「男たちの大和」観てきました全体に公開
2005年12月19日23:18
17日に封切された「男たちの大和/YAMATO」を観にいってきました。土日は多いので平日である今日に決定。平日でしたが劇場内は後部座席を中心に半分は埋まっていました。若いカップルも意外に多かったです。

原作者が6年の歳月をかけ大和の生存者や遺族を取材、重い口から語られた内容を元に、兵士目線でみた乗組員の壮絶なドキュメントを人間ドラマとして映画化したものです。原作は角川春樹の姉である辺見じゅんです。

大和と共に散った男たちへの鎮魂として、そしてその男たちを愛する女性たちのドラマでもあります。水上特攻作戦の命を受け大和乗組員が愛する人との最後の別れにはドラマがあり、泣くまいと思いつつも涙が自然に頬を伝わってゆきました。^^;
ほんと涙腺が弱くなりました(笑)

中村獅童(内田守役)、松山ケンイチ(神尾克己役)の演技は光っていました。神尾の同級生野崎妙子役を演じた蒼井 優もなんとも可愛いかったです。
観る人によって評価はいろいろあるかもしれませんが私は良かったです。

特に戦争を知らない若い世代の人たちにはぜひ観てもらいたいですね。  10代半ばの若者が「命を捨てる覚悟はできている」とか銃座に座って敵の機銃掃射を受けながら果敢に戦う様はどういう気持ちで戦っていたのだろうかと思ってしまいます。

当時は生きることも死ぬことも覚悟がいる時代でした。衝撃的なはげしい戦闘シーンもかなりリアルです。戦後60年、戦争の悲惨さを風化させない為にも又命の尊さを今一度この映画をみて再認識してもらいたいものです。

コメント

★ダンス2005年12月19日 23:20
よさそうですね。戦争映画はあまり好きではないですが
機会があれば見たいです。
参考になりました。
ちちち2005年12月20日 00:17
あぁ 見たかった映画です 
是非 劇場で見て見たいです
ヒデタンさんは 大和ミュージアムへも 行かれたのですか?
ミチ 2005年12月20日 00:45
戦争を間接的にも知らない 若い世代の人達が、
どういう感覚で捉えるかという点、
最近の 犯罪の多さ・質も含めて やや考えさせられます。
情報を頭の中だけで処理することを積み重ねてきた世代です。
身をもって死を悲しむこと 疑似体験でできてくれればと 願います。
たみ2005年12月20日 04:06
ふむふむ。見たいですねー。
映画でハワイに来ることはないかな・・・ビデオかな。
じゅん2005年12月20日 05:40
おはようございます。
生きることも、死ぬことも覚悟。。。

選択をせまられることもなく、
その世界を想像もしていなかったこれまでの

私たちに教えてくれる映画なのかもしれないですね。

最近まわりで観ている方が多いので、
なんだか、気になる作品です。
ち〜2005年12月20日 07:16
私も観ようかなと思いはじめました、戦争映画はどうかな?と思っていたのですが泣けるというのであれば観てみたい。

TVでやっていたのですが「泣く」といのは感性を刺激して血液の循環がよくなり健康にとてもよいそうです。
感動するような本を読んだり、映像を見せたりして、わざわざ泣く時間を設けている会社もあるんですって。

私も伯父が軍艦陸奥の砲術長で陸奥とともに沈んでいるので(会ったことはない伯父ですが)やはりこれは観ておくべきでしょうね。
さくら2005年12月20日 08:45
おはようございます
話題の映画ですね!
テレビで予告見ていても見たい映画です
機会があれば見たいです
メリー2005年12月20日 09:20
おはようございます。
雪は如何ですか?

この映画も戦争の悲惨さ、無情さを訴えた映画ですね。
どんなに美化しても、
それに勝る人間の行為の愚かさを、
知らしめた映画でもありますね。
ぜひ機会を見つけて見たいと思います。

ご紹介ありがとうございました。

今日もよい一日でありますように・・・
いなちゃん2005年12月20日 09:57
おはようございます。

「男たちの大和」僕も気になってた作品です。
ヒデタン男爵さんの紹介を読ませていただき益々観たくなりました!^^

ヒデタン男爵2005年12月20日 13:05
>ダンスさん
リアルな戦闘シーンはありますが、戦争映画というより史実を伝えた人間ドラマですね。よかったらぜひ〜♪

>ちちちさん
よかったですよ。 私は大和ミュージアムも尾道の大和ロケ地にも行きました。尾道でメイキングも観ましたが今のCGとの画像技術も進歩したものです。ストーリは言うまでもありません。

