も手術結果は良好であり、今回の検診結果も順調に推移、本日よりブロナック点眼薬から解放されました。

白内障手術後には、何種類かの点眼液を使います。術後翌日から5日間は、感染防止・炎症防止のため、抗生物質の服用と共に、3種類の目薬を5分間隔で点眼し、4時間~5時間おきに1日4回点眼しました。約1ヵ月後には、3種類の2種類を使いきり、残り1種類のみ1日4回の点眼を1ヵ月間継続。

さらに術後3ヵ月位から軽めの点眼液ということで、上記写真のブロナック点眼液(抗炎症作用)に替えて、1日朝夕2回の点眼を継続。昨年11月末に最後の投薬を受けましたが、年が明けて本日をもって使い切り、検診を受けた次第。

先生の指示なので一応続けましたが、術後6ヵ月間の点眼は、少々長すぎる感はありました。実は、白内障手術を受ける患者に対して、術前 先生の説明と共に貰う小冊子の中に、「術後の目薬は3ヵ月~半年間くらいは続けるので、医師から指示あるまで勝手に中止しないでください」という一節がありましたので、大事な目のことでもあり遵守しました。

ネット上では、白内障手術後の目薬の点眼期間について調べたところ、どの眼科医も最低3ヵ月間必要というものでした。また、目薬は必要なくなったら止めるというのが基本であるとも。6ヵ月間も点眼を続けるという説明は、ネット上どこにも見当たりませんでした。今更ですが、そう考えると3ヵ月間というのが定説のように感じました。

長く続ければ副作用が出る場合もあるという説明もあり、幸い私の場合 自覚するような副作用はありませんでしたが、点眼を続けながら、一体 どっちが正しいのだろうか?と思うこともありました。白内障の手術受けた眼科医院は、広島市内では腕がいいという評判の先生でもあります。なので、経験則からの体得した説明なのでしょうから、医師それぞれかもしれません。

しかしながら、3ヵ月で点眼を止めても問題はなかっただろうと思います。悪くはとりたくありませんが、過剰診療により、利益を上げようとする医師もいるので、素人が判断するのはむずかしいところです。本日の定期検診で、術後半年経った現在、 両眼共 視力1.2を維持しています。視力は一応落ち着いたと思われます。

おかげ様で視力は回復したものの、担当医師から高齢のため、新たに視野検査もやった方がいいと言われ、3ヵ月後に予約をとるように言われました。2年前にも視野検査をしましたが、特に問題はありませんでした。急ぐものであれば検査は早くした方が良いと思いますが予約は3ヵ月後。先生も急ぐ必要はないみたいな説明だったので、儲けるために、色々口実をつけて過剰診療にもってゆくのかなと思ってしまいました。

80歳過ぎると健康診断を受けてはいけないという論評もあります。不必要な検査(過剰診療)で、病気でもないのに病気を作ってしまい、不必要な投薬などされたらかないません。眼科は今までご縁がなかったので、診断・診療について判断しかねるところがあります。

しかし、高齢になると緑内障という失明に繋がる病気でもあり、早期発見の観点から定期的な検査は必要かもしれないので、今回は受けることにしました。

最後になりましたが、白内障手術はしてよかったと思います。術後は目に飛び込んでくる世界が一変します。手術中は痛みもなく15分~20分で終了、私もそうでしたが日帰りも可能です。昔は大病院でないと出来ない手術ですが、開業医でも十分な技術をもっており、安心して受けられる成功率の高い手術ですので、ぜひお勧めしたいです。

週3回のランニング爺も腰痛で走れず、再び座骨神経痛(脊柱管狭窄症)?

