今年12月17日にロードショウ公開される「男たちの大和」のロケセットを一般公開している尾道まで行ってきました。
すでに入場者は25万人突破との事、場所は尾道市対岸の日立造船向島西工場跡の敷地内に作られています。入場料500円、会場内の移動はシャトルバスです。
6/1の日記で紹介した「大和ミュージアム」に展示してあるものは 実物の10分1で作られていますがこちらは実物大なので迫力はありました。戦艦大和の全長263mのうち船首から190m部分を実物大で再現しています。セットの制作費6億円というから日本映画もお金をかけるようになったものです。
会場内には使用された小道具の展示や映画のメイキングも上映されたり乗組員の遺品・遺書も数通公開されていました。戦地に向かう当時の若い人達の遺書は残された親を気遣い兄弟姉妹を想う凛とした内容に涙なくしては読めません。
原作者の辺見じゅん氏が6年の歳月と取材行脚から大和の生存者や遺族の重い口から語られた内容を元に兵士目線でみた乗組員の壮絶な記録文学を人間ドラマとして映画化。
今年は戦後60周年記念作品が目白押しですが戦争を風化させない為にも例えドラマや映画であってもいいことではないかと思います。
時代が違うとは言え当時の10代20代の若者像を平和の真っ只中にいる同世代の人はどう感じるのでしょうか〜。この映画を観てきっと得るものはあるかもしれません。 またまた重い日記になったちゃったかナ〜 (-_-;)