>ミチさん
戦時中は国の為に命を捧げることを美徳とされた時代でした。愛する家族や恋人が大和乗組員との最後の別れに「死んだらあかん!」と何度も〜。当時の若者は誰よりも命の尊さを一番理解していたと思います。若い人たちにもぜひ観てもらいたい映画です。

>たみさん
ハワイでは封切されませんか? アメリカの新作映画は一年後に日本に来ますがビデオだったら早いのかな。ぜひ〜

>じゅんさん
若いじゅんさんには観てほしいな。感性豊かな人が観るとまた違った印象があるかも〜。命の尊さや戦争の愚かさなどこの映画を観て、平和の世の中だからこそ得るのものがあるかもしれません。

>FWKKさん
そう、映画や本なで感動して(健全に?)泣く事は体にいいそうですね、、何かで紹介されて私も知っていました。
最近ダメなんですよねぇ〜涙腺弱くて(笑)
愛する人の別れがこれほどまでに切なく悲しいものかと思っていしまします。戦闘シーンもリアルに描写してありますが目をそむけてはいけないかもしれません。それが史実だったのですから。

>さくらさん
今年は戦後60年、節目として様々なTVドラマなど流れましたがどれも印象深くまた考えさせられ、平和のありがたさつくづく感じました。機会があればぜひ〜

>メリーさん
こちらはもう雪も降っていませんし積雪もありません〜♪
実話に基き乗組員の目線でストーリ展開していますので人間ドラマとしても堪能できます。
大和が片道燃料で水上特攻として戦地に出航するにあたり下士官同士が「意味のない無駄死にだ」と騒いでいる時、白淵大尉(長島一茂)が「進歩のないものは決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ・・・敗れて目覚める それ以外どうして日本は救われるのか」と。玉砕することにより上層部はそのおろかさに気がつくのだと示唆したせりふがすべてをいいつくしているように思いました。

>いなちゃん
こんちには。。。ですネ。
いなちゃんも趣味に映画鑑賞とあるのできっとはお好きなんでしょうね。頻度としては洋画を見るほうが多いのですが最近の邦画もいいものが多くなりましたね。この「男たちの大和」はお勧めの作品です。
以前大和ロケの甲板で長渕剛が「CLOSE YOU EYES/YAMATO」を歌ったTV番組があって、今いちだなと思っていましたが最近スポットで映画予告と一緒に流れていいなと思いだし、映画のエンドロールで流れる歌(詩)を聞いてこれはぴったりだなと思いました。歌もなかなかいいですよ。
 

nantako2005年12月20日 19:11
今週に、主人と、行くつもりです〜。
ハンカチ沢山持って行きます〜。"^_^"
ママゴン2005年12月20日 22:37
わたしとしては、反町が嫌いで、角川が嫌いで、長渕も、最近は嫌いで、そんな訳で、見たくないと思ってました。
だけど、大和ミュージアムに行ってから、資料館とか見て、どんな映画に出来上がってるのか、ちょっと、気になってます。
大和を美化してるんじゃないかって、その辺も、気になります。

でも、
ハリーポッターも見たいですね〜。かわいいでしょ?
ああ、でも、年末は、なにかと忙しいし、無理かな?
ちゃこりーな2005年12月20日 23:44
私も気になってる映画です。
観に行こうかな。私も最近、涙腺かなり弱くてテレビをみては泣き、音楽聞いては泣いています。又、泣きに行こうかな。
ヒデタン男爵2005年12月21日 00:39
>nantakoさん
きっと泣けると思います(笑) 戦闘シーンはけっこうリアルですが戦争映画ではありません。古くから日本そのものを意味する「大和」。。。。世界最大最強の戦艦は日本海軍の象徴だけではなく日本の誇りでもありましたが、こういう映画はこの先製作されないかもしれません。ぜひ感動してください。
>ママゴンさん
ママゴンさんらしい〜(笑) 映画用に脚色している部分はありますがほぼ実話を元に再現しています。尾道ロケの中村獅童(内田守役)に内田の実の娘さん(獅童より年はずっと上)が訪れた時、「お父さん〜」と呼ばれすごく本人は感激したそうです。 戦争知らない反町、中村がインタビューで今平和があるのはこういう人たちの犠牲があったからだという主旨の話をしています。出演者達は感じ取るものがあったのではないかと思います。
正月映画観たいのたくさんありますが私は「キングコング」を狙っています〜♪

>ちゃこりーなさん
私もまったく同じです。カミさんは「鬼の目に涙」といっておりますが、感動して泣く涙は体に良いそうです。マイミクのFWKKさんも言っていますが「泣く」ということは血液の循環を良くして体にいいことなのです。ぜひ映画を観て泣いてください(笑)
2005年12月21日 08:31
おはようございます。
あまり邦画は見ないのですが、
見てみようと思います。
色々情報が手に入るので感謝です。
ありがとうございました。
ママゴン2005年12月21日 09:54
おはようございます。