年を重ねてくるといろいろガタがくるようです。同世代の高齢者と比べると元気のいい方だと自負していましたが、80歳超えると自分では元気がいい積りでも、気持ちとは裏腹に体力は確実に落ちてくるようです。

実は、1週間前ごろから急に骨盤の後ろあたりが痛くなりました。じっとしている分には痛みはそれほど感じないのですが、椅子から立ち上がるときや寝床から起き上がるときなど痛みが走ります。腰に一番負担がかかる中腰状態になったときが一番痛みます。一瞬腰が抜けそうになるときもあります。

激痛というほどではないのですが、けっこうな痛みではあります。正常なときは何も感ずることなく普通に立ち上がれていたのに、椅子から立ち上がるとき腰のうしろの筋肉をこれほどまでに使っているのかと実感します。腰痛は無縁だったので、健康であることの大事さを痛感します。

年末になって痛みがひどくなってもいけないので、近所にある行きつけの整形外科に行ってきました。腰のレントゲン写真を撮られましたが、診断の結果は腰あたりの脊椎(背骨)変形しているものの、高齢者に見られる一般的な現象でまだマシの方だと言われました。脊椎の変形はありますが、椎間板ヘルニアではなさそうです。神経部分はMRIでないと分かりませんが、圧迫骨折でもありません。ランニングなどによる腰部の筋肉炎症ということで、28日分の湿布薬を処方して貰いました。ひどくなるようであれば電気治療もあると言われました。

前屈・後屈によって痛みが増すようなことはないので、脊柱管狭窄症ではないと思われます。実は、今年4月半ばに、臀部筋肉炎(梨状筋症候群)による座骨神経痛(病名ではなく下肢に現れる症状の総称)で、夜中に数時間 左臀部から下肢の痛みで大変な思いをしました。脊柱管狭窄症によるものではなかったので、ストレッチや屋外ウォーキングにより短期間で治りました。

1ヵ月半で治癒しほっとしていたのに、今回は腰痛でありますが、時々左足にも痛みがありますので、ただの筋肉炎症ではなく座骨神経痛を伴っているようにも思えます。40代のときにも座骨神経痛に罹ったことがあり、こちらは治癒までに1年半かかりました。痛みに悩まされましたが、最終的に治療と言うより、ほっておいたらいつの間にが治った感じです。

ニ度の座骨神経痛の他に、以前 頚椎ヘルニア(70代)、四十肩・五十肩(40代と70代に右肩と左肩)にも罹患しました。しかし、医師の治療方法ではなかなか改善せず、結局 ストレッチで治した経緯があります。

今回の腰痛は、12/9 (土) <メモしていたので>が始まりでしたが、12/13 (水) 屋外にて約9kmのランニング練習。この時は思ったほど痛みもなく走ることはできました。12/15(金)屋内練習でしたが、いつも40分間のランニングをするのに、腰の痛みで長時間走ることができず10分間ランニングと20分間のウォーキングで終了。

今のところ、夜中に痛みで目が覚めるようなことはなく、軽症のようにも思えます。年内は体調の様子を見ながら無理をせず、ウォーキングまたはランニングメニューを適度に切り替えながら練習をしたいと思います。

白内障手術して4ヵ月経過しました まだ目薬の点眼を継続中です

白内障手術後、4ヵ月が経過しましたので、定期検診に行ってきました。ほぼ1ヵ月毎に行っています。現在は、冒頭写真に紹介しているブロナック点眼液のみを、1日2回(朝夕)点眼しています。

先生の検診前に、必ず眼底検査はじめ3種類の検査を行い、最後に視力検査をします。視力検査は、術後からずっと、左目1.2、右目1.0の視力をキープしています。左目の方が少し良く見えるようです。11月初めには自動車免許更新の視力検査も無事パスしました。

術後、目薬の点眼は3ヵ月~6ヵ月は必要のため、医師の指示に従うようにと術前に説明がありました。勝手に中止しないようにとも。

今回の検診で術後の経過は順調である旨、先生より説明がありました。さらに1ヵ月分のブロナック点眼液を処方され、無くなったら検診に来るようにと指示ありました。現在点眼している目薬が約半分残っていますので、来年1月半ば位はもちそうです。

