今年4月23日に「大和ミュージアム」が広島県呉市にオープンしたが、日祝日は入場者が多いので平日にと思い本日やっと行ってきた。戦時中は軍港と言われた呉市の歴史や造船技術など当時の生活・文化にふれながら紹介している科学技術館である。年配者が多いかなと思っていたが若い人たちも結構見に来ていた。
中でも圧巻は3階吹き抜けに展示された10分の1の「戦艦大和」の模型(26.3m)である。
若い人は知らないかもしれないが、排水量7万2808t、全長263m、最大幅38.9m、46cmの3連主砲9門(発射される砲弾1.9m重さ1.4t)を装備〜世界最強の不沈戦艦と言われ昭和16年に秘密裏に呉の造船所で完成。
しかし昭和20年4月沖縄への特攻海上作戦の途中アメリカの総攻撃に合い3000名の尊い命と共に撃沈された。
今年12月、辺見じゅん原作「男たちの大和」が上映されるが広島県尾道市で大和の実物大艦橋と甲板のセットが作られロケがはじまっている。反町隆史、中村獅童、仲代達也などが出演する。今、戦争を知らない世代が8割を占める。戦後60年、戦争は風化されつつあるが戦争の悲惨さは絶対忘れてはいけないと思う。今テレビをにぎわしているミンダナオ島の日本兵もある意味では間違いなく戦争の犠牲者だ。
ちょっと重い日記になったかも〜話題探しに苦労してます^^;