キングコング!!
懐かしいですね〜。もちろん、昔とは全然違うと思うけど。
テレビで、見てました(^。^)

大きなビルをひとまたぎ、キングコングがやってくる〜
怖くなんかないんだよ〜、キングコングは友達さ〜♪
ヒデタン男爵2005年12月21日 10:45
>中さん
おはようございます。
私も洋画党なのですが、最近 邦画の中にも秀逸なものもがけっこうあります。終戦60年を迎え節目の映画ということもありますが日本人よる日本人の為の映画かもしれません。

>ママゴンさん
おはようございまーす。 TV版を見ていたのですか(^^♪
今回の「キングコング」の監督はピータ・ジャクソンというアカデミー賞を総なめした「ロードオブザリング」の監督でもあります。なので、絶対おもしろいと期待しています。
1933年版(私はモチ生まれていませんよ)、1972年版、その二年位後に「キングコング2」というのが作られこれは全然おもしろくなかったですが映画版すべて観ましたよ〜♪
ちゃこりーな2005年12月21日 16:58
今、観てきましたよ〜。
正直いってものすごく苦しく疲れました。(良い意味で)
色々と考えさせられますが、私なんかは生まれた時からぬくぬくと育った世代ですので、頭で理解することしかできません。が、今もどこかで戦争は続いているわけで、他人事でないことも確かですよね。
それに日々の生活の中で争いごとはたくさんあり、、、なんかうまく書けないんですけど
命があることを大事にしたいと思います。

お国のために命を捨てる、、権力のために人を殺す、、やっぱり私には理解できません。
人を殺さず、世界をまとめていくことってできないのでしょうか?
すみません、重くなっちゃいました。
ヒデタン男爵2005年12月21日 20:10
>ちゃこりーなさん
観てきましたか〜。
受け止め方はいろいろだと思います。でも映画を観て当時の人たちの心の痛みから学ぶものは多くあると思います。
国の威厳や権力の為に戦争をする人間はアホです。「人類みな兄弟」なんて世界は夢のまた夢。。。なのかナ(笑)

渋ちゃん2005年12月23日 10:35
29日が仕事収めとなり、来年の1月6日が仕事始めとなりますので
正月休みは映画三昧の日々になるかも知れません。
昨日は「キングコング」を観てきました。
スミマセン「男たちの大和」でなくて!(苦笑)

日本の戦争映画は子供の頃からいろいろ(特攻隊、人間魚雷回転など)
観ていますが、観るには気持ちのうえで少し覚悟が要ります。
反戦という意味では素晴らしいのですが、観た後は気が重くなって
しまうのです。
反戦の気持ちはいつも持っていますが、「男たちの大和」は
たぶんパスしてしまうと思います。
ごめんなさい!!<m(__)m>
ヒデタン男爵2005年12月23日 14:56
>渋ちゃん
「キングコング」どうでしたか。
何も考えずに観る映画もまた良しです〜(^^

「男たちの大和」大変すばらしい映画ですが少し重たいのは否めませんね。それは観る方の自由ですから全然気にされる必要はありません(笑)
あの悲惨な出来事は触られたくないという人だっているのですから。
じゅん2005年12月23日 16:37
いまだ観れておりませんが、
機会とチャンスをねらいつつ、

いまだーと思う瞬間がありましたら、
観にいく心積もりはできているのです〜。

もし、観ましたらば、ご報告しますー。
ヒデタン男爵2005年12月23日 18:27
>じゅんさん
みた感想は人によっていろいろと思うけど、じゅんさんがこの映画を観たときどう感ずるのかちょっぴり興味があるなぁ。
いまだーと思う瞬間あったら。。。観て下さい〜(^^♪
いなちゃん2006年01月03日 08:58
おはようございます^^

昨夜、息子と一緒に観に行ってきました。
うまく語れませんが、感動しました。こんな時代が、生き方があったんだ!と・・・
息子も戦闘シーンはグロテスクでちょっと苦手(親に似ずナイーブ?)なようでしたが、彼なりに感じるものがあったようです。
良い映画を紹介していただきありがとうございました。m(__)m
ヒデタン男爵2006年01月03日 12:11
>いなちゃん
こんにちは〜♪

そう言って頂くとお勧め冥利につきます。
内容は確かに重いものがありますが、愛する人の為、家族を守る為に十代半ばの若者が戦うってすごい事だと思います。
戦闘場面も監督の意図がありあえてリアルに表現したそうですよ。