術後の目薬は、当初3ヵ月位で終わるかなと思っていましたが、この分だと6ヵ月間は予定通り継続するみたいです。ネット上では、この点眼液は3ヵ月位で終了するようなことが紹介されていましたが、術後経過は順調でもあり、先生より勝手に中止してはいけないと言われいるので、このまま点眼は続けようと思います。眼科医によってそれぞれだと思いますし、医師の指示に従うほかありません。

ちなみに白内障手術は、左目が7月6日、右目が7月13日に行いました。直近の検診は11月14日でしたので、さらに処方された目薬で、術後6ヵ月にあたる1月半ばまでもちそうです。多分そこで点眼は終了と思われます。

目薬を数ヵ月以上点眼するのは生まれてはじめてですが、意外に正しい点眼方法を知らない人が多いようです。看護婦さんからも説明ありましたが、目薬をさして目をバチパチするのはよくありません。下の瞼を軽く引いて、「あっかんべぇ」をして目薬の容器の先が、目のふちやまつげに触れないようにを一滴点眼します。点眼後は目を約1分間閉じます。溢れた目薬は清潔なティッシュで拭き取ります。

目薬を数滴入れても、溢れるだけで意味がありません。また、目をパチパチすると涙腺を通して鼻の方へ流れ込み効果が薄れます。

加齢による飛蚊症 突然の発症にびっくり!諦めるしかなさそうです

7月半ばに、両眼の白内障手術をしまして3ヵ月、術後のメンテナンスとして、目薬の点眼を続けています。術後経過は順調に推移しており、ほどなく目薬もしなくてもいい時がくる段階ですが、そんな折に、ある日突然 右目のほうに、明るいところや白い壁など見つめたとき、目の前にもやっとした虫(浮遊物)のようなものが、飛んでいるように見えることがおきました。視線を動かしても一緒に動くので浮遊物を直視することはできません。瞬きをしても消えません。

経験はありませんでしたが、「飛蚊症」のことは知っていたので、多分そうだろうと思いました。一種の生理的な老化現象で、年をとってくると個人差はありますが、発症することがあるそうです。しかし、ある日突然におこるとはびっくりです。昨日まで何ともなかったのに、翌日急に右目の中に小さな浮遊物が現れ、その後ずっと続いている状態です。

老化による飛蚊症は、生理現象であり症状が進まない限り、あまりに気にしなくてよいと理解しています。ただ、原因が病的な要因によるものである場合は、失明や重篤な症状に発展することもあり、素人の判断は禁物なので眼科医の診断が必要です。

やはり心配なので、白内障を手術した眼科医院に行って診断して貰いました。眼底検査ほか診断に必要な写真を何枚か撮られました。その後、瞳孔を開く目薬を点眼し、30分後に先生が眼球内をルーペでチェック。診断結果は、眼底にある網膜の状態は正常あり、硝子体の中央に浮遊物がありそれが網膜に映り込んでいるとのこと。原因は加齢によるものと判明したため、治療の必要はないそうです。うっとしいですが、ほっとくしかありません。病的な原因でなかったことにほっとしました。

うちのカミさんも60代のころ眼科で飛蚊症と診断され、私と同様なことを言われ、これから一生眼の中で蚊が飛ぶのかと思うと、憂鬱だったと言っていましたが、あれから10年以上経った現在、気にならないというか見えなくなったと言っています。

眼球の大部分は、ゼリー状の透明な物質がつまっている硝子体で占められています。外からはいる光は、角膜と水晶体を通して、この硝子体を通過して網膜まで達します。ところが、硝子体に何らかの原因で「濁り」が生じると、明るいところでみたときに、その濁りの影が網膜に映り、眼球の動きと共に揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの「浮遊物」が飛んでいるように見えるので、飛蚊症として自覚されます。

私の場合、77歳から80歳にかけて、前立腺がん、白内障、そして今回の飛蚊症~いずれも加齢によって罹患した病ばかりです。自分では元気なつもりでも、老化現象はさけて通れません。しかしながら、医学の進歩のおかげで病もクリア、毎日元気に過ごしています。年々、青春時代を過ごした昭和のヒーローが逝ってしまい、昭和が遠くなりつつありますが、良き時代を懐古しつつ、まだまだ人生をエンジョイするつもりです。

