広島市内の平和大通りの木々などがイルミネーションでライトアップされた。光で彩られた冬の街はまさにメルヘンの世界に紛れ込んだ気持ちになる。ライトアップがはじまると今年もあと一ヶ月で終わりなのだと実感する。ほんと一年が早い〜。
昨年から青色のイルミネーションが目立つようになった。まだ電球が主だがLED(発光ダイオード→半導体)に切り替わるのは時間の問題だと思う。
LEDは電球と比較して1/10の消費電力で10倍の寿命(5万時間)、発熱もほとんどない。1日8時間点灯して365日使用しても17年間使うことが出来る。信号機や懐中電灯、表示装置など活用範囲は広い。
今まで赤、黄色、緑は作られていたが青色は製造がなかなかむずかしいとされてきた。青色発光ダイオード訴訟で有名になった中村修二教授が発明した。これは世界的にも大変な発明なのです。
青色の実用化により赤、青、緑と光の3原色が揃い活用範囲ががぜん広がったと言う訳です。何兆円もの市場が見込まれるわけですから発明対価600億円も当然といえます。
しかし裁判所勧告により6億円で元職場である日亜化学と和解、「日本の司法は腐っている」と言ったの有名な話です。でもすごい話ですねぇ。