新型コロナウイルスワクチン7回目を接種、副反応なし(広島市)

先日(10/14)、新型コロナウイルスワクチン7回目の接種(モデルナ)に行ってきました。今までは、瀬戸内海やヨットハーバー等、海に隣接した複合型商業施設である中四国地区最大級のモール「広島マリーナホップ」内のマリモホールで接種をしていましたが、今回は、日本通運広島支店の倉庫一角を借りた集団接種会場でした。集団接種会場として以前はあった「広島マリーナホップ」は無く以下の4会場となっています。ファイザーはNTTクレドホールのみ。接種は毎日ではなく週後半になっています。

 新型コロナウイルスワクチン集団接種会場(広島市) 
*NTTクレドホール(ファイザー)木・金・土・日
*日本通運株式会社広島支店西広島倉庫(モデルナ)木・金・土
*イオンモール広島祇園(モデルナ)木・金・土・日
*マクロスプラザ高揚(モデルナ)木・金・土

午前10時半の予約でしたが、少し早めに一時待機場所に集められ、10時15分から受付が始まり、本人確認、チェックシート内容確認、体温測定、医師面談、ワクチン接種、接種後の15分間の待機を含めても、10時40分には終了しました。

7回目のワクチン接種ともなると敬遠する人もいるかと思うのですが、私の周りにいる高齢者は意外に接種を受ける人が多かったです。今回の接種は、感染者が多いオミクロン株(XBB.1.5)に対応した1価ワクチン(XBB対応ワクチン)なので、アナフィラキシー体質の人は別として、特に高齢者はワクチン接種を受けた方がよろしいと思います。

目的は重症化予防ですが、感染や発症の予防については、接種後 比較的早い時期に効果が低下すると考えられているものの、重症化の予防については、長く継続すると言われています。ファイザー社もモデルナ社もXBB対応ワクチンですので効果は同じです。

今回は希望するすべての人を対象にオミクロン株に対応したワクチン接種が無料で行われていますが、無料接種は今回が最後になります。次回の接種から有料となります。

 私の新型コロナワクチン接種歴
1回目 2021年06月 12歳~ファイザー 従来型
2回目 2021年07月 12歳~ファイザー 従来型
3回目 2022年02月 モデルナ 従来型
4回目 2022年07月 モデルナ 従来型
5回目 2022年11月 12歳~ファイザー BA4/5
6回目 2023年05月 12歳~ファイザー BA1
7回目 2023年10月 6歳~モデルナXBB.1.5

7回目ワクチン接種後の副反応はありませんでした。ただ、注射箇所の筋肉痛が2日間ありました。接種当日の体温も発熱することなく、夕食後計ったところ、36.5℃と平熱でした。過去6回の接種においても副反応や発熱はありませんでした。但し、接種日を含めた2日間は、マラソンなど激しい運動は避けました。接種当日ビールの晩酌は致しました(笑)


尚、新型コロナワクチン接種証明書アプリには、接種当日(10/14)の夕方、再発行(更新)をすると、7回目の接種証明は反映していましたが、広島県広島市長の発行日は翌日になっていました。

白内障手術後3ヵ月経過しました 点眼中の目薬が軽めに変わりました

白内障手術してから約3ヵ月経ちました。1ヵ月ぶりに経過観察のため手術を行った眼科医院に行ってきました。術後経過は順調に推移しているとのことでした。直近1ヵ月点眼(1日4回)していた目薬が今回から軽めのものに変りました。点眼回数も1日2回となりました。

今までの目薬は点眼時、最初だけ目に沁みていましたが、今回軽めの目薬は一切目に沁みることがありません。確かに目には沁みない軽めの目薬と言えます。

これから軽めの目薬を約1ヵ月点眼します。術後の目薬は3ヵ月位で終了するかなと思いましたが、これで4ヵ月の点眼は必要となります。白内障手術後の目薬は、3ヵ月~半年間続ける必要あり、医師から指示があるまで中止をせぬようにと術前に説明があったので理解はしています。

術後2週間から汗をかくスポーツは一応OKでしたが、水泳や激しいスポーツはNGでした。1ヵ月後からは力むような筋トレや発汗の多いマラソンもフルにやっています。

術後翌日から普通にテレビや新聞なども読むことが可能です。私の場合、術後翌日の視力は1.0でした。術後は、明るく鮮やかにくっきりと、見る世界が一変します。

術後1週間はお酒はNGなのでノンアルビールを飲んでいました。自動車の運転も術後1週間(両目の場合、2週間になります)から可能です。

厳密には7月6日に左目、一週間後の7月13日に右目の手術をしました。現在、白内障手術は殆ど日帰り手術で行われています。手術は15分~20分で終了します。今ではとても安全な手術となっています。

術後から点眼する目薬は、経過時期によって種類や点眼回数など変わります。直近1ヵ月間(術後3ヵ月目 ⇒ 9月度)は、目薬(フルメトロン点眼液)1種類だけを1日4回の点眼をしていましたが、本日より、冒頭紹介の目薬(ブロナック点眼液)に変更になり、点眼回数も1日2回となりました。

術前3日間は下記の目薬(ガチフロ点眼液)を3時間毎に点眼。その後手術に臨みました。

術後1ヵ月間(7月度)は、下記3種類(5分間隔で点眼)の目薬を1日4回の点眼。
1.リンデロンA点眼液 2.ベガモッグ点眼液 3.ジクロード点眼液の順に点眼。

術後2ヵ月目(8月度)から約1ヵ月間、リンデロンA点眼液をフルメトロン点眼液に替えて、3種類の目薬を1日4回を点眼します。術後3ヵ月目(9月度)から右端のフルメトロン点眼液1種類だけを1ヵ月点眼しました。

白内障術後も、実に色々な種類の目薬を点眼し、数ヵ月間はケアしなければなりません。点眼はしていますが、身体的な制約は一切ありませんので、普通に生活しています。白内障による視力劣化は、メガネをかけても改善できません。手術のおかげで、来月控えている自動車運転免許更新できることが、車好きの私にとって何よりもうれしいです。

【広島市】新型コロナウイルスワクチン接種7回目を予約(2023年9月)

7回目の新型コロナウイルスワクチン接種の案内は、今月19日に届きました。集団接種会場の予約は、9月28日以降順次実施されるということだったので、冒頭に紹介している通り、本日「広島市」のサイトから予約をしました。接種ワクチンはオミクロン株(XBB.1.5)に対応した1価ワクチン(XBB対応ワクチン)です。

インフルエンザのワクチン接種は冬場の年1回ですが、新型コロナウイルスは変異をしながら、人間社会の生活圏に溶け込み、1年中コロナウイルスは存在しています。

経済損失の影響を少なくするため、5類移行と共に新型コロナ感染症対策もずいぶんとゆるくなりましたが、新型コロナウイルスが消滅した訳ではありません。特に、高齢者は感染すると重症化はさけられないので、定期的なワクチン接種を余儀なくされます。

私の場合、過去6回の新型コロナワクチン接種をしましたが、注射した箇所の軽い痛みが少しあるだけで、そのほか大きな副反応は全くありません。しかも、ワクチンはファイザーとモデルナ共に接種しています。当初ファイザーに統一しようと思っていましたが、自宅から遠くになったりするので、接種会場を優先したためです。ワクチンはファイザーとモデルナのどちらの接種しても効果に差はなく、交互に接種した場合でも問題はないそうです。

 新型コロナワクチン接種歴 

1回目 2021年06月 12歳~ファイザー 従来型
2回目 2021年07月 12歳~ファイザー 従来型
3回目 2022年02月 モデルナ 従来型
4回目 2022年07月 モデルナ 従来型
5回目 2022年11月 12歳~ファイザー BA4/5
6回目 2023年05月 12歳~ファイザー BA1
7回目 2023年10月 6歳~モデルナXBB.1.5(予約中)

広島市のインターネット予約で希望する接種ワクチン(プルダウンメニューからファイザーまたはモデルナXBB.1.5を選択)で検索をかけると、接種会場一覧が表示されますので、接種会場を選択後、接種日を指定します。私の場合、モデルナXBBで検索をかけると、以下の通り接種会場一覧が表示されました。

広島市の場合、ファイザーXBB.1.5の集団接種会場は、NTTクレドホール(中区)のみです。各集団接種会場の接種日は、毎日ではなく「木・金・土」又は「木・金・土・日」です。会場によって違います。

今年の冬は、第9波が予想されます。高齢者の皆さんは、若者と違って重症化リスクがあるので、基本的な感染対策(マスク・うがい・手洗い)を励行したいものです。

前立腺がん放射線治療後2年半(経過観察)前回値よりさらに下がりPSA値0.040

9/4、前立腺がん放射線治療後の経過観察のため、広島大学病院(泌尿器科&放射線科)に行ってきました。治療後は定期的にPSA検査を受け担当医より診断を受けます。前立腺がんの放射線治療してから2年半経ちましたが、PSA検査の結果、PSA値0.040でした。わずかではありますが、半年前の前回検査値よりさらに下がりました。

放射線治療後の2年間、3ヵ月毎のPSA検査をしていますが、PSA値は順調に推移しているので、前回検査から、今後は6ヵ月毎のPSA検査ということになりました。それが今回の検査結果であります。

広島大学病院 診療棟正面

広島大学病院 診療棟正面入口(診療を終えた正午頃なので人が少ない)

放射線治療の場合、全摘手術と違って、前立腺が存在しているため、PSA値は下降し続けてゼロになる訳ではありません。いずれ下げ止まりのまま推移したり、又は限られた範囲内で上がったり下がったりするようです。PSA検査値の推移は個人差があります。

放射線治療の場合、2回の検査で連続してPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で 再発と判断されます。

また、治療後、晩期副作用もなく非常に安定しており、今後は自宅に近い開業医(泌尿器科)で診て貰ってもいいと思うのでと紹介状を書いて頂くことになりました。その開業医は、なんと広島大学病院泌尿器科 最初の担当医で、1年半お世話になった先生です。独立開業するお話も最後の診断のとき聞かされました。

大学病院は、紹介状がないと初診時13200円とられます。大した症状でもないのに、開業医では扱えない重篤者を扱う大病院を安易に利用させないようすみ分けをしています。コロナ禍では特に大病院がパンクしては困ります。逆に、治療後のPSA検査も、一定期間の経過観察で問題ないと判断されれば、大病院でなくても開業医で対応できるので、そうした処置をとられたのだと思われます。

 前立腺がん発覚 

*2020年7月 PSA値 13.0
*2020年8月 3回目の針生検で、10カ所の組織片採取の内、1カ所に前立腺がん

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。

併用したホルモン治療は、2020年9月1日~2021年3月末まで7カ月間継続。放射線治療中の2か月間は、ホルモン治療と重なりました。ホルモン治療は、精巣(睾丸)からの男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑制するゾラテックスというお薬を使います。

ゾラテックスは、1回の注射で4週間(28日)効果が持続するタイプと12~13週間効果が持続する二種類あります。前腹部の皮下に注射します。私は、4週間タイプ1回と13週間タイプ2回が使われました(7カ月間)。継続投与によって手術による精巣を摘出したとき同じレベルの低テストステロン状態を維持させます。

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(ホルモン治療も終了)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06   PSA値 0.042

*2023/09/04   PSA値 0.040

強度のランニング(有酸素運動)は、前立腺がん治療中・治療後のケアに好影響を与えているというアメリカでの論文があるそうです。私も、前立腺がん放射線治療中はもちろんのこと治療前後も週3回のマラソン練習(屋外では8km~10kmを60分~70分で走行、夏場は暑いのでスポーツジムのトレッドマシンで10分間ウォークの後、40分間走っています)を欠かさず続けてきました。多少なりともそれが功を奏しているのであればとても幸いなことであります。

白内障手術後1ヵ月が経過しました 点眼目薬が3種類から1種類になりました

白内障手術をこれからする人、検討している人に対して、少しでも参考になればと、白内障手術前から術後の経過記事を投稿しています。白内障手術は痛みもなく15分~20分で終える手術です。現在白内障手術のほとんどが日帰り手術になっており、昔は大病院でないと出来ない手術でしたが、現在では一般の眼科医院で行われており、安全性の高い手術であります。

両目の手術が終了した時点で、車でドライブをしているとき、屋外を歩いているとき、これほどまで視野にくっきり且つ鮮やかに飛び込んでくる景色に感動すら覚えました。普通に見ていた4Kテレビも、白はより白くディティールの効いたメリハリのある鮮やかな映像に、ここまではっきり映っていたとはびっくりです。

黄ばんで見えていた白も、術後は蛍光色のように真っ白に見えるので、術前はずいぶんとボケたテレビ映像を見ていたのかと改めて驚くばかりです。

一昨日 (8/8)で、手術後 両目とも約1ヵ月経過(左目7/6手術 術後33日経過、右目7/13手術 術後26日経過)しましたので、前回診察より2週間ぶりに術後経過観察のため眼科医院に行ってきました。

白内障手術後、5日間は感染防止・炎症防止のため抗生物質の服用と共に、3種類の目薬を5分間隔で1日4回(4時間~5時間毎)点眼します。

先生の診察前に、視力検査(両眼共1.2でした)や角膜検査・眼圧検査など4種類の検査がありました(術後 定期的に実施)。各検査を踏まえ先生の診察は、術後の状態は順調に推移しており全く問題ないとのことでした。今後は、1種類の目薬(青色キャップ:ジクロード点眼液)のみの点眼になると説明がありました。但し、他の二種類の残った点眼液(赤色とグレーのキャップ)は、使い切るようにとのことでした。

すでにグレーのキャップ点眼液は残り数滴もなく、これから2種類の点眼(青色と赤色のキャップ)が少しの間 続くことになりますが、赤色キャップの点眼液が無くなり次第、青色キャップの点眼液のみとなります。次回は1ヵ月後に来るように言われました。それまでに点眼液がなくなる場合は、1ヵ月を待たずして来なさいということでした。

術後、最初の一週間は毎日通院(両目で2週間)しますが、その後は1週間後、2週間後に1回と通院回数が少なくなります。さらに、その後は1ヵ月に1回の通院となるようです。その間、目薬の点眼は継続の必要があり、先生から指示あるまで点眼は続けます。点眼は術後3ヵ月間は続くと思われます。

術後、約1ヵ月経過しましたので視力もやや落ちついたような感があります。術後はずっと両眼共 視力1.2で安定しています。これで今年の自動車免許更新は安心です。眼内レンズは遠方優先の単焦点なので、術後も老眼鏡は必要になります。現在パソコン(デスクトップ)は、老眼鏡をかけなくても、23インチモニターから40cm~50cmくらいであれば支障なく文字は確認できます。

白内障手術後は、術前に使っていた老眼鏡が合わなくなります。今まで度数+2.5の老眼鏡をかけていましたが、距離を離さないとピントが合わず、最近+3.0の老眼鏡を買ったばかりでした。しかし、術後いずれも合わなくなりました。目から15cm位の近いところでピントが合いますw この距離では実用的でありません。

ずいぶん前に買ったピントの合わない+2.0の老眼鏡を一つだけ保管していたのですが、術後 かけたところ、目から30cm付近でピントが合うようになりました。現在 新聞や本を読むとき一時的に使っています。今後、老眼鏡の度数は+1.5又は+2.0あたりが合いそうです。視力が落ち着いたら改めて買い直そうと思っています。